今朝、会社の月めくりカレンダーの一月を破りとったら、西表島の鮮やかな金色の写真が目に飛び込んできた。ほんとに二月? キラキラ輝いているのは、毛ばだった絨毯のようにも、平らに広がった雲海のようにも見える。そして、そのきらめきの中に、見慣れない樹木がぽつんぽつんと立っていた。手前にマングローブに似た密林が見えるので、金色に光っているのは、やはりさざめく海面なのだろう。
島の植生を調べると、その樹木は「ヤエヤマヒルギ」といって、たこ足のような根を海中に張り出すマングローブ特有の樹木だった。
極寒の二月に入った北海道で、このカレンダーを見ていると、自分たちが何を好きこのんでこんな辺境の地に住んでいるのだろうとつくづく思う。この土地には、雪が降り出したら、鬱々とした気分になる人たちがいる。そういう人たちにとって、この写真はちょっと酷だという気がする。
カレンダー制作者は、北方民への嫌がらせをやめよ! 冗談です。
しかし温暖化の昨今、北海道には、酷暑の内地の夏とは比べようもないくらい、過ごしやすい快適な夏がやって来るようになった。おあいこだ。(2014.2.3)
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