「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その11)九博篇<下>のつづき、ようやく最終回です。
九博の見学を終えた私、せっかくですので、太宰府天満宮にご参拝。
すっごい人です。
考えてみれば、私には縁のない話ながら、受験シーズン目前だったんですな。
上の写真の楼門前に負けじ劣らず、本殿前もすごい人
上の写真ではユルユルに見えるかもしれませんが、楼門から本殿に続く石畳の上には、ビシ~っと参拝客が密集していました。やはり、学生服(制服)姿の中高生が多い
私は、せっぱつまった方々(?)の邪魔をしちゃいけないと、「お急ぎの方は、本殿正面を避けてご参拝ください」といった内容の掲示に従い、正面向かって右側30°(2日前の福岡サンパレスと似たような角度)からお参りしました(御利益には「見切り」がありませんように
)。
そして、今年2回目のおみくじを引くと、
またもや「吉」。
この「吉」のランクをネットで調べてみました。すると、神社や説によって微妙に異なるようです。
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>・・・
という説(これが一般的かも)がある一方で、
大吉>吉>中吉・・・
という神社もあるようです。どちらにしても、私は先週末に引いてきた大宮八幡宮のもの(こちらをご参照方)を含めて、吉⇒吉⇒吉ですので、運は悪くない、いや、前途洋々っぽいです。
楼門を出たところで見た牛がよかったぁ~。
ねじりはちまき+日本酒。しっかりとオヤヂしてます
うぃ~
なんだオメエ、何を見てんだ? 俺は見せ物じゃねぇよ
と、からまれそうな風情です。
この酒を誰が置いたか知りませんが、注文をつけるとすれば、とっくり型のボトルではなく、ワンカップの方が似合うのではないかと、そう私は思います…。
次に注目したのは、石灯籠。てっぺんに乗っかっている唐獅子が・・・、
エビゾリしています
さっき見た光明禅寺の山門の唐獅子(こちらをご参照方)と同じポーズです。
この地域では一般的な意匠なのかもしれませんな。
ズラリと並ぶ屋台に気をそそられながらもついには手を出すまでには至らず(肝心の値段が表示されていない)、お土産屋さんや梅ヶ枝餅屋さんを横目に見ながら、た~らた~らと太宰府駅に戻りました。
まったくもって、地元にお金を落とさないセコイ観光客で、誠に申しわけありません。
駅の近くで天ぷらうどんを食べてから、ごく平穏に電車を乗り継いで(太宰府駅⇒西鉄二日市⇒西鉄福岡(天神)⇒地下鉄天神駅⇒地下鉄福岡空港駅)福岡空港へ向かいました。
福岡空港で、こちらで書いたように預託荷物の検査に引っかかったことと、その預託荷物のカバンからイヤホンを取り出すのを忘れたために、畿内では「聴診器」 を使ってオーディオサービスを聴くしかなかったことを除けば、これまたごく平穏に羽田空港に到着
。
帰路の座席は翼の真上でしたので、景色をほとんど楽しめなかったのはちょいと残念でした。
羽田空港から自宅までは、昨年末の関西旅行の時(こちら)と趣向を変えて、
と、オーソドックスなルートを選びました。
結局、羽田から自宅までの所要時間は、リムジンバスを使った昨年末の時とほとんど違いません。
ということで、2泊3日の「福岡・北九州 新春の旅」覚え書きは、これにて全巻の終わりでございます。