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2017.2.18 『鬼首山』(641m)

 この週末は今日、土曜日だけの山行となる。

その一日がひどい予報で、十勝方面まで出かけなければ太陽は望めそうもない。

日帰りで遠出する気にはなれないので、夕張で遊ぶことにした、雪模様を覚悟で。

 

 今朝出かける前、Hiromiからメールが入った。

50肩の痛みが激しく、眠れないしザックも背負えないので、同行をやめると。

ずいぶんひどいことになったものだ。

それで6時にMocchanと江別を出た。

 

 出発時は大夕張から『八百五十』と決めて出たのだが、

夕張に入るとそちらの方向は完全に雪雲の中。

それに対し南側は青空が覗いていた。

そうなると、どうしたって晴れている方に足が向く。

夕張市とは南北に長く、北夕張と南夕張では気象条件が全く違う。

北夕張は石狩市~当別町~岩見沢市という豪雪ラインの延長上に有り、

なかなか天候が優れず、積雪も多い。

それに対し、南夕張は太平洋側の気候の影響なのか、

割と穏やかな日が多く、積雪も少ない。

 

 青空の下にあって一番近い『鬼首山』に登ることにした。

7時45分、細い農道脇に駐車し、スノーシューでスタート。

そして樹林帯に入ってアップアップ・・・

もなか雪で、表面の固い層の下が深い。

大型のスノーシューも、一歩一歩ズブズブと飲み込まれ、一向に進まない。

「こりゃあ回を重ねて登ってきた中で、一番苦労しそう」とぼやかずにはいられない。

しかし、それも長くは続かなかった。

しばらく登ると雪が締まって歩きやすくなった。

天候は一旦曇ったもののまた晴れ出し、

頂上へ続く稜線に上がる辺りでは素晴らしい晴天となった。

こりゃあどうなってるの?

Mocchanの「晴れ男伝説」が、また一つ重厚さを加えた。

Mochanが言うには、一人で登った山も含め、晴天の確率が100%!

正に「晴れ男」と信じぬわけには行かなくなった。

 

 稜線に上がると、それまで見えなかった西側(札幌側)の展望が一気に開ける。

そんな風景を楽しみながら歩き、

9時25分、頂上。

青空が広がり、風の弱い頂上。

Mochanは「気持ちいい~っ!」を連発。

その後稜線直下まで下って、

9時50分、ちょっと早い昼食。

Mocchanは今日も焼き芋持参だ。

毎回持ってくる焼き芋だが、仕事にも毎日持って行くそうだ。

好きだねえ、焼き芋。

 

 昼食後は淡々と下り、

11時ちょうど、駐車地。

まだ午前中のうちに「ユーパロの湯」に浸かり帰途に着いた。

いやあ、今回ばかりは全く望んでいなかった晴天を満喫することができ、

楽しい山行だったわぁ~

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