那須、朝日岳東南稜
3/11、この冬、二度目の那須。
目指すは、またもや朝日岳東南稜。
独りでも、仲間といっても、何度でも楽しいのが山というもの。
ということで、このたびはAさん、Iさん、お初のFさん。そしてsak。
ライトなアルパインを楽しんじゃいましょう。
晴天の中にも少々の風。
トレ-スも新雪に埋もれ、初っ端からラッセル。
こうなると那須も侮れない。
膝下、時に股下まで。
慌てず焦らず行く感じが雪山の実感。
透きとおった空気に白い息。
空は青く、目指す稜は胡麻塩模様。
下降点まで2時間を要した。
幸い、明礬沢への下降はクラストしていて快適な下降。
少しの登りをラッセルして稜に取り付く。
sakの仕事はここまで。あとはAさんに牽いていただく。
ギャップ手前の岩塔は右に支点がいくつかあった。
先日は見逃していたが、こちらの凹角が王道か。
思い思いにギャップを越え、振り返れば茶臼が大きい。
あとは朝日岳直下のスラブを、ザクザク登れば朝日岳山頂。
みんなの笑顔と嬌声が嬉しい。
ここから見る東南稜は、何度見ても見栄えがする。
峰の茶屋でゆっくり休憩してボトボトと下山。
見慣れないトレ-ス。姿は見かけなかったが入山者がいたらしい。
こんなとき、先頭を歩けた幸運は心に残るものだ。
途中、森が揺れた。
経験のない揺れだった。
ガ-ドレ-ルとその支柱がぶつかり合い、ガンガン鳴っていた。
噴火でも起こるのではないかと身の危険を感じた。
自然に意思はない。意思なくして自然現象は起きるのだ。
それからの出来事は皆に打撃を与えた。
たぶんこれからも。
不安はあるけど、それでも私は自然を愛していくのだと思う。
sak
3/11、この冬、二度目の那須。
目指すは、またもや朝日岳東南稜。
独りでも、仲間といっても、何度でも楽しいのが山というもの。
ということで、このたびはAさん、Iさん、お初のFさん。そしてsak。
ライトなアルパインを楽しんじゃいましょう。
晴天の中にも少々の風。
トレ-スも新雪に埋もれ、初っ端からラッセル。
こうなると那須も侮れない。
膝下、時に股下まで。
慌てず焦らず行く感じが雪山の実感。
透きとおった空気に白い息。
空は青く、目指す稜は胡麻塩模様。
下降点まで2時間を要した。
幸い、明礬沢への下降はクラストしていて快適な下降。
少しの登りをラッセルして稜に取り付く。
sakの仕事はここまで。あとはAさんに牽いていただく。
ギャップ手前の岩塔は右に支点がいくつかあった。
先日は見逃していたが、こちらの凹角が王道か。
思い思いにギャップを越え、振り返れば茶臼が大きい。
あとは朝日岳直下のスラブを、ザクザク登れば朝日岳山頂。
みんなの笑顔と嬌声が嬉しい。
ここから見る東南稜は、何度見ても見栄えがする。
峰の茶屋でゆっくり休憩してボトボトと下山。
見慣れないトレ-ス。姿は見かけなかったが入山者がいたらしい。
こんなとき、先頭を歩けた幸運は心に残るものだ。
途中、森が揺れた。
経験のない揺れだった。
ガ-ドレ-ルとその支柱がぶつかり合い、ガンガン鳴っていた。
噴火でも起こるのではないかと身の危険を感じた。
自然に意思はない。意思なくして自然現象は起きるのだ。
それからの出来事は皆に打撃を与えた。
たぶんこれからも。
不安はあるけど、それでも私は自然を愛していくのだと思う。
sak