旅行記を再開して、「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その4)戸畑篇のつづきです。
戸畑駅から準快速に乗って門司港に向かいました。電車のシートの柄が、いかにもJR九州らしく派手です(昔乗って度肝を抜かれたかつての特急ソニックのよりは地味だけど…)。
門司駅を過ぎて門司港に近づくにつれて、沿線の風景が何やら寂しげ…。廃屋や壊れかけたような家がいくつも目に入り、薄曇りの天候とも相まって、なんとも寒々しい光景です
。大丈夫か? 門司港
戸畑駅から20分ちょっと(小倉駅からなら15分弱)で、門司港駅に到着しました。
おぉ、このホームの感じ、良い
「最果てのターミナル駅」 の雰囲気デス
改札内に人力車や古い消防車(ポンプ車)が置かれていて、ビミョーな風をたたえていますが、板張りの駅舎がステキ。
駅の内部も、
駅の外部も、
ひじょうによござんす
門司港に着いてみると、さっき見たくたびれた沿線風景が嘘のように観光客が多い
地区が丸ごとテーマパークのようで、みんな楽しそうです。
私もガイドマップを手に、ぶ~らぶ~らと彷徨ってみました。
こちらは旧大阪商船(現在の商船三井)。
一見煉瓦造りですが、タイル張りなのだそうです。
この建物、裏から見ても、っつうか、裏から観た方がわたしとしては好きです。
1階は多目的スペースの「海峡ロマンホール」、
2階は「わたせせいぞう と海のギャラリー」ですが、こちらはパス
この旧大阪商船と背中合わせに建っているのは、旧門司三井倶楽部です。
いかにも財閥の社交施設っぽいですな。
この建物、かつては離れた場所にあったのを移築したものだそうです。
確かに、現在のように駅前の賑やかな場所ではなく、裏山の中腹に建っている方が似合いそうな気がします。
この建物の裏には、がらりと雰囲気を変えた日本家屋がつながっています。
住み込みの使用人さんたちの居住地域だったのでしょうか?
ちょいとここらで小休止をいただきます。m(_ _)m
<r />つづき:2001/01/19 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その6)門司港篇<下>