acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

みなさんお久しぶりです。

2010年05月29日 18時24分17秒 | 山行速報(海外)
みなさん、お久しぶりになります。
無事、ネパールから戻ってまいりました。
山行報告は、ボチボチ書いていこうかと考えております。
帰りは、バンコク経由でしたが、あの一番大荒れの時期でしたので、バンコク市内の観光は諦めて、予定より2日早く帰国いたしました。
              ガストンガニマタ

関西遠征 大峰山偏

2010年05月22日 07時56分25秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
大台ヶ原山・大峰山を
関西遠征登山をしてきました。

2日目の行程は、車で移動しトンネル西口P、
~大峰奥駆道出合~聖宝宿跡~弥山小屋~八経ヶ岳~弥山~往路戻る。
洞川温泉に入浴し帰路につく。




奥駆道を進むとコケ蒸した風景に雰囲気がありますな~っ。
きっと大台ヶ原は、昔はこんな感じだったのかと思う。




前から先達に率いられた行者さんかなと思ったら、
ツアーの人達でした。
100人位いて、さすが信仰の山と感心です。




めざす大峰山最高峰です。
稜線はガスがかかっていますが、
もう一踏張りで登頂です。




大峰山(八経ヶ岳)▲1,914.9m山頂です。
到着するとみるみると晴れていき、
先に続く奥駆道が良く見えました。




弥山▲1,895m山頂です。
信仰の山だけあり、立派な奥宮が建立されています。
ここでの参拝は霊験あらたかでしょう!




奥駆道のブナ林から見上げた空です。
さあ下山です洞川温泉が楽しみです。

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関西遠征 大台ヶ原山偏

2010年05月21日 09時51分59秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
5月15日~16日は、
大台ヶ原山・大峰山を
関西遠征登山をしてきました。

1日目の行程は、前夜発車で大台ヶ原Pまで入り、
~日ノ出岳~正木ヶ原~牛石ヶ原~大蛇ぐら~吊橋~大台ヶ原P、
車で移動し和佐山キャンプ場(泊)




登山口の標示板を確認する。
なぜか北が横向き?(進行方向に合わせてあるのか?)
と思いながら登山開始!




よく整った登山道をサクサクと登る。
山頂直下で視界が開け、熊野灘が見えるではないか!
すばらしい景色。




大台ヶ原山(日ノ出岳)▲1,694.9m山頂です。
天候に恵まれ気持ちの良い登頂です。




正木ヶ原の風景です。
よくテレビで見る立ち枯れした木々が、
原因は分かりませんがもの悲しい光景です。




名湯の入之波温泉山鳩湯に入浴しました。
湯船が鉄分の多い石灰質で覆われて
秘湯にふさわしい雰囲気です。

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筑波山の風景<9> 護摩壇

2010年05月20日 22時37分20秒 | 筑波山の風景

<筑波山の風景・9>

護摩壇



筑波山には、その東・南・北の三面に190余所の霊場が定められている。

これは、知足院開山徳一大士が、筑波山下に錫を止め、筑波山神社の二神を仰いで入山したのが延暦元年(782)当山の神窟・霊泉を教示したことに由来する。

いまでも8月下旬に神窟講社によって昔ながらの禅定が行われている。
修験者として、装束に身を包み訪ね歩く。
筑波をより知るために、経験するのも一考である。

護摩壇はそんな数ある霊場のひとつ。
筑波の神に参るに外すことの出来ない場所であろう。

sak


東北遠征 岩手山偏

2010年05月17日 09時56分53秒 | 山行速報(雪山・アイス)
GWは、八甲田山・岩木山・八幡平・岩手山を
東北遠征登山をしてきました。

3日目の行程は、馬返しキャンプ場より
~旧道~七合目鉾立~不動平避難小屋~岩手山~新道戻る。
早池峰山は、林道閉鎖中につき断念し帰路につく。




今夜の宿、馬返しキャンプ場です。
後方の白樺の陰に見るのが岩手山です。




早朝出発し不動平に到着しました。
向かい風の中の登りはキツイ!
視界が良いのが救いです。




岩手山▲2,038.2m山頂です。
強風の中ですが、なんとか撮影できました。

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東北遠征 岩木山・八幡平偏

2010年05月14日 13時41分21秒 | 山行速報(雪山・アイス)
GWは、八甲田山・岩木山・八幡平・岩手山を
東北遠征登山をしてきました。

2日目の行程は、車で移動し八合目P
~鳳鳴ヒュッテ~岩木山~往路戻る。
車で移動し見返峠P~八幡平山頂~八幡沼分岐~見返峠。
車移動し馬返しキャンプ場(泊)




八合目から鳳鳴ヒュッテに向かう
ショートカットの雪の斜面です。
滑らないように登ります。




めざす山頂です。
天気は快晴なのですが風は強いです。
スキーヤーが多かった。




岩木山▲1,624.7m山頂です。
強風の中ですが、昨日と違って立つことができます。




八幡平です。
はるか彼方まで白一色の大平原です。
とても楽しい雪の散歩です。




振り返ると、明日登る岩手山が見えます。
上部は急で真っ白でアイスバーンに見える・・・
登れるだろうか(^_^;)




八幡平▲1,613.3m山頂でのスナップ写真です。
山頂標示板が雪に埋まっています。

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東北遠征 八甲田山偏

2010年05月13日 08時51分09秒 | 山行速報(雪山・アイス)
GWの5月1日~3日は、
八甲田山・岩木山・八幡平・岩手山登山
(東北遠征)をしてきました。

1日目の行程は、前夜発車で酸ヵ湯キャンプ場Pまで入り、
~仙人避難小屋~大岳ヒュッテ~八甲田山大岳~仙人岱分岐~酸ヵ湯、
車で移動し岩木山神苑桜林P(泊)




酸ヵ湯を出発し、地獄湯ノ沢を登っています。
もうすぐ行くと濃霧の中に入ります。
地形を再確認してコンパスで進みます。




八甲田山▲1,584.4m山頂です。
猛吹雪で飛ばされそうな中、
なんとか撮った山頂表示板です。




下山後酸ヵ湯に入浴した後天候が回復し、
キャンプ場から見た山頂が顏を出した八甲田山です。

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巻機山

2010年05月11日 15時14分16秒 | 山行速報(雪山・アイス)
4月24日 巻機山登山をしてきました。

今回は早朝発車で巻機山キャンプ場まで入り、
~桜坂P~割引沢分岐~井戸尾根南西壁~五合目辺で撤退
~往路戻るの1日の行程です。




雪の降る中、昨日の踏み跡をたどり井戸尾根に取りつく。
ガスで視界が悪く地形とコンパスをたよりに登る。




急勾配のブッシュ帯をずり落ちながら登る。
この時期にこれだけの雪があるとは・・・。
この後ザザ降りの雨になり登頂断念。




安全地帯まで降りてスナップ写真を撮る。
コーヒーを湧かして一服し下山する。

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ザラメ雪の燧ヶ岳東面に遊ぶ

2010年05月06日 21時16分21秒 | 山行速報(山スキ-)
2010年4月30日-5月2日 燧ヶ岳東斜面、
何となく気合の入らないGWだけど天気は大変良さそうな予報、積雪量も十分らしい。このチャンスを逃すまい、とにかく雪山にしっかり泊まってしまおうと思って、通い慣れた尾瀬・御池から入山して燧ヶ岳の東面に山スキーを進めた。
メンバー:単独

4月30日
昼前に御池を出発し沼山峠への除雪された道路の山側をシール歩行。メラッパシ田代へ上がる広い沢を登る。このあたり何とまあスノーモビルのトレースがある。どこから来たのだろう。メラッパシ田代から東ノ田代の南東端へ登りベースキャンプ(BC)を設営。今日はたったの350m標高差しか登っていないがとても疲れた。しばし昼寝。夕食は行者ニンニクとソーセージ、ゴマなどを入れた煮込みラーメンで栄養補給。テントの中はたぶんニンニク臭充満のはず(本人にはわからない!)。燧ヶ岳は雲に隠れて見えない。

タイム記録:
11:40御池ー沼山峠への車道山側トラバースー13:00メラッパシ田代へ切れ込む谷の入り口ー14:30 東ノ田代南西端BC

5月1日 曇り強風後晴れ。

ガチガチの東ノ田代


 昨夜は早くに横になり夜半に目覚めた。もういちど寝入って起きるとすっかり明るくなっていた。上空の雲の流れが早い。
熊沢田代の東に食い込む谷を登る。谷はすぐに浅くなるが意外と側岸は立っていて強い風を遮ぎってくれるので助かる。
ときどきスリップするので途中でスキーアイゼンを装着。


ハーフパイプのような谷



こんなに浅い谷が長く続いている



上質なコブ(のような凹凸)もある


黒い針葉樹に囲まれた沢は2100mまで続いた後ダケカンバの疎らな燧ヶ岳北西斜面に消えた。風が強いので途中でツェルトをかぶってしばらく待機。天気が良くなり風も弱まってきてから頂上までシール登行。まだ時間が早いので登ってきた人はほんの数名。時間はたっぷりあるのでゆっくり休憩し東面のどこを下るか思案する。雪質は良く締まった良質なザラメだから雪さえついていればどこでも下れる。北向き斜面は時々アイスバーンがあるので要注意だ。いろいろと上から偵察して’まないたぐら’と’ミノブチ岳’の鞍部から真東に下る谷の源頭を滑り、2075m標高点をかすめてその東につづく広い尾根を下ることにする。問題はその尾根の一番急な部分2000~1800m付近の樹林が密かどうかだろう。谷の源頭はすばらしい雪質で風を切るようにあっという間にすぎた。問題の部分も樹間は適度に開いており雪質もまずまずであったので難なく下る。


燧ヶ岳東面のこんなところを滑ってみた



樹林の急斜面も問題なし


頂上から道路まで標高差800mをゆっくりとルートを確認しながらでも40分ほどで滑った。暑くてのどが乾いたのでのんびりとお茶をわかして登り返しのエネルギーを補給。南東向きに開けた谷から東ノ田代のBCへ向けて緩んでザクザク雪の谷右岸を登る。


BCへもどるのにこんな谷を登ります。


BCに戻ってまだ滑り足りないのでもう一度朝と同じルートをたどる。
が、午後3時になり雪面が凍り始めたので2070m付近から戻った。案の定、クラストしはじめておりスピードは出るのに曲がり難くて、幅の狭い沢中では連続ターンがうまくできない。沢の片側斜面をギルランデ多用で何とか下る。1時間20分かけて登ったところを下りは10分ほどで。テントサイトからはフィルムクラストでギラギラと光る燧ヶ岳東斜面がよく見えた。今日はいい天気に恵まれて山の中を思う存分走り回った。

BCからぎらぎらの燧ヶ岳を眺める

タイム記録:
6:15 BCー<熊沢田代と東の田代の間の浅い沢>ー8:30(2190m)ツェルト待機ー9:40 燧岳まないたぐら頂上(晴れ)10:18 滑降開始ー10:41(2075m)標高点すぐ南-10:48(2000m)ー11:01(1600m)ー11:07~11:30(1550m)車道-12:36(1620m)メラッパシ田代の南の沢ー13:30 BC
13:43 BCー14:10 1900mー14:38 2000mー15:00 2070m折り返し点15:10 滑降開始ー15:23 BC着

5月2日 晴れ
昨夜も夜中に東の空に丸い月が見えた。上空には雲があり満天の星ではなかったが。。。。今朝もすっかり明るくなってから目が覚めた。一人の気楽さからか。今日はどうしようか、と思ったが、重荷を背負ってしんどいことはいやだったので、テントをおいて燧ヶ岳の頂上を往復した後、テントを撤収してそのまま入山時のルートを下ることにした。
 昨日の午後のトレースがガチガチに凍り付いている。三度目の登行をする。途中でスキーアイゼン装着。日焼け止めクリームを昨日亡くしてしまったので、目出帽!をかぶっていく。ちょっと暑い。昨日とちがって風が弱く上着をつけずに2時間弱で頂上。

またいたぐらから至仏山が見える。

下りのルートをもう一工夫して、北東にある1990m標高点の尾根を下ることにする。そこまでは今朝登った沢のもう一本南側の浅い沢を快適に下り、

ゲレンデの林間コースのようにも見える樹林にはさまれた下降ルート(真ん中)

快適な谷の中から尾根へ乗り上げる

左岸をトラバースして尾根に乗り上げる。1990mピークからの尾根は少し急である。樹林もやや混んでいた。いちばん木の空いているところは北向きの急斜面。一度アイスバーンに変わったとたんに転倒して5mほどズルズル。身の危険は感じなかった。それでも頂上から20分でテントに戻る。

 のんびりとテントを撤収して、重荷を背負ったので転けないように入山と同じルートを下る。谷の初めの部分は急斜面で斜滑降しかできなかった。ゆるやかなな沢の中もときおりスピードを出すとおもわぬ凹凸にバランスをくずしそうになり足が疲労した。それで、除雪道路にでてあっさりとスキーをあきらめ、板を背負って御池まで歩いた。水道でスキーを洗って爽快な春スキーを終了。天気と雪質に恵まれた気ままな山行であった。

タイム記録:
6:49 BC発-7:36(2050m)-8:45(2347m)燧ヶ岳まないたぐら頂上~9:18滑降開始-9:23(2100m)-9:28(2000m)-9:30(1990m標高点すぐ東)-9:40(1800m)BC着 テント撤収10:28 BC-10:39(1650m)-10:53(1470m)道路-11:25御池

さるのこしかけ


GPSトラック


by Yu-chan