acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

三ツ峠山

2018年02月01日 21時28分45秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2018.1/28(日):kei2、他2名

 

【コース】

三ツ峠登山口P~四季楽園~三ツ峠山~四季楽園~三ツ峠登山口P

 

仲間の1人がTVで観た三ツ峠山からの富士山の眺望を 「自分の目で見たい!」 ということで計画。
4つの登山ルートがあり、パワースポットでも有名な山。
しかしながら、仲間の1人が前夜足を痛めてしまい最短ルートに変更。

雪が少なく締まっているので、ノーアイゼンでも登れてしまいそう。
でも、2人は初アイゼンということもあって、歩行の練習も兼ねて装着して行くことに。

あまり風もなく穏やかな山頂

富士山の撮影会。薄曇りでちょっと残念。

 

おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


入笠山

2018年02月01日 20時52分00秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2018.1/27(土):kei2、他2名

 

新人2名、冬ならではのスノーシュー雪山ハイクを体験させてあげたく、入笠山をチョイス!
富士見パノラマリゾートは、ゴンドラリフトで一気に1780mの標高まで運んでくれるので、
入笠山の山頂1995mまでの標高差215mと楽チン山行。

彼らは未体験ゾーンの氷点下14度

360度の大パノラマを堪能(八ヶ岳方面)
他、中央アルプス、南アルプス、富士山など・・・

童心に帰って、ウキウキしながら雪を踏みしめながらの下山。

天気は晴天! スノーシューデビュー投入日和。
欲を言えば、もう少し雪が欲しかった・・・。


おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


安達太良山

2018年02月01日 19時55分34秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2018.1/14(日)~15(月):kei2、他2名


3年振りの冬のくろがね小屋。
例年になく寒い日が続きているので、源泉掛け流しの温泉がとても楽しみである。

【1日目】

前日のトレースがしっかり残っているうえ、雪も締まっている。
くろがね小屋までノーアイゼン。

条件が良かったお陰で2時間ちょっとで小屋に到着。
小屋から空を見上げると雲の流れは早く移動している。

午後から風が弱まる予報という事で
タイミングを見計らいアイゼンを装着して小屋を出発。(-10℃)

まだ風が強いので、峰の辻から直接 安達太良山頂を目指す。

山頂は貸し切り状態。
寒くて早々に撤退。
牛の背経由で山小屋へ戻ることに。

いつもよりエビの尻尾の出来が小さい。


源泉掛け流しの温泉で、冷えた体は芯からポカポカ。

豚バラ白湯鍋で新年会

 

21時に消灯で寝床に入るが、あまりの寒さで目が覚め、1枚ずづ服を着ては寝るがまた寒さで起きてしまう。
こんな事 今まで一度もなかったのに、それほど今シーズンは寒い。
皆口々に寒くて眠れなかった。と・・・

 

【2日目】

帰りはせっかく持ってきたスノーシューを着けて下山。

小屋付近は積雪2m以上もあるとのことだったが、例年より積雪が少なく今までで一番歩きやすかった。


おつかれさまでした。

☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


碧岩 三段の滝 アイスクライミング

2017年02月06日 20時27分51秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2017/1/28(土) 天気:晴れ

メンバー:N島,szt

 

どうにも今シーズンはアイスクライミングに対する意欲がなかなか沸いてこない.雪山以外はフリーでもボチボチ登っていようかと思っていたが,集会でN島さんがアイスに行くということなのでお供をさせてもらうことにした.

前日つくばを出発して,道の駅なんもくに車中泊.朝食を済ませて向かったのは立岩3ルンゼ.

駐車場に車はなく,林道を進み堰堤を超えてみるとルートガイドにある沢沿いの作業道は倒木した杉の下敷きで全く見えない.

とてもじゃないが3ルンゼまで向かう気がしないということで,堰堤から見える1ルンゼに近づいてみたが,,,

氷は薄く登れる気配なし.1パーティ2人組が倒木の杉の中をためらいもせず進んでいったが我々は転戦を選択.

そして向かった先は碧岩三段の滝.

駐車場には一台車がとまっていて,クライマーかと思っていたら観光客の様子.滝の具合を聞いてみると,氷の下に水が流れていると...

まぁとにかく行ってみようということで,遊歩道を歩いていくとお目当ての三段の滝に到着.

確かに水流は見えるがハーネス,ガチャ類をつけて滝へ向かってみると,,,

何とかF2が登れました.話のネタになったので今日はこれにて終了となり,今シーズンのアイスもこれで終了??

氷が発達していれば初心者向きの滝でした.でも,今後凍ることってあるのかな?

 

szt


塩見岳

2017年01月14日 17時00分00秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2017/1/7-8 天気:晴れ→雪

メンバー:szt(単独)

 

 今は長期の遠征をするとなると,年末年始か5月の連休くらいしかなくなってしまった.だから今シーズンは聖にでも行こうとおもっていたら,事前の準備不足であっさり敗退.正月は思いがけずのんびりすることになってしまった.それでも成人の日の3連休があるじゃないか.体力も余り気味だったので,2泊3日の計画で年末年始山行のプランの一つだった塩見に行くことにした.

1/7(土) 天気:快晴

5:46,冬季ゲート手前に車を置いて歩き始める.ここから鳥倉登山口までひたすら林道歩き.年末の事を思えばまぁ短いかな?約2時間で登山口に到着.雪はほとんどない.水分補給&栄養補給をして7:51に登山道を登り始める.

ちなみに登山道はこんな感じで,雪はなし.

豊口山とのコルから北側に回り込む辺りから登山道が凍り始めるため,慎重に足場を選んで歩いていく.

途中にルンゼ上のところが何か所かありそこは雪で道が埋まっていたが,それ以外は年末年始のトレースがばっちり残っている.今回の3連休は中日の午後~夜で荒れそうな感じなので,帰りのポイントになりそうなところもチェックしていく.ルンゼのところは何か嫌な感じである.

ラッセルなどしないものだからどんどん進んで,塩川小屋との分岐には9:41に到着.よく見てみると,塩川小屋方面から歩いてきている強者もいるようだ.お疲れ様です.

ここら辺からつづら折りに高度を上げ,途中中央アルプスの山々や塩見を眺めつつ,三伏小屋には10:02に到着した.想像以上に速いペース.まぁ,年末年始からこの日まで天気は安定していたしね.歩かれた皆さんのおかげです.

翌日の天気がいつから崩れるのか予測できないのでまだまだ進む.ここら辺からは南アルプスの山々の景色が素晴らしい.天気も最高でいい眺めである.眺めを楽しみながら歩いているうちに三伏山に到着.ここで10:19.

年末年始の聖は惜しかったけど,こんなにいい天気ならここに来てよかったかもと思えるほどいい眺め.

まずは塩見岳.頂上まで行けるかな~?

続いて仙丈?

次は北岳方面?

もうちょっと手前に引いてみたりして.

あ~景色が本当に素晴らしい.できることなら今日塩見の頂上まで行きたいものだ,などと欲が出る.

そんなことを考えながら順調に進んで,10:59にはBCにする予定だった本谷山に到着した.

さて,ここで一考.この分なら山頂まで行ったとして5~6時間くらいで戻ってこられそうな気がする.う~ん,去年の五竜の事もあるし慌てるといいことなさそうな気がするしどうしよう.

ちょっと写真でも撮って頭を冷やそうということで記念撮影を進める.

富士山が少しだけ見える.あー,今日頂上まで行って富士山みたいな~

ずーっと見えていた中央アルプスも素晴らしい.来年は空木岳に登ろうかな~?

それとも木曽駒から宇津木への縦走もいいかな~?

なんてことをしていたら少し落ち着いた.今日は計画通りここまでにしましょう.焦って今日アタックすると五竜の時じゃないけど何かやなこと起きそうだからね.

ということでテントを建て,一服したらその先を少し偵察する.

所々でビューポイントがあり,南アルプス南部の山が輝いている.中々の迫力だ.そしていつものことながらその迫力を全然伝えられない.残念極まりない.

それでもまぁご覧ください.

本谷山から先は踏み跡はしっかりしているが,事前に調べたルートと違うみたい.どうしよう?まぁ明日考えよう.

明日は天気が悪そうだからこんな景色は今日で最後だろうな~と思いながら,テン場から最後に塩見をアップでパチリ.

 

 1/8(日) 天気:曇り→雪

本谷山をベースにしたおかげでスマホに電波がしっかり入る.天気予報では昼までは何とか持ちそうである.昼過ぎから飯田は小雨となっているが迫っているのは南岸低気圧.どのくらい荒れるのかは予測がつかない.林道の下りを考えるとできればあまり雪の積もらないうちに下の村まで降りたいところである.であれば昼前にここをたたんで下に降りるつもりくらいがいいのでは?

そんな感じで,2:30起床.前日は明るいうちから横になり,夜も結構眠れたので疲れはかなり抜け体はだいぶ楽になった.朝食を摂り4:00にテントを出発した.出発直前に4人パーティが通り過ぎる.その人たちの話だと夏道がしっかりついているからそのトレースをたどるようだ.自分も舗装道路並みのトレースを歩いていく.

ザクザク進んで,塩見新道と夏道の分岐に5:11到着.

ここからは尾根を上がっていく.風は冷たくなってくるが昨日同様それほど強くない.

塩見小屋の少し手前でジャケットの中にフリースを着込み,ストックからピッケルに持ち替える.

塩見小屋を5:35に通過.

初めて塩見に来るものだから天狗岩がどれだかさっぱりわからない.トレースらしきものをたどっていく.薄い岩の上に雪が氷化していてアイゼンを履いていても歩くのがいやらしい.トラバースもところどころ出てきて結構歩きづらい.これならアックスも持ってくるんだったなどと思いながら淡々と頂上を目指していく.夜明けだってもうすぐなのだ.

登りやすそうなところを淡々と登っていき塩見岳西峰に6:42到達.あー富士山が見える.

富士山だけじゃなく仙丈,甲斐駒,北岳がそして南アルプス南部の山だって見える.昨日ほどの景色ではないけど頂上からの眺めはまた味わいが違う.

写真を撮ったら東峰へ移動.

富士山が見える.

聖からだったらまた違ったのかな~,昨日の山頂からなら全然違ったのかな~なんて思ったりしたけど,ここまでこられてここから富士山眺められるんだからそれはそれで良かったんだろうな~

天気はこれから崩れるからこんな眺めともお別れだな~

これからの事を考えて7時前にはさっさと降り始める.下りは慎重に.

焦っていたつもりはなかったのだが下りの途中で2回も転倒.危ない危ない.危うく滑落である.

氷化したところが多いこと,岩の上に薄く氷雪がのっていること,そして去年岩に激突して痛めた左足首の可動域が狭く,左でステップした時の左脚の反応が悪いこと.これらが重なって下りはとても苦労した.左脚のトレーニングをもう少ししないとね.

明るくなってくると塩見小屋周辺の雰囲気がようやくわかる.なるほど,ここで幕営するのは風が強いと辛そうだ.幕営禁止というのもうなずける.ここで7:50.

ひたすら登ってきたトレースをたどってBCまで戻っていく.ごらんのとおりトレースはバンバンだ.

9時過ぎにはBCに到着.事前の予想通りの時間で戻ってこられた.とっとと撤収して10:10には本谷山を後にする.

10:57三伏山を通過.三伏小屋までもう少し.

ここら辺から3,000m近いところには雲がかかってくる.

南アルプスの南部方面はこんな感じで,

塩見岳だって怪しくなってきた.

三伏小屋に11:10到着.ここら辺から小雪がちらつき始める.予定通り下山しましょう.

登山口に降りたのが13:04.ここら辺から雪の勢いが強くなってくる.

夏場のゲートでこんな感じになり.

冬季ゲートの駐車場に着いたのが14:51.冬季ゲートまでの道のりが思った以上に長かった.ほぼ2時間.行きと大きく変わりなし.あー疲れた.そして思っていたより雪降ってますぜ.やっぱり今日降りてきてよかったよ.

麓の村に最後の最後でタイヤを滑らせながら降り立ってようやく一安心.つくばまでの帰りの道中だって雪はじゃんじゃん降ってるし,中央道は途中通行止めになってるし,家に着いたのは翌日の2:30過ぎだった.

それでもいい景色を見られたし,頂上に行くことができたし,危ない目にあって課題も見つかったし,充実した山行だったのかな?

 

szt


日光白根山

2017年01月13日 19時56分19秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/12/10(土) 天気:雪

メンバー:szt(単独)

 

 随分と報告を書く気にならず,ようやく昨年の分を載せる気になったので報告を.

この時の計画はあくまで日帰りで日光白根山だったが,天気予報はよくなかったので年末年始のトレーニングの意味で行けるところまで行くつもりだった.

ルートは通行止めになる前の金精峠から五色山を経由するもの.当日車を運転していけば,湯ノ湖を過ぎたあたりから雪と風がひどくなる.金精トンネルの登山口を出発したのは7:00過ぎ.風が吹き荒れていてなかなかの迫力だった.

金精峠までは1か所いやらしいトラバースがあったものの取り立てて雪は多くない.7:40には金精峠に到着する.

ここからは尾根を西側から回り込むため風が強く吹き抜ける.夏道をトラバースした後に急登があり時折膝くらいの積雪量.傾斜も急なので積雪が多ければ急登は雪崩そうなところもありやな感じ.稜線近くまで登っていくのはいいけれど,下りはルートを見つけるのが難しそうだ.そんなことを思いながら歩いていけば金精山に到着.ここで9:38.

ここから歩いていくうちに次第に雪が深くなる.ツボ足では辛くなってきたのでわかんを装着.少し歩くのが楽になる.

ザクザク進んで,国境平に到着したのが10:35.

ここからの登りが雪が増えて辛くなる.だいたい膝~大腿,時に腰近くまで雪に埋まる.おお~,これは去年経験できなかったラッセルだ!などと思いながら必死で進む.これでは日光白根は無理だろうな~などと思いながらとにかく五色山を目指して進んでいく.見上げるが視界はよくもなく...

葉っぱにのった雪も多いな~などと思いながら進めば...

12:03に五色山に到着した.展望はまるでなく白根山などちっとも見えなかった.当たり前か.

年末年始の山行トレーニングのつもりでテントや食料一式を持ってきているので,避難小屋に泊まって頂上を目指すという手もあるけれど,今日の目的は雪装備の確認&トレーニングのつもりだったのでこの日はここまでとした.

戻っていくと案の定,金精山から下に降りるルートがいまいちわからずちょっと迷いかけるが地形をイメージしてトラバース気味に下って行ったら夏道に出た.やれやれだ.

その後は淡々と下って,金精峠まで来ると少し安心.

いやらしかったトラバースはアイゼンを着けたまま通り抜け,14:55には登山口に到着したのでした.

まぁ,いいトレーニングになったかな~という感じだった.

しかし年末年始があんなことになろうとは...つづく...


szt


位ヶ原(乗鞍)

2016年12月26日 18時24分19秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016.12/23(金)~24(土):1泊2日

メンバー:kei2、他2名

 

8:30のリフト運行を待つ。

ところが前日の気温が高く雨。

ゲレンデのコンディションは悪く、リフトは1本だけ運行。

冬期通行止めの終点(休暇村 乗鞍高原)まで車で行き、徒歩で位ヶ原山荘に向かうことになった。

 

冬期通行止めの終点ゲート

 

車道歩き

同行者と歩くペースが合わず、後から行くことにした。

遅れること15分・・・

 

三本槍レストハウスに11時に到着。

4.3km歩くのに2時間。意外と時間がかかった。(30分休憩)

山荘まで距離がある。4時間と見込んでスノーシューを装着し、再び歩き出した。

 

三本槍ゲート

つづら折りの車道をひたすら歩く、歩く。

スノーシューと雪の重みで、同行者とますます距離が離れていく。

何度も吹雪いて視界が悪くなり、離れて歩くのは危険と感じた。

途中、相手のペースが落ち始めてからは離れることなく歩き続けることができた。

だんだんと薄暗くなりかけてきた。このままだと暗くなってしまう。

ゆっくりでも歩き続ければ山荘に着く。

いい加減歩くのが嫌になりかけてきた時、目の前に山荘が飛び込んできた。

 

バンザーイ、バンザーイ!

日の入り前の16:30に到着。

 

この後、単独者が18時過ぎに到着。

この日山荘の宿泊者は自分たち3名と単独者の計4名。

予約が入っていたが、キャンセルになったそうです。

 

 

翌日・・・日の出と同時に雷鳥探し。

 

視界が悪い中の捜索。

 

足跡は多数あるものの姿が見えず・・・

2時間捜索したが、今回は断念。

 

ツアーコースを辿り下山開始

 

分岐(ツアーコース合流)まで来ると穏やかな陽気に・・・

 

山頂は強風で大荒れ

 

 

1日目の車道歩きは12.2km。標高差750m。

9時~16時30分までほぼ歩き通しで、非常に疲れました。

時間に余裕がなく反省する点でした。

 

おつかれさまでした。

 

☆☆☆ kei2 ☆☆☆


立山室堂

2016年11月29日 22時57分38秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016.11/24(木)~25(金):1泊2日

メンバー:kei2、他2名


数年前から乗鞍岳で白いライチョウを冬の時期に見に行っているが
年は、立山室堂でのライチョウを見に行ってみよう!ということで半年以上前から予定を組んだ。

事前にみくりが池温泉のブログを見たが、かなりの雪不足だそうだ。

3年前、Nさん、Tさんと一緒に山スキーに来た時には、眩しいほどの快晴。
雪質は申し分のないフカフカのパウダースノーだった。


【1日目】


予報では室堂の風速は20m/sだった。
室堂駅の外にでてみると、風がほとんどない。
あれ?・・・
そして、雪がめちゃくちゃ少ない。
これじゃ、スキーヤーが滑るのは厳しそうだ。


山肌が丸見え(立山室堂山荘方面)

黒い斑点は岩。ゴロゴロむき出しになっている。



初日は、ライチョウを発見できず、みくりが池温泉でのんびりと・・・。



【2日目】


ライチョウのいそうな場所を探すが、なかなか見つからず場所を変えて再度、捜索。


冬毛をまとったメスのライチョウ。可愛い!


結局、この1羽しか発見できなかった・・・


下山前に記念撮影



山小屋の人にライチョウ情報を確認したら、ここ最近の目撃情報はなかったという。
11月下旬ともなると、標高を少し下げたところに移動してしまったのではなかろうか・・・



おつかれさました。


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


五竜岳

2016年03月25日 08時24分03秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/3/22-23 天気:晴れ→曇り/雪

メンバー:szt(単独)

五竜に行ってきた.

初日の天気はご覧の通り晴れ.朝一番にゴンドラに乗りアルプス平までやってくる.スキー,スノーボードの人たちも楽しそう.

登山の格好をした人は私以外に3人いた.

地蔵ノ頭よりこれから向かう五竜がよく見える.

地蔵ノ頭には案内板があって火打,妙高がはっきりとわかった.8:50五竜に向けて歩き出す.

一ノ背髪,二ノ背髪を順調に通過.途中追い抜いた地元のおじさんの話では雪はとても少ないそう.今日中に五竜の頂上まで行けるのでは?ということだった.

しばらく歩いていくうちに,鹿島槍が見え始め,

遠見尾根を見渡しながら五竜が望めるようになる.

遠見尾根からは鹿島槍北壁が大迫力で見渡せる.確かに壁がそびえたっていてとてもかっこいい.それにしても写真ではこの迫力が伝えられない.仕方ないか.

中遠見を10:11に通過し,11時過ぎには西遠見山直下まで来てしまう.

雪はとても少なく,連休明けのためだろうトレースもあってコースがわかりやすい.予定ではここらへんにテントをたてて翌日に五竜に向かう予定だったが,天気予報ではこれから先が下り坂.

今までの越後駒,北岳の時の雪の状態や景色の距離感を基に,ここから頂上まで行って戻ってこられると思い,急遽五竜の頂上へ向かうことにする.

ここに戻る時間までは読めなかったので,風も少なそうでブロックも積んであるところにテントを設営する.

11:55幕営地から五竜に向けて出発する.

明るいうちにテントに戻ってこられるといいなと思っていたのだが・・・・

 

12:03西遠見山を通過.鹿島槍北壁も角度が変わって少し違う印象だ.目的地の五竜頂上も迫ってきた.白岳の斜面は直登するところは雪崩は大丈夫そうな気がする.

12:41白岳の稜線にでる.去年行った唐松岳,唐松山荘がよく見える.

ここからは予想通り風が強い.

12:55五竜山荘に到着.ここで念のためダウンジャケットも着込んでいよいよ頂上へ向かっていく.

風はとても強いがトレースがあり不安はあまりない.アイゼンもばっちり効くし,クラストしているので雪に足を取られることもほとんどない.黒部側をトラバースするうちに所々急な場所はあるがそれほど怖さは感じなかった.

頂上に近づくにつれ雪壁は立ってくる.雪壁越しに鹿島槍が見えたので参考までに.

頂上直下の登りの前に鹿島槍が綺麗だったのでまた一枚.ここから見ると北壁の角度がわかってきてこれまたかっこいい.こんな景色を眺めていると,チャンスがあれば北壁に挑戦してみたくなる.

でこちらが頂上までの道のり.

振り返るとこんな感じ.急ではあるが怖さは感じない.だからと言って落ちたら大変.冷静に頂上を目指していき,,,

14:01山頂に到着した.15時頃までにたどり着ければいいなと思っていたが予想より1時間早かった.

頂上の雪庇はこんな感じ.きっと今年は雪が少ないのだろう.そうでなければ初日のこの時間にここまで来られないはずだ.

剱,立山,薬師?がよく見える.

それぞれアップで撮ってみた.

鹿島槍はもちろんのこと,槍もみえる.方向的には北鎌越しの槍なのか?

去年行った唐松岳だ.あの時もこんな感じで眺めは良かったっけ.でも今日の方が風は強くて雪が少ないか.

軽く栄養補給,水分補給をして下り始める.そういえば今日はあんまりお腹が空かない.北岳の時とは比べ物にならないくらいパワーを使っていない気がする.

この尾根登ってきたんだな~

まずは五竜山荘を目指して冷静に降りて行こう.

15:01五竜山荘に到着.途中クライムダウンを交えたり,ダブルアックスでトラバースしたりと冷静に楽しみながら下ってきた.吹き上げてくる風が強く,下りだというのにそれほどスピードは出せなかった.小屋の陰に隠れるだけで体感気温がまるで違う.

白岳の頂上付近には15:17.

白岳の稜線を超えるともう風はほとんどなく,時折強い風が吹き付けるだけになる.

明るいうちにテントに着けそうだ.と思いながら下っていく.しかし,,,

戻ってみるとテントがない.

テントの固定が甘かったらしく,テントは跡形もない.中に食糧,シュラフ,ストーブ類を入れていたがそれらも全くない...

慌てて頂上アタックを決めたため,がっちりペグで固定しなかったのがいけなかったみたい.風はそんなに強いところじゃないと思ったんだけど・・・

この時点で15:45.この天気からすると,暗くなる前にはアルプス平にたどり着くことはできるが・・・

前夜の天気予報で崩れるのは翌日の昼頃からとのことだったので,ビバークすることにした.

ところが,ラジオの夕方の天気予報では0時以降に崩れ始めると・・・

予報通り雪が舞い始め寒い一夜を過ごすことになった.

翌日は5時過ぎにビバーク地をあとにする.

昨晩の天気予報通り視界はとても悪かった.GPS持っていたからいいけど,持ってなければとても降りられるような天気ではなかった.

写真は中遠見の辺りで6:16.

五竜の方向を見るが全く見えない.

歩いていて思ったのは,視界がきかないと地蔵ノ頭へ向かうところが非常にわかりづらかった.

何とかアルプス平駅にたどり着く.始発のゴンドラで車まで戻り無事下山することができた.

スキー場のゲレンデはGPSなしでは歩くことはできなかった.本当にGPS様々であった.

でもそれ以上に初歩的なミスをしないようにしなければ.天気が日程の後半で崩れることがわかっていたから焦りを生んだのだろう.振り返ると下山のための地形確認もおろそかにしていたと思う.

課題の多い山行であった.そして失った装備を取り戻すための出費も多そうだ・・・

szt

 


八ヶ岳 南沢大滝,小滝

2016年03月14日 09時46分15秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/3/12(土) 天気:曇り時々晴れ

メンバー:szt,他1名

今シーズンおそらく最後?のアイスクライミング.お相手はいつものようにY野さん.

今回はリードの練習をするべく,今年2回目の南沢大滝をまずは目指す.

前日の夜に美濃戸口で泊まり,7:00前には美濃戸を出発.

1月に比べると雪景色!!木の葉っぱにも雪が乗っているところを見ると,3~4日前には雪が降ったみたい.

8:00前に大滝に到着.今回は一番乗り.

で,早速登り始める.

はじめはピッチを区切って登る練習.

少しずつ人が増えてくる.

トップロープをセットして何本か登り,左脇の灌木にある支点まで短いながらリードの練習をする.前回の唐沢の滝よりも立っているところをリードで抜けられた.ちょっと嬉しい.

そんなことをしているとだいぶ人の数も増えてきた.場所を変えることにする.

摩利支天大滝を見てみたいということで向かってみるものの,私は地図を忘れお互いの調査不足もあってどうやら違う沢に入ってしまった様子.

トレースはなく,膝くらいまである雪の中をあがる.これはこれで結構楽しい.

途中で荷物をデポして,私が上部を偵察.Y野さんがアバラコフをつくり下降の準備をすることに.

上部は5~7mくらいの小さな滝が連続しているが,大きな滝はなさそうということで南沢小滝を登ることにする.

14時頃に小滝に来てみると,午前中に比べて人は少なく氷の状態もまずまず.

何本かトップロープで登った後,比較的寝ているところをリードで登らせてもらう.

グローブが厚くロープ,スクリューの操作にやや手間取って課題はあったが無事登り切ることができた.ようやくこんな写真を撮ることができた.

独特の恐怖感はあったがこれをしないと課題が見えてこない.アイスクライミングでゆっくりではあるがステップアップしている実感を得ることができ満足満足.

リードで登ったあと私はトップロープで1本登って今シーズンは終了.Y野さんは3本連続で登って17時過ぎまで登る.

夕焼けを眺めながら美濃戸へ向かう.だいぶ陽も長くなったな~.

暗くなり始めた18時頃に無事美濃戸の駐車場に到着し,家路についたのでした.

szt