新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

カトケンの「シャドーランズ」を観てきました

2010-01-16 21:08:23 | 演芸・演劇

加藤健一(カトケン)事務所の「シャドーランズ」を観てきました。

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ここ1年でカトケンの芝居を観るのは、去年3月の「川を越えて、森を抜けて」、6月の「パパ、I LOVE YOU!」、11月の「高き彼物」に続いて既に4本目。

な~んとなく、翻訳コメディのイメージの強いカトケンですが、こうして見ると、純粋な(?)コメディは「パパ、I LOVE YOU!」の1本だけ。これまたな~んとなく意外です。

   

さて、きょう、私が観てきたのは13時からの回でした。

実際のところかなり久しぶりに自宅でのんびりする休日だったもので、なんやかやとやることがあって、気がつくと既に12時近い

ドタバタと身支度を調えて出発
歩きながらケータイで電車の時刻を確認すると、最寄り駅を10分後に出発する設定だと、一番早くても下北沢到着は12:59ですと こりゃまずいです

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MISIAのライヴなら15~20分遅れの開始は「当たり前」 (良い習慣とは思えませぬ…)ですが、世間一般的には、コンサートや芝居は定刻に始まるものです。

そこで、一本前の電車ではどうかと見ると、最寄り駅を12:02発で、下北沢着が12:48。これなら何とかなります。ホッと胸をなで下ろしながらも、歩調を早めたのでありました。

結局、最寄り駅12:01発の快速電車に乗ることができ、

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下北沢には余裕で到着できたのでした。パチパチパチ

   

このお正月、加藤健一事務所から年賀状が届いていました。

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この年賀状の下の方には、


ご観劇の際にこのハガキを持ってきて下さったお客様には、抽選で素敵なお年玉をプレゼントいたします!


と書かれています。

そんなわけで、このハガキを持参して、運試し  が、ハズレでした…

   

前置きが長くなってしまいました。「シャドーランズ」の感想を書きます。

舞台は1950年代の英国・オックスフォード。主人公のC. S. ルイス(名作ファンタジー「ナルニア国物語」の作者)を始め、登場人物の多くがオックスフォード大学の先生たちなものだから、会話が高尚かつウィットが難しすぎて、始めのうちは入り込めませんでした。

ですが、あけすけなユダヤ系アメリカ人ジョイが、閉ざされたソサエティ(いわゆる「象牙の塔」?)に割って入ることで、ムードが変わっていきます。

そして、始めは何やらうさんくさそうだった異邦人ジョイが、超草食人種ジャック(ルイスの愛称)がそれまで意識もなく張り巡らせていた心の壁(仮面?)を壊すとともに、ジョイ自身がどんどん魅力的に見えていく過程が不思議かつ見事でした(春風ひとみさん、良かったですよぉ~)。


一方で、劇中に示された、


「神は私たちを愛しているのか?」
「神が私たちを愛しているのならば、なぜ私たちは『傷み』に苦しまなくてはならないのか?」
「『傷み』は神のどのような意思によるものなのか?」


といった「設問」は、非キリスト教徒の私には難しかった…。

でも、冒頭に貼ったチラシの裏面にかかれたジャック、いや、惹句にはしみじみしました。


見たらきっと、あなたも人を愛したくなる---。


う~ん、確かに・・・。

   

カトケンの前作「高き彼物」が、NHK BS-2で放映されますヨ

2010年1月22日 24:45~ ('10/1/23 00:45~)
NHK BS2 「ミッドナイトステージ館」

是非ともご覧くださいませ

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長く定期購読してきた雑誌にサヨナラ

2010-01-16 06:25:34 | 本と雑誌

きのう、長く定期購読してきた某雑誌に別れを告げました

ちょうど、自動更新の案内が届きましたので、こちらをFAX送信しました。

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文中にもありますが、私はこの雑誌を20年近く定期購読してきました。決して安くはないものの、かなり信頼に足る雑誌だとおもって読んできました。

ところが、数年前にこの雑誌の周辺で怪しげな事件が起こり、これまた怪しげな噂がネット上でも流れるようになりました。

それだけならまだしも、2年ほど前、「ちゃんと取材して書いたのかよ」と、確信を持って「誤報」と断言できる記事が載り、それを指摘したにもかかわらず、訂正は無し…。
編集部から丁重なメールを頂きましたが、しっかりとフォローした形跡はありません。
こりゃ、潮時かな…、と思っていたところ、去年の後半から、ますます怪しげな情報が流れ出しました。

そして決定的だったのが、「発行人」が1月号に書いたコレ。

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ネットで読んだ「怪しげな情報」が信憑性を増してきました。

特に、

門前の小僧でもあるこの息子も、二、三年 もすればY生の全盛期並みの仕事ができるようになるでしょう。せいぜい応援してやってください。

って、何? ただの親バカじゃないのか?

どうして「Y生」氏に恩も義理もない私が、海のものとも山のものともつかぬ「Y氏のご子息」が編集長を務める雑誌を、安くもない金を払って読み続けなければならない?

ということで、購読停止に至りました。

正直、寂しい気持ちもありますが、ホント、潮時なのだと思います。

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