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2016.7.31 『黄金山』(740m)

 

 先週の日曜日は久々に天候を心配することなく予定を立てられたが、

この日曜はまた雨の予報。

それでHiromiと雨に濡れて歩く覚悟で、昨夕終業後浜益へ向かった。

『黄金山』登山口で車中泊したのだか、暑くて寝るまでカーエアコンをつけっぱなし。

それから運転席と助手席の窓を網戸にして、エンジンを切って寝たのだが、どうにも暑くて寝苦しい。

仕方なくまたエンジンをかけ、エアコンをつけて寝た。

しかしいつの間にかHiromiにエンジンを切られ、寝たんだか眠れなかったんだかはっきりしないまま朝が来た。

 

 5時40分、立派なトイレが建つ登山口をスタート。

この立派なトイレも昔はなかったのだが、10年ちょっと前に建てられたんだったかなあ・・・

静かな山裾を奥へと進むが、湿度が高く暑い。

みるみる全身から汗が吹き出る。

天候は雨どころか、日さえ射している。

 

 旧道との分岐点先まではなだらかな登山道もやがて斜度を増し、あとは頂上まで急登の連続となり、グイグイ高度を稼ぐ。

この山、獲得標高差がたかだか550mほどではあるが、登山道の状態、段差、頂上付近の危険度を考えると、

その行程の短さ故に安易なトレッキングシューズ(ブーツ)を使用するのではなく、

高所用の固くしっかりした登山靴を使用することを勧める。

 

 今日はどうもHiromiの足取りが重い。

不調のようで、黙って登っていると、次第に遅れていく。

珍しいことだが、やはり人間には好不調の波がある。

 6時30分、頂上。

雨どころか、ガスに覆われているものの、明るく気持ちの良い天気だ。

 

 

風が吹き抜ける頂上で涼んでから下山開始。

登山道はよく滑るので慎重に下り、

7時25分、登山口。

  天候なんか全く期待せず、雨の中を歩くつもりでいたので、とんだ拾いものだった。

 

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