「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その8)天神篇のつづきです。
最終日(1月11日)の朝、目が覚めるとまだ真っ暗です。7時を過ぎてもまだ暗い。
そういえば、9日の夕方、陽の落ちる時刻が遅いことを痛感しましたっけねぇ。
改めて調べてみますと、これだけ違います。
福岡 | 浦和 | 差 | ||
---|---|---|---|---|
1/ 9 | 日没 | 17:28 | 16:45 | 0:43 |
1/10 | 日出 | 07:23 | 06:52 | 0:31 |
さすが西国(さいごく)ですなぁ。
さて、ホテルをチェックアウトすると、すぐに西鉄福岡(天神)駅に向かい、有人のきっぷ売り場で九州国立博物館きっぷを購入しました。
西鉄は、九博で企画展が開催されると、このきっぷを発売しているようですので、定期券を使わずに太宰府まで行って、九州国立博物館(九博)に行くつもりなら、ぜったいこのきっぷがお得デス(断言)
「九州国立博物館きっぷ」は、みどりの窓口に置いてある「チケット入れ」のような構造になっていまして、表(おもて)はこんな具合。
これを開きますと、
こんな構造になっていまして、電車の往復チケットと、九博の特別展チケット
、平常展(=文化交流展示)チケット
がコンパクトにまとまっています。
さらに、太宰府近辺の施設の割引券もついてきます。
もっとも、わたしはどれも使いませんでしたけど…。
さらにさらに、運がよいと、特製ポストカードまでもらえます。私がいただいたポストカードはこちら。
沖縄・石垣島の桃林寺の金剛力士立像(18世紀央)です。
実物を拝見しましたけど、いかにも南方系でホンワカする仁王様でした。
西鉄福岡(天神)駅から太宰府駅までは、30分ほど。
5年前は都府楼(とふろ)前駅で降りて、太宰府跡を見学した後、路線バスで太宰府天満宮へ行きましたが、今回は西鉄二日市駅で乗り換えて、太宰府駅まで電車
で行きました。
太宰府駅から九博に行くには、大きく分けて2通りのルートがあります。
一つは太宰府天満宮の境内を通るルート、もう一つは上の地図で「国博通り側アクセス」と示されているルートです。
今回は、初めて歩く国博通り(「九博」ではなく、「国博」ってところがローカルです)を通ってみました。
途中にある光明禅寺の山門に目を惹かれました。
軒先に獅子が取り付けられていて、その獅子がエビ反っている(ちと表現が古い)のですよ。
シャチホコの真似をしているのでしょうか? (不謹慎ながら、宴会芸でこういうのがありますな…)
で、もって、到着しました。九博です
ところが、ここで上り坂が待っていました。
一直線に登るコンクリート製の階段と、スロープの上り坂と、山道のような階段と三つのルートを選べますが、坂を登らなくてはならないのは一緒です。
私は、「山道のような階段ルート」を選びました。
まだ九博の門を入ったばかりですが、きょうはこの辺で…。
つづき:2010/01/23 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その10)九博篇<中>