新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

カトケンの「シャドーランズ」を観てきました

2010-01-16 21:08:23 | 演芸・演劇

加藤健一(カトケン)事務所の「シャドーランズ」を観てきました。

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ここ1年でカトケンの芝居を観るのは、去年3月の「川を越えて、森を抜けて」、6月の「パパ、I LOVE YOU!」、11月の「高き彼物」に続いて既に4本目。

な~んとなく、翻訳コメディのイメージの強いカトケンですが、こうして見ると、純粋な(?)コメディは「パパ、I LOVE YOU!」の1本だけ。これまたな~んとなく意外です。

   

さて、きょう、私が観てきたのは13時からの回でした。

実際のところかなり久しぶりに自宅でのんびりする休日だったもので、なんやかやとやることがあって、気がつくと既に12時近い

ドタバタと身支度を調えて出発
歩きながらケータイで電車の時刻を確認すると、最寄り駅を10分後に出発する設定だと、一番早くても下北沢到着は12:59ですと こりゃまずいです

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MISIAのライヴなら15~20分遅れの開始は「当たり前」 (良い習慣とは思えませぬ…)ですが、世間一般的には、コンサートや芝居は定刻に始まるものです。

そこで、一本前の電車ではどうかと見ると、最寄り駅を12:02発で、下北沢着が12:48。これなら何とかなります。ホッと胸をなで下ろしながらも、歩調を早めたのでありました。

結局、最寄り駅12:01発の快速電車に乗ることができ、

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下北沢には余裕で到着できたのでした。パチパチパチ

   

このお正月、加藤健一事務所から年賀状が届いていました。

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この年賀状の下の方には、


ご観劇の際にこのハガキを持ってきて下さったお客様には、抽選で素敵なお年玉をプレゼントいたします!


と書かれています。

そんなわけで、このハガキを持参して、運試し  が、ハズレでした…

   

前置きが長くなってしまいました。「シャドーランズ」の感想を書きます。

舞台は1950年代の英国・オックスフォード。主人公のC. S. ルイス(名作ファンタジー「ナルニア国物語」の作者)を始め、登場人物の多くがオックスフォード大学の先生たちなものだから、会話が高尚かつウィットが難しすぎて、始めのうちは入り込めませんでした。

ですが、あけすけなユダヤ系アメリカ人ジョイが、閉ざされたソサエティ(いわゆる「象牙の塔」?)に割って入ることで、ムードが変わっていきます。

そして、始めは何やらうさんくさそうだった異邦人ジョイが、超草食人種ジャック(ルイスの愛称)がそれまで意識もなく張り巡らせていた心の壁(仮面?)を壊すとともに、ジョイ自身がどんどん魅力的に見えていく過程が不思議かつ見事でした(春風ひとみさん、良かったですよぉ~)。


一方で、劇中に示された、


「神は私たちを愛しているのか?」
「神が私たちを愛しているのならば、なぜ私たちは『傷み』に苦しまなくてはならないのか?」
「『傷み』は神のどのような意思によるものなのか?」


といった「設問」は、非キリスト教徒の私には難しかった…。

でも、冒頭に貼ったチラシの裏面にかかれたジャック、いや、惹句にはしみじみしました。


見たらきっと、あなたも人を愛したくなる---。


う~ん、確かに・・・。

   

カトケンの前作「高き彼物」が、NHK BS-2で放映されますヨ

2010年1月22日 24:45~ ('10/1/23 00:45~)
NHK BS2 「ミッドナイトステージ館」

是非ともご覧くださいませ

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長く定期購読してきた雑誌にサヨナラ

2010-01-16 06:25:34 | 本と雑誌

きのう、長く定期購読してきた某雑誌に別れを告げました

ちょうど、自動更新の案内が届きましたので、こちらをFAX送信しました。

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文中にもありますが、私はこの雑誌を20年近く定期購読してきました。決して安くはないものの、かなり信頼に足る雑誌だとおもって読んできました。

ところが、数年前にこの雑誌の周辺で怪しげな事件が起こり、これまた怪しげな噂がネット上でも流れるようになりました。

それだけならまだしも、2年ほど前、「ちゃんと取材して書いたのかよ」と、確信を持って「誤報」と断言できる記事が載り、それを指摘したにもかかわらず、訂正は無し…。
編集部から丁重なメールを頂きましたが、しっかりとフォローした形跡はありません。
こりゃ、潮時かな…、と思っていたところ、去年の後半から、ますます怪しげな情報が流れ出しました。

そして決定的だったのが、「発行人」が1月号に書いたコレ。

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ネットで読んだ「怪しげな情報」が信憑性を増してきました。

特に、

門前の小僧でもあるこの息子も、二、三年 もすればY生の全盛期並みの仕事ができるようになるでしょう。せいぜい応援してやってください。

って、何? ただの親バカじゃないのか?

どうして「Y生」氏に恩も義理もない私が、海のものとも山のものともつかぬ「Y氏のご子息」が編集長を務める雑誌を、安くもない金を払って読み続けなければならない?

ということで、購読停止に至りました。

正直、寂しい気持ちもありますが、ホント、潮時なのだと思います。

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「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その4)戸畑篇

2010-01-15 07:16:08 | 旅行記

「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その3)小倉篇のつづきです。


北九州市立美術館・分館⇒本館の連絡バスに乗って約20分、本館に到着しました。

なぁ~んと、巨大な、バブリーな美術館なのでしょうか

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大丈夫か、北九州 と余計な心配をしてしまう私でございました。

長~ぁいエスカレーターに導かれて、エントランスへ。

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と、入場しますと、生ピアノの演奏(モーツァルトのピアノソナタ)と、それを聴く大勢の人たち

ちょうど「ミュージアム・コンサート」が開催されていたのでした。
それにしても、こんなに大勢のお客さんが来ているんだ、と、ちょっと驚きでした(なにせ、いかにも交通の便が悪そうな場所なもので…)。

100115_1_3 時間にたっぷり余裕があれば、生演奏を楽しんでいたいところですが、残念ながら先を急ぎます。

でも、ウイーンゆかりの生音(なまおと)が響く中で観る「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」はなかなかでした。
ただ、19世紀末のウィーンのイメージとはちょいと違う音楽ではあったような…

   

そんでもって、肝心の展覧会。
これまた、う~む…でした。評価は、5点満点で、★★★(3.5点)

全然、つまらなくはないのですが、う~む…です。
どうしてなのでしょうねぇ。

貰って帰れるものならコレ」な作品はあったんですよ。


例えば、エゴン・シーレの「アルトゥール・レスラー」とか、

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シーレがウィーン工房の絵はがきのために描いたモノとか、

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ウィーン分離派展のポスターとか、かなり気に入りました。
でも、展覧会全体として、ちょっとイマイチの印象…。

そんな風に、これまた30分程度で観終わってしまいました。

   

エントランスでは、まだミュージアム・コンサートが続いています。
通常展を観ようかなとも思いましたが、腹が減ってきたので、戸畑駅行きのバスの時刻まで、昼食を摂ることにしました。

館内のレストランに行き、カルボナーラを注文。
ところが、けっこう待たされた…
バスの発車時刻がどんどん近づいてきます。
まずいなぁ、1時間あとのバスにしようか、それも良いかな? と思ったタイミングで、ようやくカルボナーラにありつけました。

急いで食べるパスタとして、生クリームが熱々のカルボナーラはあまり適切ではありませんでした。それでも、口の中をやけどしないように、ソースを飛ばさないように気をつけながら、猛烈な勢いで平らげ、セットのアイスコーヒーをガバリと飲み込むと、バス乗り場にダッシュ

そして、きわどく間に合いました

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それにしても、どうしてこんな場所に美術館を建てたのでしょうかねぇ

最寄りのバス停までは無料シャトルバスが15~20分間隔で運行されているようですけれど、よそ者にとって路線バスはなかなか使いづらい…。

でも、あれだけお客さんが入っていたということは、あまり問題ではないのかもしれません。

   

と、得るものの少ないことをグルグルと考えているうちに、バスはJR戸畑駅に到着しました。

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ちょいとダイヤが乱れていたJR鹿児島本線の準快速に乗り、一路、門司港を目指したのでありました。


つづき:2010/01/18 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その5)門司港篇<上>

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「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その3)小倉篇

2010-01-14 08:09:33 | 旅行記

「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その2)北九州篇のつづきです。

北九州市立美術館・分館のあるリバーウォーク北九州に到着した私はエレベーターで5Fまで上り、まずはトイレへ…。と、また気になる表示に遭遇してしまいました。

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福岡空港(こちらで書きました。上の写真をクリックすると福岡空港の写真を表示します)と同様に、実際の配置とピクトグラムです。
ホント、不思議です。

   

100114_1_3それはさておき、「ロートレック・コレクション」展。
結論から書きますと、5点満点で★★★(3.0点)といったところでしょうか?
いまいち楽しみきれませんでした

代表作「アリスティド・ブリュアン」とか、ときめきかけた作品もありましたが、う~む、どうしたことか…

もうずいぶん前(10年以上前?)に、帰省した時にたまたま秋田市立千秋美術館で開催されていたロートレック展の方が格段にときめいた気がします。

何故なのか、よく把握しきれていませんが、ロートレック以外の作品がけっこう多く、ロートレックにのめり込めなかったことが原因の一つかもしれません。

この展覧会への出品作には、川崎市市民ミュージアムの所蔵品が多かった印象があります。
そのうち、川崎市市民ミュージアムに行ってみたいと思います。

   

そんなわけで、ロートレック・コレクション展は、30分程度で観終わってしまいました。
北九州市立美術館・本館に向かう連絡バス(乗車券は分館4階のミュージアムショップで購入します。300円也)の発車まで20分ほどあります。

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そこで、すぐとなりの小倉城趾を散策することにしました。

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この天守閣は、1837年に失火で焼失したものを、昭和30年代に鉄筋コンクリート構造で再興されたものだそうで、Wikipediaの記述によりますと、

破風などは地元観光面への考慮から要望によって付加されたもので、大入母屋破風や千鳥破風・唐破風などの破風が見られる。

だとか。ふ~ん、そうですか…。
でも、どんど焼きに集まった子どもたちの歓声があふれる中で、こんなものを見つけました

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旧第12師団司令部の正門跡です。第12師団といえば、文豪・森鴎外が軍医部長として左遷されたことで有名ですな。

この煉瓦積みを近くからしげしげと眺めますと、

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目地がかまぼこ状に盛り上がっています。覆輪目地(ふくわめじ/ふくりんめじ)という手法の目地で、東京駅の煉瓦も同じ手法で積まれています。
丁寧な仕事です。

ちなみに、小倉時代の森鴎外の日記を捜す人物を描いた「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞した松本清張の記念館も近くにありましたが、今回はパス。

或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集) 或る「小倉日記」伝 (新潮文庫―傑作短編集)
価格:¥ 700(税込)
発売日:1965-06

   

連絡バスの乗り場へは八坂神社の境内を抜けて向かいました。

せっかくなので、今年2度目のご参拝。

ちょうど「十日えびす」ということで、かなり賑わっておりましたです。

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そして、東の楼門を抜けて、リバーウォーク北九州1階にあるバス乗り場に到着。

既にマイクロバスに乗っていた先客はたった2人…。

結局、私を含めて3人の乗客を乗せて、バスは戸畑区にある北九州市立美術館・本館に向けて発車したのでありました。

つづき:2010/01/15 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その4)戸畑篇

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「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その2)北九州篇

2010-01-13 21:40:48 | 旅行記

1月10日の「九州と本州を往復(福岡・北九州 新春の旅 2日目)」の詳細版、きのうの「『福岡・北九州 新春の旅』 覚え書き(その1)博多篇」のつづきです。


話は去年の12月中旬に遡ります。

今回の福岡遠征を2泊3日の旅程で決行することを決めたあと、MISIA 星空のライヴV Just Ballade以外の行動計画をぼんやりと考えていました。
まず、太宰府の九州国立博物館は既定路線のように決まり それから、門司港辺りにも行ってみようかと思いました。ただし、福岡から北九州まで足を伸ばしても、門司港以外に観ること炉があるだろうか? まさかスペースワールドに行く手はないだろうとも…。
そんな時、12月13日のNHK「日曜美術館 アートシーン」を見ていますと、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「ロートレック・コレクション」展が紹介されました。
私、ロートレックが好きなもので、へぇ~と思っていると、1月2日~2月7日は北九州市立美術館へ巡回するというではありませんか

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しかも、北九州市立美術館のHPを見ますと、「ロートレック・コレクション」展は分館で開催され、本館では「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」が開催されるのだとか。

なんという奇遇(?)でしょうか エゴン・シーレも、かなりお気に入りの画家の一人です。こりゃ、ハシゴするしかない です。しかも、観覧料金は両展それぞれ1,000円ながら、一方の観覧券の半券を見せればもう一方は800円で観られるという特典つき


ただし、問題を発見 分館は小倉駅からほど近い繁華街っつうか小倉城の隣りにあって交通至便なのですが、本館は分館からかなり離れた場所にあって、地図で見る限り、戸畑区の人里離れた森の中のようです。


<iframe height="350" marginheight="0" src="http://local.google.co.jp/?ie=UTF8&amp;brcurrent=3,0x3543b887e45f2485:0xdbd7ccc218bd06f,1&amp;ll=33.871627,130.826225&amp;spn=0.024942,0.034332&amp;z=14&amp;output=embed" frameborder="0" width="400" marginwidth="0" scrolling="no"> </iframe>

大きな地図で見る


さて、この2館をハシゴすることはできるのでしょうか? 北九州には土地勘がありませんし・・・
と、美術館のHPによりますと、本館⇔分館の連絡バスがあるではありませんか。
また、JR戸畑駅⇔本館の臨時直行バスもあります。
連絡バスは、共に1時間に1本の運行ですが、これならなんとかなりそうです。

私の場合、博多⇔小倉を新幹線で往復して、門司港まで足を伸ばす予定ですから、


博多小倉北九州市立美術館・分館北九州市立美術館・本館戸畑門司港門司港レトロ門司港小倉博多


のルートを採ることにしました。これなら無駄な動きが極小です。
心配な点は、私の行動が連絡バスの時間が合うかどうかということ。
ま、それは行ってみないと判りません。

   

ということで、博多発9:37のひかりレールスターに乗って出発 そして、17分後の9:54には小倉に到着 速いです これで2,050円(自由席)ならば、在来線特急(最速で40~45分、1,750円)や快速(60分程度、1,250円)、高速バス(80分程度、1,100円)に対して圧倒的に競争力があります

そんなわけで、北九州市立美術館・分館の開館時刻10:00(本館は9:30)にほどよい時刻に小倉駅に降り立ちました。
この日(1月10日)は、北九州市の成人式があるようで(さっき調べたところ、スペースワールドで行われたもよう)、晴れ着姿の新成人らしき「若人(わこうど)」が続々と小倉駅に向かってきていました。最も一般的な女性の装いは、茶髪を目一杯盛り上げた振り袖姿。個人的には、モリモリ茶髪と振り袖は合わないと思うのですけれど…。

さて、駅からパチンコ屋が立ち並ぶ小路を抜けて、柴川に至ると、美術館のあるリバーウォーク北九州が見えました。

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このビル群、色といい、形といい、かなり日本離れしている(中国にありそう)と思うのは私だけでしょうか?
ふと思ったのですが、真ん中のビルの尖塔朝日新聞西部本社が入居しているだけに、朝日新聞東京本社のと似てる…。


一方、上の写真の撮影位置から目を右に転じると、

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ガラリと雰囲気の違う「常盤橋」。
木造の橋だそうで、歩く感触も、欄干や手すりの手触りも心地良い


意図的にこの橋を渡ってリバーウォーク北九州に向かいました。

   

と、かなり中途半端でありますが、きょうのところはこれでお終いです。
いろいろ事情がありまして…


つづき:2010/01/12 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その3)小倉篇

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「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その1)博多篇

2010-01-12 22:00:42 | MISIA

1月9~11日に敢行した(?) 「福岡・北九州 新春の旅」の旅行記を書き始めます。
全編14回にも及んだ「年末関西旅行記」(第1回はこちら)ほどの長編にはならないと思いますが、確証はありません
民謡「秋田音頭」に謡われるように、「当たり障りもあろうけれど サッサとだしかける」です。

   

1月9日の記事「福岡に到着!」に書きましたように、天候にも恵まれて、かなり快適な空の旅でした。

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富士山の奥の方に伊豆半島も見えますねぇ。この雲の様子からすると、新幹線からは富士山が見えなかったかも…。


福岡空港に到着し、乗客がゾロゾロ降り始めた時、機内のモニターで、「JALの『今』をお話しします…」と広報ビデオが流れ始めました。このご時世ですから、「JALはがんばります」とかといった内容かと思ったら、さにあらず、ホントの広報ビデオで、子どもたちを応援する活動についてのものでした。
私の近くにいた二人連れがこんな会話をしていました。


♂:「JALの『今』」って、これか?
♀:そうよねぇ~。ちょっと違うよねぇ~。


正直、私も同感でした

   

福岡着15:20のちょいと遅めのフライトでしたので、地下鉄博多駅まで行くと、そのまま駅前のホテルにチェックインしました。

100112_1_2

そして、チェックインから1時間も経たないうちに、1月10日の記事「神社にもMISIAにも初詣」で書きましたように、いざ出撃

   

目的地その1」の櫛田神社には一度行ったことがありますし、「目的地その2」の福岡サンパレスまではひたすら大博通りを進めば良いだけですので、道に迷う心配はありません。


大博通りを歩き始めて早々、歩道にこんなのがありました。

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漢委奴国王」の金印のモニュメントです。私、中学生の時だったか、授業で実物大の模型をいじくったことがありましたけれど、実物よりもかなぁ~りデカイ 福岡の若者に間違った印象がすり込まれるのではないかと心配してしまいます。もっとも、実物は福岡市博物館が所蔵しているそうですから、余計なお世話かもしれませんナ。

最近、「邪馬台国畿内説」に追い風が吹く新発見が相次いでいますけれど、「邪馬台国九州説」にもがんばっていただきたいものです

   

大博通りに面して立つ鳥居を左折して、櫛田神社へ。

門前にある「博多町家ふるさと館」は、5年前に見学しましたし、時間に余裕があるわけでもないので、今回はパス でも、時間があれば、もう一度観たい気もしました…。なかなか楽しい施設ですぞ。

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今でこそ、関東でも駅ナカの案内表示は「日本語・英語・中国語・ハングル」の4カ国語表記が普通になりましたけれど、ちょっと前までは「日本語と英語だけ」が普通でした。
ですから、10年ほど前に初めて福岡に来たとき、博多駅内で4カ国語表記(当時は日英韓の3カ国語だったかな?)を見て、「おぉ~ インターナショナル」と感動した記憶があります。

そんな多国籍対応先進地域の福岡だけあって(?)、櫛田神社もインターナショナルです。

私が買った「旅行安全」のお守りはこういうものですし、

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なによりも、おみくじが凄い

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今にして思えば、外国語のおみくじを引いてくれば良かったと後悔しています。

それはともかくも、ここで引いたおみくじは、

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」でした。

短気を戒め身を慎まざれば過りて事の破る憂あり」ですか。2年半前までの職場だったら、ビクンとするご託宣ですが、今ならそれほど気にする必要はなさそうです。

   

こうして、ようやく初詣を済ませた私は、大博通りに戻り、福岡サンパレスを目指しました。

そして、福岡サンパレスホテルのロビーで見知った多くの方々と再会を果たし、MISIA 星空のライヴV Just Ballade に臨んだのでありました。

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ライヴの感想は「神社にもMISIAにも初詣」に書いたとおりですが、福岡での「星空のライヴ」は今回の2 daysが初めてだというのには、MISIAのMCを聞くまで気づきませんでした。

言われてみればそうですナ。けっこう、意外…。


ライヴ終了後は、オフ会に参加し、メチャ楽しい時間を過ごしました。


う~ん、濃い1日でしたぁ~


つづき:2001/01/13 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その2)北九州篇

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「福岡・北九州 新春の旅」から無事に帰還!

2010-01-11 20:45:11 | 旅行記

1時間ほど前、無事に自宅に帰着しました。さっそくのご報告です。


太宰府の探訪後、福岡空港で預託荷物(手荷物ではなく、搭乗前に預ける荷物)の検査で引っかかり、カバンを開けさせられたハプニング(X線透視で、PCのACアダプタとかシェーバーとか、そういったエレクトロニクス系の小物が重なって、何が何やら判らなかったそうな。性能が悪いんじゃないのか)を除けば、とどこおりなく、旅行を終えることができました。
天気もなんとかもったし…。

   

ところで、きょう、福岡⇒羽田で乗った飛行機がコレ

100111_2_1

またもや、エコジェットです つい2週間前に伊丹⇒羽田で乗ったばかり(こちらをご参照方)だというのに…。エコじゃない生活を送る私への警鐘なのでしょうか?

外観こそこんな飛行機ですが、乗れば普通のボーイング777-200です。

   

さて、きょうのことも含め、旅行記は改めてつらつら書く気でいますが、とりあえずこれだけは書いておくことにします。

100111_2_2 それは、九州国立博物館で開催中の「京都 妙心寺 禅の至宝と九州・琉球」展の会場内で配られていた「プチ禅カード」のこと。

「プチ禅カード」というのは、ハガキ大のカードで、片面に「」と密接な関係のあることばが書かれ、裏にその説明がイラスト入りで、ますます混迷を深めるような説明が書かれています。

例えば、

禅 × 心
禅 × 雲水(うんすい)
禅 × 音
禅 × お茶
禅 × 問題です。
禅 × だるま
禅 × 龍
禅 × ポートレート

といった具合。

こんな「プチ禅カード」で、私の心をときめかせたのがこちらでした
(画像をクリックすると、カードの裏をご覧いただけます)

100111_2_3_2

何故に「禅 × 以心伝心」が私の心をときめかせたかは、知る人ぞ知る でしょ?


EIGHTH WORLD EIGHTH WORLD
価格:¥ 3,059(税込)
発売日:2008-01-09


ということで、今夜はこの辺にとどめておきます。

あ、そうだ。きょうの歩数だけ載っけておきます。

100111_2_5


【追記】ちょっとレイアウトと写真の載せ方を変更しました。(2010/01/12 12:49)

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福岡・北九州 新春の旅 最終日の予定

2010-01-11 08:17:41 | 旅行記

福岡・北九州 新春の旅」もあっというまに最終日を迎えました。

今日のメインディッシュは、「九州国立博物館」です。開館前からずっと行きたかったんです、ココ

九博(って、以下、略します」は太宰府にあって、太宰府へは2005年2月に行ってきました。
太宰府政庁跡を散策して、路線バスに乗って太宰府天満宮へ行き、盛りのを楽しみました。
この頃、九博は2005年10月の開館を目指して最後の仕上げに入っていたはず。当然、観覧はできませんでした。

そんなわけで、「せっかく福岡に行くのだから、是非九博にも行ってみたい」ということで、2泊目は天神のホテルにしたという次第です。

ということで、今日はホテルをチェックアウトした後、


ホテル西鉄福岡駅⇒西鉄天神大牟田線西鉄二日市駅⇒西鉄太宰府線太宰府駅九博太宰府天満宮太宰府駅⇒西鉄太宰府線西鉄二日市駅⇒西鉄天神大牟田線西鉄福岡駅天神駅⇒地下鉄空港線福岡空港駅福岡空港羽田空港[検討中]


のルートをたどることにしています。西鉄ではお得なチケットを販売しているようですので、こちら(電車賃+観覧料:2,080円⇒1,780円)を利用してみようかと…。


   


ところで、昨日の記事(こちら)で、


ちなみに、今日のメインディッシュは、北九州市立美術館の本館と分館の「はしご」と、門司港レトロの散策と、あともう一つ(これは未着手)


と、思わせぶりに書いてしまいました。

昨日の「メインディッシュ3皿目」は、夕食を摂って、風呂に入ったあとで、実行いたしました。

ホテル至近の映画館でレイトショーを観てきたのですよ。

観てきたのは、

100111_1_1

デス

最新の設備で、終電の心配なく、安い値段(1,200円)で観られてLuckyでした。

感想はまたあとで

   

そろそろ朝食を摂って、出かける準備をしなければ


[追記]朝ご飯を食べてきました。満足です・・・

100111_1_2

天候はあまり良いとは言えませんけれど、元気に出発します (2010/01/11 09:01)

コメント (2)
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九州と本州を往復(福岡・北九州 新春の旅 2日目)

2010-01-10 18:00:53 | 旅行記

今回の「福岡・北九州 新春の旅」は、2泊3日の行程で、1泊目は博多駅前、2泊目は天神にホテルをとりました。

そして、このホテルの「はしご」を有効活用して、福岡・北九州(そして太宰府)を動き回ろうという算段です。

詳細はまた後日ご紹介することにして、きょう、2日の行動をザザッと書いておきます。

   

本日1本目のブログを書き終えると、そそくさ(?)と身支度を整え、荷物をまとめてホテルをチェックアウト。

博多駅の地下鉄改札口近くのコインロッカーに鞄を放り込み、ほとんど待ち時間もなく山陽新幹線に乗って小倉に向かいました。

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ここからは(きょうのところは)、いつものように行程だけを書いておきます。


博多駅⇒新幹線小倉駅北九州市立美術館分館小倉城址&八坂神社⇒シャトルバス北九州市立美術館本館⇒臨時バス戸畑駅⇒鹿児島本線門司港駅⇒散策⇒関門連絡船下関(唐戸)⇒路線バス下関駅⇒山陽本線・鹿児島本線小倉駅⇒新幹線博多駅⇒地下鉄空港線天神駅ホテル


新幹線に乗るは、歩くは、バスに乗るは、在来線に乗るは、地下鉄に乗るは、あげくの果てににまで乗ってしまいました。


そんなわけで、動き回った割には歩数は伸びませんでした。

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ちなみに、今日のメインディッシュは、

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北九州市立美術館の本館と分館の「はしご」と、門司港レトロの散策と、あともう一つ(これは未着手)。


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予定をこなして、さらに、突然思いついた「九州⇔本州」往復もできたことで、わたしゃ、とりあえず満足しています。

詳細はまた後日…。


つづき:2001/01/11 福岡・北九州 新春の旅 最終日の予定
詳細版:2001/01/13 「福岡・北九州 新春の旅」覚え書き(その2)

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神社にもMISIAにも初詣

2010-01-10 08:54:05 | MISIA

昨日の記事「福岡に到着!」のつづきのようなものでございます。

16:00ちょい過ぎに博多駅近くのホテルにチェックインした私は、まず、撮った写真をブログにアップ。

そして、17:00頃、ドタバタと準備を整えて、この日のメインの行動に移りました。

まず、初詣です。
今年の正月は、帰省先の実家付近がひどい天候で、恒例の初詣に行くことを断念したもので、まだ初詣を済ませていなかったのですよ。
そこで、ちょうど博多に行くことだし、久しぶりに櫛田神社にお参りしようかと思ったわけです。
当初のもくろみでは、櫛田神社にお参りした後、一旦、ホテルに戻って身支度を調えてから、改めてMISIA 星空のライヴV Just Balladeに出撃するはずでしたけれど、ブログをアップするのに時間がかかってしまったことから、櫛田神社からそのまま会場に向かうことにしました。

   

そして、やって来ました、櫛田神社

100110_1_1

櫛田神社にお参りするのは、5年ぶりです。
前回も「MISIA関係」(THE TOUR OF MISIA 2005 THE SINGER SHOWの時) の福岡旅行でしたっけねぇ。

   

ようやく初詣を実現(?)した私は、福岡サンパレスを目指して歩きました。

もう17:30を過ぎているというのに、回りはまだまだ明るい。さすが西国(さいごく)ですなぁ。

そして、会場に到着。

100110_1_2

考えてみれば、私にとってこの「福岡2日目」がMISIA 星空のライヴVのホールライヴ・ファイナルです。

7月7日の「星空のエチュード」から、約半年間の「★V ホールライヴ」も見納めかと思うと、しみじみしてしまいます。

100110_1_3 右の表は、例によってセットリストです。
「福岡 2 days」だけのリストですので、かなりシンプル
全公演のリストはかなりややこしいものになっています。
ツアーが全部終わったら公開しますね

   

さて、肝心のライヴ、良かったです ホント良かった…。

昨年最後の大津公演が不完全燃焼だった私ですが、その分を補って余りあるライヴでした。

難を探せば、福岡初日からメンバーに加わったbassの渡辺さんとのアンサンブルがイマイチだとか、「逢いたくていま」でMISIAの頭の中から歌詞がすっ飛んだとか、オペラカーテンがうまく閉じなかったとか、けっこうあったりもするのですが、そんなことが逆に「」の醍醐味を感じさせてくれました。

歌詞がすっ飛んだ「逢いたくていま」に続く「唇と唇」「To Be In Love」でのMISIAの「」の入り方とデキのすばらしさには、ミスを引きずるのではなく、ミスを挽回するぞというプロ魂を見た気がしました。

地元福岡でのライヴらしく、MISIAのMCはかなりローカル色豊か(「貝塚駅」まで登場)で、学生の頃の思い出(もう、歌手になる夢を実現するための「一本道」だったんですねぇ)とか、福岡の街に対する感謝の気持ちであふれていて、ここではよそ者の私もホンワカしてしまいましたよ。

そんな「地元」の空気が、MISIAを緊張もさせ、リラックスもさせ、その結果、素晴らしいライヴになったのでしょう。

私にとって最高の「★V ホールライヴ」ファイナルになりました。


ホールツアーの全セットリストはこちら:2001/01/17 MISIA 星空のライヴV ホールツアーが千秋楽(ネタバレあり)

コメント (2)
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