1月10日の「九州と本州を往復(福岡・北九州 新春の旅 2日目)」の詳細版、きのうの「『福岡・北九州 新春の旅』 覚え書き(その1)博多篇」のつづきです。
話は去年の12月中旬に遡ります。
今回の福岡遠征を2泊3日の旅程で決行することを決めたあと、MISIA 星空のライヴV Just Ballade以外の行動計画をぼんやりと考えていました。
まず、太宰府の九州国立博物館は既定路線のように決まり それから、門司港辺りにも行ってみようかと思いました。ただし、福岡から北九州まで足を伸ばしても、門司港以外に観ること炉があるだろうか? まさかスペースワールドに行く手はないだろうとも…。
そんな時、12月13日のNHK「日曜美術館 アートシーン」を見ていますと、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ロートレック・コレクション」展が紹介されました。
私、ロートレックが好きなもので、へぇ~と思っていると、1月2日~2月7日は北九州市立美術館へ巡回するというではありませんか
しかも、北九州市立美術館のHPを見ますと、「ロートレック・コレクション」展は分館で開催され、本館では「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」が開催されるのだとか。
なんという奇遇(?)でしょうか エゴン・シーレも、かなりお気に入りの画家の一人です。こりゃ、ハシゴするしかない
です。しかも、観覧料金は両展それぞれ1,000円ながら、一方の観覧券の半券を見せればもう一方は800円で観られるという特典つき
ただし、問題を発見 分館は小倉駅からほど近い繁華街っつうか小倉城の隣りにあって交通至便なのですが、本館は分館からかなり離れた場所にあって、地図で見る限り、戸畑区の人里離れた森の中のようです。
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さて、この2館をハシゴすることはできるのでしょうか? 北九州には土地勘がありませんし・・・
と、美術館のHPによりますと、本館⇔分館の連絡バスがあるではありませんか。
また、JR戸畑駅⇔本館の臨時直行バスもあります。
連絡バスは、共に1時間に1本の運行ですが、これならなんとかなりそうです。
私の場合、博多⇔小倉を新幹線で往復して、門司港まで足を伸ばす予定ですから、
博多⇒
⇒小倉⇒北九州市立美術館・分館⇒
⇒北九州市立美術館・本館⇒
⇒戸畑⇒
⇒門司港⇒門司港レトロ⇒門司港⇒
⇒小倉⇒
⇒博多
のルートを採ることにしました。これなら無駄な動きが極小です。
心配な点は、私の行動が連絡バスの時間が合うかどうかということ。
ま、それは行ってみないと判りません。
ということで、博多発9:37のひかりレールスターに乗って出発 そして、17分後の9:54には小倉に到着
速いです
これで2,050円(自由席)ならば、在来線
の特急(最速で40~45分、1,750円)や快速(60分程度、1,250円)、高速バス
(80分程度、1,100円)に対して圧倒的に競争力があります
そんなわけで、北九州市立美術館・分館の開館時刻10:00(本館は9:30)にほどよい時刻に小倉駅に降り立ちました。
この日(1月10日)は、北九州市の成人式があるようで(さっき調べたところ、スペースワールドで行われたもよう)、晴れ着姿の新成人らしき「若人(わこうど)」が続々と小倉駅に向かってきていました。最も一般的な女性の装いは、茶髪を目一杯盛り上げた振り袖姿。個人的には、モリモリ茶髪と振り袖は合わないと思うのですけれど…。
さて、駅からパチンコ屋が立ち並ぶ小路を抜けて、柴川に至ると、美術館のあるリバーウォーク北九州が見えました。
このビル群、色といい、形といい、かなり日本離れしている(中国にありそう)と思うのは私だけでしょうか?
ふと思ったのですが、真ん中のビルの尖塔、朝日新聞西部本社が入居しているだけに、朝日新聞東京本社のと似てる…。
一方、上の写真の撮影位置から目を右に転じると、
ガラリと雰囲気の違う「常盤橋」。
木造の橋だそうで、歩く感触も、欄干や手すりの手触りも心地良い
意図的にこの橋を渡ってリバーウォーク北九州に向かいました。
と、かなり中途半端でありますが、きょうのところはこれでお終いです。
いろいろ事情がありまして…
つづき:2010/01/12 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その3)小倉篇