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2016.7.3 『朝里天狗岳』(683m)

 『塩谷丸山』から下山後、小樽市朝里へ移動。

朝里温泉を過ぎ、朝里ダム奥の朝里峠(この辺はなんでも“朝里”だよねえ・・・)を登って行くと、送電線の下をくぐる。

その辺りに『朝里天狗岳』の登山口がある。

車で走行していると、簡単に見逃してしまう目立たない登山口だ。

しかも登山口に駐車場がないので、なおさらわかりにくい。

昨年登ったときは晩秋だったので、路肩の草が枯れていたため登山口そばに駐車できた。

しかし今日は駆られていない雑草が伸び放題で、路肩の駐車は無理。

ただ、登山口から朝里峠に向かって走って500mほどのところに広い駐車スペースがある。

今日はその駐車スペースから歩いたが、けっこう車が通る車道を登山口まで歩くのは怖いものだ。

特にカーブ走行を好んで訪れるのであろうバイクが、爆音を轟かせながら猛スピードで近付いてくるのには恐怖を感ずる。

 

 11時10分、駐車地をスタート。

車道の端を歩いて、

11時15分、登山口。

ここから結構な傾斜の登山道が直線的に続き、高度を稼ぐ。

しかしこの登山道は昨年も記したが、北海道電力㈱による、送電線を維持管理するためのもの。

従って幅が広く、よく手入れされている。

『朝里天狗岳』頂上までの短い(1.5km)行程のうち、約半

分がこの北電管理登山道を利用させてもらっている。

そしてそれから離れると、登山道は急にブッシュが濃くなる。

しかし登山道は明白で、初心者でも迷うことはないのだが、とにかく身体にまとわりつくものの全てがわずらわしい。

藪こぎが嫌いな我々はその行程がやけに長く感ずる。

見通しも全く利かない。

二人して「こんなところ、ダニがつきそうでナジャなら歩けないべなあ」と話しながら歩く場面も。

  11時50分、頂上。

この山は頂上のわずか15mほど手前で、突然視界が開ける。

今日は頂上から続く北のピークまで足を運んでみた。

木々の枝をくぐりながら、

12時ちょうど、北のピーク。

こちらもピークのあるわずかな面積だけが開けていて、朝里ダムを見下ろせる。

う~ん、歩行距離が短くて時間がないときや、他の低山とセットで登るにはいい山だが、その時期は草木が枯れる晩秋としたい。

 

 12時45分、駐車地着。

このころには霧雨が降り出し、風もかなり強くなっていた。

あとで思ったのだが、あんなブッシュの中を素足の短パンで歩けるのは、女性の中でHiromiしかいないだろうな。

たくましくなったなあ・・・

 

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2016.7.3 『塩谷丸山』(629m)

 

 早いもので今年ももう半分が過ぎた。

そして私の勤め先は再び繁忙期に入り、7~8月と土曜休みはおろか「海の日」、「山の日」の祝日も出勤となる。

とことん登り続けたい私にはこれがきつい。

週に1日だけの休日では思うような行動ができない。

再就職したのはよいけれど、なんかやめたくなってきたわ~

更に、週にたった1日しかない休日に雨が重なると最悪!

この週末はそんな予報だった。

しょうがないので夕張の山で過ごそうと決めていたが、今朝家を出てから空を見て変更した。

 

 6時半に家を出ると小雨。

モチベーションガタ落ちだ。

Hiromiを拾って自らの第一声が、「どうしよう?」。

すると西の空が明るくなりだしたことに気付き、高速自動車道を利用して小樽へ。

 

 『塩谷丸山』は初心者には手頃な山で、人がわんさかと押し寄せる。

従ってこんな時でもないと足が向かない。

そんな少々憂鬱な気分で登山口に近付いて驚いた。

辺りの風景が全然違っている。

と言うのも、高速自動車道の大規模工事が進んでいたからだ。

以前は民家に隣接した細い市道脇に車を止め、地域住民に恐縮しながら登ったものだ。

ところが今そこに建つ民家は空家となっており、そのすぐ先に道路工事の企業体が設けた駐車場を利用できる。

簡易トイレも二組設置され、大変良い環境が整ったと言える。

工事標識にある工事終了期限以降も、この駐車場が残されることを願いたい。

更に、着いた時には我々の車一台のみ。

ラッキーっ!

 

 8時10分、駐車場をスタート。

しばらくは大規模な工事現場を眺めながら歩く。

そして工事用の鉄パイプ柵に導かれて登山口へ。

登山口を過ぎると以前のままの登山道が続く。

ただ、雨上がりで土がゆるみ、ドロドロ状態だ。

ツルツル滑りながらも、グイグイ高度を上げる。

周りの緑が実に美しい。

全く見通しが効かないまま、

8時55分、反射板。

この反射板は北海道電力が所有するものだが、どういう役目を果たすものなのか不明だ。

その後すたすた歩いて

9時05分、頂上。

心配したガスも晴れ、『塩谷丸山』ならではの美しい海岸線の風景を楽しませてくれた。

 

 下山して行くと、登山口近くになって数パーティと交差。

登る時間的タイミングがよかった。

10時00分、駐車場着。

 

 今日の『塩谷丸山』は足を向けて正解!

 

 

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