acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

山岳分野の物語

2011年01月27日 17時56分25秒 | 会員日記
山の記録というのは実にさまざま。
山のガイドや紀行分、山岳史や小説も決して少なくはない。
以前、山の漫画というのも紹介した。

その数からすれば、山岳という分野は意外と題材になりやすいのかもしれない。
確かに、さまざまな場面において人間ドラマの生まれやすい世界でもある。

で、
このたび紹介するのは、山の映像。
アマゾンあたりで山岳映像、映画などを探せば、新作はモチロン、過去の名作までDVD化されていて驚くことしばし。
レンタルでは余り見かけない、チョット気になるものを購入したけど「そのまんま」というまさに「買ったことで満足してしまう症候群」だ。

山が遠くになりにけり・・・見るのは今しかない!



「星と嵐」
  ガストン・レビュッファの名作を映像化。古臭いといえば古臭いが、その当時、これを作
  ったというのはスゴイことだ。
  アイガ-北壁は無理として、レビュッファの故郷、マルセイユに近い海岸の岩場には、い
  ってみたくなった。

「北壁に舞う」
  長谷川恒男氏のグランドジョラス北壁行の記録映画。作り方やBGMなど70年代の雰囲
  気がとても懐かしく、心地よい。
  映像としては遠望などが多く、迫力に欠けるがこの時代のクライマ-は世界的な輝きを放
  っていた最後の世代なのではないかと思う。

「運命を分けたザイル2」
  「2」が出ているとは知らなかった。
   初作で奇跡の帰還を果たしたジョ-・シンプソンがアイガ-北壁での悲劇、トニ-クル
   ツの足跡を追った。
   山での奇跡に悲劇。かくも山岳の2大テ-マではあるが、1作目ほどの映像美と物語に
   は欠けるか?


かくも山岳というのは物語に溢れている。確かにそんなことを再確認した。
蔵書をフト引っ張り出して見たりすると、そんな岳人の言葉やエピソ-ドがとても面白い。
そのうち、そちらのコラムなども書いてみたい。

紹介作品の閲覧希望がありましたら、お申し出ください。



ついでに・・・・。
「沢登ブ-ム来たる?」で話題のあった沢登りガイド。



「丹沢の谷 110ル-ト」入手しました。
ネットの世界では、本日の相場が4000円。

倍以上で売れるのかあ~(売らないけど)
率のいい投資だなあ。(笑)

sak

八ヶ岳[赤岳南峰リッジ]

2011年01月07日 19時18分15秒 | 山行速報(雪山・アイス)
2010.12/30~2011.01/01
八ヶ岳[赤岳南峰リッジ]登山をしてきました。
N艦長・Apple と N氏・K氏の2パーティ構成です。

今回の登山行程は、前夜発車で美濃戸山荘Pまで入り、
7:40発~8:40堰堤広場~10:10赤岳鉱泉テント(泊)

6:30発~7:10-40行者小屋~8:20文三郎尾根~8:50赤岳南峰リッジ~9:20赤岳
~9:50地蔵の頭~10:50行者小屋~11:30赤岳鉱泉テント(泊)

7:40発~8:40堰堤広場~9:10美濃戸山荘Pの2泊3日です。




美濃口で集合し、
車で美濃戸山荘Pまで入りいつもの入山祝いの大宴会。
早朝凍てつく林道を赤岳鉱泉に向かい歩き出す。




林道途中の“山の神”です。
信心深い私くしは今回の山行の安全祈願します。
そして商売繁盛もわすれません。




赤岳鉱泉に到着です。
空はどんよりとしており、今日はこれで停滞かな?!
それならお楽しみの宴会モードです。




赤岳鉱泉名物のアイスキャンディです。
ここでアイスクライミングの練習をします。
使用料は¥1,000円なのでお試しあれ!




整地をしテント設営完了です。
今日は行動無しなので、これから大宴会に突入します。
まだ昼前なんだけどヽ( ´ー`)ノ




赤岳▲2,899mの山頂を見上げる。
右端が南峰リッジである。
ここでアイゼンと登攀具を身に付け、水分補給し準備をする。




行者小屋から大同心・小同心の岩稜帯を見上げる。
天気予報は午後から崩れるとのこと、
午前中が勝負である。




親方@東京の「行きますか!」で文三郎尾根に向かって歩き出します。
南峰リッジ登攀中は寒風のためカメラは凍りつき、
この後写真無し。(;_;)




元旦の朝。
もすこし居たい気分だが、
家も心配なので硫黄岳に分かれを告げ下山する。
ここからは転がっても行ける距離なので楽勝である。

by Apple

筑波山の風景<17> 願い

2011年01月01日 21時39分34秒 | 筑波山の風景

<筑波山の風景・17>

小石に願いを込めて



小石に願いをこめて神に届ける。
古来、筑波詣の際に行われてきた。
その小石が塚となって今に残る。

いにしえからの小石が塚となるに至るのは、やはりいつの時代にあっても「願い」は尽きることがないのだという悟りであろうか。

小石に願いを込める。
願わくば、願いが己の信念で成就されるよう祈る。
是非とも、「大石重ね」がキッカケとなってほしい。

sak