北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2018.12.29 『安平山』(166m) 降り止まぬ雪に参ったぁ・・・
今朝も起きて除雪。
降り止む気配がない。
ゆっくり確実に除雪をして、
9時にHiromiを迎えに行った。
すると昨日同様、
南幌町、長沼町が全く除雪されていない。
いったいどういうわけだ?
あふれる車道の雪にハンドルを取られ、
あわや側溝に転落しそうな場面さえあった。
二日続けてこれはないだろう!
Hiromiの住まいに到着しても、
町道に雪が溢れ、
対向車とすれ違うのが大変だ。
そして尚も降り続く雪、雪、雪・・・
「今日も馬追にするべえ」と、
『長官山』の麓へ車を走らせるも、
車道の雪が山に近づくに従って、
その量がどんどん増えて行く。
どうしてこんなになっても除雪車が出動しないのか、
不思議でたまらない。
とにかく『長官山』にすら近付けない状況の中、
やはり車の故障が心配になり、
雪の少ない南に方向を変えて車を走らせた。
そして長沼町の市街地のすぐ南側まで走ると、
突然積雪量が少なくなる。
北長沼の車道における積雪量が30~40cm。
それに対し、南長沼ではほぼ0cmだ。
自然が成せる行為にはしばしば首をひねらせられる。
結局隣の追分で『安平山』に登ることにした。
もう嫌気がさし、
Hiromiなんか「昼寝するかぁ」とか、
「今日は食べ歩きするかぁ」とか言い出す始末。
そんなこんなでうだうだし、
ちょうど昼頃『安平山』の麓の駐車地をスタート。
こちらは日本海側から押し寄せる雪雲の南限にあるため、
北風が吹いても雪が降ったり止んだりだ。
決して降り止まぬことはない。
『安平山』をぐるり周遊できるコースを、
『安平山』の南側から回った。
ただ、途中の分岐より送電線の保守管理用の刈り分け道に入り、
1kmほど歩いてみた。
アップダウンが続き、
最低標高であろう小沢を渡る辺りまで進んで引き返した。
来年雪が融けて新緑の頃、
この先をどんどん歩いてみたいという意欲が湧いてきた。
分岐まで引き返したあとは素直に『安平山』へ。
ここまでの道のりはツボ足で、
まるで晩秋から初冬の山を歩いているような感覚た。
しかし季節は既に厳冬期。
ちょっとだけタイムスリップしたような、
不思議な感覚を覚え駐車地へ。
そこで後片付けをしていると、
地元の人であろう男性が徒歩でやってきた。
背中にはザックを背負い、両手にストック。
そして「こんにちは~」と挨拶を交わした。
すると「もう行ってきたんですか?」、
と尋ねてきたその男性に、Hiromiが応じた。
「何されてるんですか?」
「山登りです」
おいっ!!
山登りのかっこして、あと何するのよ!?
あいも変わらず、
トボけたHiromiであった。
最後は麓の「ぬくもりの湯」で汗を流して帰途に着いた。
明日は年内最後の山登り。
また馬追丘陵で締めくくりだな・・・
2018.12.28 『長官山』(254m) 雪、雪、雪、そして吹雪・・・
私の仕事先は25日で年内の業務を終了し、
1月6日までの長い休みに入った。
4、7、12月の繁忙期に土曜出勤となるが、
それが終わるとこの長い休みがあったり、
有給休暇を取りやすくなったりするので、
この仕事を続けようという気になる。
こんな私でも、年末となると何かと用事があり、
年内は泊まりがけの山行ができないため、
日帰り山行が続くことになった。
しかしこの年末はそれでよかった。
ワッサワッサと降り続く雪に、
自宅の除雪に追われるため、
とても家を空けていられる状態ではない。
昨日の朝、Hiromiを迎えに行ったものの、
我が家からHiromiのところまで除雪が入っておらず、
先日の故障以来車が心配で、
直近の馬追丘陵で遊ぶことにした。
馬追丘陵は近いし結構楽しめる。
特に積雪が増してくるとどこでも歩けるので、
色々な場面を楽しむことができる。
7時50分、火葬場登山口をスノーシューでスタート。
そのまま夏道沿いに進む。
そして9月の台風による風倒木で、
通行不能となった夏道を回避し、
北側を回って上部の登山道に当てた。
そして再び夏道沿いに歩を進め、
8時40分、『長官山』。
今回はここから初めて東南東に伸びる尾根を下ってみることした。
『長官山』の西側は色々登下降してみたが、
東側に足を踏み入れるのは初めてだった。
そして驚いた。
背の低い笹の尾根筋に笹刈りされたような跡が続き、
その道筋にピンクテープがたくさん付けられていた。
「ええーっ、こんなところにぃ~」と驚いたとたん、
目の前に何やら記念碑みたいなものが現れた。
そしてそれには標識がついており、
「馬追山子午線票」とある。
このとき「子午線」(しごせん)という言葉に、
聞き覚えはあるものの、
64歳のこの歳までその意味を知らずに来たことに気付いた。
それで帰宅してウィキペディアで調べてみた。
すると「子午線」とは地球の赤道と直角に交差するように、
両極を結ぶ大円とある。
また、これを南北線あるいは南北圏とも表現するそうだ。
更に子午線に対し、
それと直交するものを卯酉線(ぼうゆうせん)というそうだ。
みなさん、勉強になったっしょ~っ!
しかしねえ、この「子午線票」を見たHirromiはこれを、
「こうしせん」と読んだんだからねえ!
まったくとぼけた奴だよ。
その後尾根をピンクテープに導かれながら、
どどん下って行くと、トドマツの大木が立ち並ぶ麓より、
突然広い大地に飛び出した。
それははっきりゴルフ場と確信できる光景だった。
そしてピンときた、ユニ東武ゴルフ場であると。
ゴルフをしない私でも、
そのゴルフ場の名称は記憶の中にあった。
9時25分、ゴルフ場から再び『長官山』へ登り返した。
この日は天候が荒れ模様で雪が降りしきり、
尾根筋では強風が吹き荒れて吹雪となっていた。
しかし唯一、この登り返しのわずかな時間だけ上空の雲が割れて青空が!
9時55分、再び『長官山』。
そして今度は夏道を馬追温泉側に下り、
10時20分、登山口。
折り返してまた登り返す。
10時50分、三度『長官山』。
それからまたユニ東武ゴルフ場に下り、
11時25分、ゴルフ場。
この登り返しの途中で昼食タイムをとった。
そして11時50分、四度『長官山』。
あとは相変わらず吹雪く中を下り、
12時25分、火葬場登山口。
雪に降られっぱなしではあったが、
なかなか良いトレーニングになったことに満足し、
夕方「サイゼリヤ」でかんぱ~いっ!