acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

奥久慈男体山‐袋田の滝

2016年01月27日 09時02分46秒 | 茨城の山

2016/1/26(火)

メンバー:単独

 誰が言ったか知らないが,北関東男体山めぐり.今回は奥久慈の男体山に行くことにする.

 

8:19 西金駅を出発.

車道を歩いて初めの分岐.地図では温泉があるみたいだけど,よくわからなかった.8:34.

この車道この時間でほとんど日が当たらない.似たような風景は見たことあるけれど,日が当たらないだけでこんなに寒いとは.この地に暮らしている人たちってすごいな~と感心し,また前にいた山の中って日当たりのいいところ多かったな~と昔を振り返る.茶?なのかなとても寒そう.

大円地山荘周辺に到着したのが9:14.駐車場には雪があり,途中日陰の下り坂は凍った雪が積もっている.ここまで車よりも,歩いたほうが無難かな~

ここから見上げる男体山はなかなかの迫力.

初めは一般コースをのんびりと確認しながら行こうと思ったけれど,あの絶壁を見たら迷わず健脚コースを進んでしまった.こればっかりはもう止められない.

 途中の雪も南側だけあってたいしたことないし,岩がゴロゴロしてちょっとドキドキしてくるぞ.

眺めのいいところもあって中々の高度感.筑波山,日光連山も見えて男体山から男体山を眺める.

今日目指す男体山も近づいてきましたよ~.

で10:18山頂に到着.ひとまず前半のハイライト.あっという間だったな~

那須はだいぶ白くなっている.筑波山はこの時間になるともうはっきりわかりました.

気にしていた雪はこんな感じ.先週行った筑波山に比べると標高も低いせいか量は少なく,そしてやや緩い感じ.さあここからは袋田の滝めざして歩きましょう.

この日は風もなく雲一つないいい天気.だいぶ雪は解けそうだ.結構立派な落葉樹の林を進んで白木山への分岐に10:57到着.途中標識はいっぱいありここまで迷う心配なし.

穏やかな陽気のもと,木々の間から日光連山,那須連山が見渡せていい眺め.途中にはとんでもないケヤキ?の大木もあり,風がないこともあって汗ばむ場面あり.風がなくて日差しがあるとこんなにあったかいのか~.そりゃ雪も解けるよね.日の当たらない北側も雪はあるけど,雪解けの山を歩いている感じであった.

で途中の展望台に12:08.

さらに進んで・・・

月居山に着いたのが12:30.

ここまでは雪が硬めでちょっと滑りそうなところもあったけど,概ね問題ない感じであった.

さあ袋田の滝へと遊歩道を進むと・・・

この階段が曲者で.滑りはしなかったけど,歩くところが限定されて最後の最後が一番気を遣った.

滝の眺め的にもいまひとつかな~

下まで降りて吊り橋を渡り,初めて見る袋田の滝.

幾分凍ってはいるけれど,これでは全然登れない.まぁそんなもんだと思っちゃいたけど,残念ですな~

展望台まで有料とはつゆ知らず.

今日はやめといて下山あるのみ.

駐車場のチェックもして駅へ向かう.

健脚コースなぞ来たものだから,大幅に下山の時間が早まって,この時点で13:52.水戸行の列車は袋田駅発13:55.

ダッシュする気もおきず・・・

当然行ってますわな・・・

次の列車は15:42!駅前に食堂もなく,ここで待っていたら風邪をひきかねないので,1つ戻って常陸大子まで移動すると・・・

駅前に食堂が.

ここで目に飛び込んできたのが「けんちんそば」.お値段¥450也.もう釘づけでした,はい.

ここの食堂,隣りのコンビニに品物を持ち込んでいいとか.なんともほのぼのとしているな~.

荷物も大きいのでそちらに移動し・・・

お目当てをすする.

空腹やら,駅の雰囲気やら,おそば屋の雰囲気やら,いろんなものを味わいながら食べたけんちんそばは,なかなかの美味.また食べに来てみたい.

15:38の列車までバスの待合室でうたた寝をして,無事車まで戻れました.

また来ることはあるのかな?以上

szt


甲斐駒ケ岳 黒戸尾根

2016年01月20日 07時08分54秒 | 山行速報(雪山・アイス)

2016/1/14-15 甲斐駒ケ岳黒戸尾根 テント泊

メンバー:szt

年末の八ヶ岳山行を終えて父親のいる沼津までの道中,甲斐駒が目に入り無性に登りたくなった.

冬の日帰りは単独で山に入ったことあるけど,テントもっていくにはちょうどいいかと思い黒戸尾根をあがることにした.

前日は移動にあて,尾白川渓谷の駐車場から4:22歩き始める.

林の中をひたすら歩くうちに日の出の時刻をむかえる.

雪は全然なく,「きっと今年は少ないんだろうな~」などと思っているうちに8:31刃渡りに到着.

鳳凰三山,富士山がよく見える.

とにかく先に進んでいくと,ようやく甲斐駒が見えてくる.

そうして五合目小屋跡に到着.10:03

そろそろ雪も増えてきたしアイゼン出そうかな~なんて思っていたら,七丈小屋に到着.11:08.

テン場は誰もいないので独り占め.

もともと,登山開始は6:00頃?なんて思っていたけど,車中の居住性の悪さでだいたい出発が早まるのでテントをたてるのも昼前には終了.まだ時間あるしもう少し上まで行くかってことで八合目御来迎場まで登ったのが13:12.

行こうと思えば頂上まで行けるけど,なんかガスかかりそうだし今日はここまでにしてテントまで戻ってお休み.明日の晴れを願う.

食事をしている最中に人の声がしたので誰かあがってきたのかと思ったが,どうやら黄連谷を登って降りてきた人たちのようだった.

翌日は3:30起床.4:30くらいに行動開始をするつもりだったがいろいろしていたら遅くなって,出発は5:00となった.5:42に八合目迎場に到着.

さあこの先は前日歩いていない.真っ暗だけど天気もいいし,危なそうなら安全なところに明るくなるまでとどまって行けるところまで行くつもりで先へ進む.いろいろあったが案外順調に進み夜明けが近づき,風のあまり当たらないところを選んでしばし写真撮影&眺めを鑑賞する.

写真撮っても伝わらないけどとおもいながら,記録として残すために何枚か記念撮影.雲は全然なく,風もほとんどなし.きれいだな~.

あとは山頂を目指すのみ.

で,7:09山頂に到着.

快晴,ほぼ無風.たくさんおまけがついてきた.

中央アルプス?仙丈,北岳,鳳凰三山,富士山,八ヶ岳.甲斐駒は初めてだから360°見渡せても思った通りピンとこない.それでも仙丈なんてなかなかみられないから,天気が穏やかでとっても良かった.

写真も撮ったしさあ下山.8:37にはテン場に到着.のんびりかたづけて,テン場をあとにしたのが10:09.

下りは雪がついていたので,アイゼンを履いたままハシゴ,鎖場を通過し雪が少なくなってきたところでアイゼンを外す.五合目小屋跡に着いたのが11:05,刃渡りには11:58.

あとはひたすら下り.全然雪はないし夏山の風情.笹の平到着は13:03

往きは真っ暗だったので林相がわからなかったけど,結構立派なヒノキ林だったことに気付く.

それにしても下り長いっすね~黒戸尾根って.

神社も過ぎて

駐車場に到着したのは14:08でした.

ずーっと気になっていた甲斐駒を,冬に,テントをあげて,素晴らしい天気の中,頂上まで行くことができ,いい眺めを味わえたのはよかったです.

さて次はどこに行こう?

szt