acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

イボイノシシ

2011年08月29日 00時16分32秒 | 会員日記
イボイノシシ

ふと、山道具屋で目に入る。

あ!

これは伝説のイボイノシシではないか。



一時、これを必死に探した時があったが、「イボイノシシないですか?」といってもわかってもらえることが少なかった。

どうやら、10数年前に生産中止になったらしい。


で、このたびめでたく再販開始。
もっとも、当時のメ-カ-とは違い、KONG社製。



でも形は当時のモチヅキのにそっくり。

ともかく、ここは”買い”である。
この手のは、需要が極端に少ないから、また目にする機会があるとは限らない。

でも、このイボイノシシは正式名称はなんていうの?
きっとイタリアンな名前があるはずだ。

こんど、草付きで無駄に打ってみたいと思うこのごろ。

sak

赤谷川本谷・途中まで

2011年08月28日 23時54分11秒 | 山行速報(沢)
赤谷川本谷・途中まで

金曜日は曇り一時雨の予報。
チョットお疲れ気味の木曜日。
明日は家でのんびりするかなぁと心は傾きかけた。

しかし、しかしだよ。
こんな山行前夜が多すぎやしないかい?
山の男として漢気がなさすぎやしないかい?

そうさ、雨がひどけりゃ、戻ればいい。
沢で濡れるのは、折込み済み。
山に入らなけりゃ、山ヤじゃねえだろ。(カッコイ-!!)
と、独り自分を鼓舞しつつ、向かったのは谷川の赤谷川。

・・・でもあんまり天気が悪い時には入らないほうがいいよ。(笑)



川古温泉から林道をボトボト歩く。
この辺りはヒルの生息域。恐れつつ足元を見ながら行くが、それほど気にはならなかった。



林道終点から山道に入る。わずか30分ほどだが、悪い。要注意。
入渓点は毛渡乗越への渡渉点。
さすがに上越の谷は大きい。上流には天から落ちるがごとき滝が散見できる。

しばらく行くとマワット下ノセン。
両岸切り立ち、水量豊富な瀞の奥に水を落とす。ラムネ色の流れが美しい。
右岸から巻く。困難ではないが、明瞭とは言い難い。



滝上からすぐにマワットノセン。
こちらは開けた釜に瀑布が落ちる。
ここも右岸を巻く。
ルンゼ状を少し上がると、右の草つきに踏み跡。
一段上がって、右にトラバ-ス。そして草を頼りに直上。下は切れ落ちているので少し緊張する。
もう少しルンゼを詰めて灌木帯に安定した巻道もあるらしい。



滝上で休憩していると、雨が落ちてきた。
しばらく様子を見る。
増水するほどでもないし、しばらく待てば上がるかもしれなかったが、今日はココまでとした。
本当は裏見の滝までは行きたかったが、こうなれば、マワットノセン上からの退避路をトレ-スしておこうと考えた。



たしかに踏み跡はあったが、時にかすかに、時にはっきりとと言ってみれば縦横無尽に走っているように感じた。
イメ-ジとしては高度を上げてトラバ-ス。時に岩場や悪い草つきに行き当たったら、薮をつないで徐々に高度を下げていく。
目印はエビス大黒沢とそのわずかに上流の赤い岩壁。



さて、雨降りの薮をこなし、入渓点でやれやれと一服していると、雨が上がりガスが消えた。
くっきりと山並みが見え始めた。
ま、そんなもんですナ。

林道をボトボト戻って川古温泉に戻ってからが第二章。
そう、ヒルでやんスよ。
結構足元見て、二匹ほど撃退したんでやんス。
自分的には完全勝利を確信してたんス。

ところが・・・。

着替え始めると、どこに隠れていたのか、出てく出てくる。
こりゃ、怪物だ。まさしく小さなエイリアン。
エタノ-ルの原液スプレ-で撃退し、当方の被害なし。
それでもって、確信しましたよ。
人類絶えても、ヒルは生き残るね。


結局、アメフラシの前線は予報より南下し、そのあと上越はおおむね、いい天気だったとサ。
東京はゲリラ豪雨で大変だったと聞いたのは、後のこと。
そのころ、猿ヶ京温泉でのんびり炭酸飲料をいただいておりヤした。

やっぱり、下山後のこれに限りやス。
あれ?漢気はどこいったの?

sak

奥多摩・倉沢谷マイモ-ズの悪場

2011年08月23日 18時59分03秒 | 山行速報(沢)
奥多摩・倉沢谷マイモ-ズの悪場



今年の夏は山不足
八月の山行はことごとく悪天に祟られる。
俺ってば、祟られてる?と疑わざるをえない、前厄の夏。

今日も午後から雨の予報。
それまでに何とかやっつけたいものなのだが。


倉沢谷出合

マイモ-ズの悪場を知ったのは、昨年。倉沢谷本谷に行った時のこと。
マイモ-ズとは蝸牛のことらしい。
確かに昨年、見学時の印象では、スベスベに磨かれた岩は蝸牛が這うしかないようなイメ-ジであった。
「奥多摩最難」という触れ込みが耳に残った。

アプロ-チは短いし、遡行距離も思い切り短い。
そのわり、数少ない記録では数時間を要し、技術的にも充実。
この夏の鬱憤を晴らすべくトライできそうだ。

今回のパ-トナ-はGRさんと東京のARさん夫妻。
フル装備を身に着けて、倉沢橋から日原川へと下降。ちょうど降り立ったところが倉沢谷との出合。
さてとと、覗き込むとありました。
イキナリ核心のF1。

近づいて、F1をしばらく観察。
高さ6mほどながら水量は多い。明らかに水流右を人工で行くことになろう。
水流の近くに光るものがある。埋込ボルト?(と思ったが、ヌメヌメの岩が光っていただけということを知ったのはこの後のこと。)

登攀の順序など確認し、最初のトライ。
落ち口まで泳いでいくが、先ほど確認した光るものは確認できず、退却。
ガチャ類をたくさんぶら下げ、空身なので浮力に乏しく溺れそうな勢いだ。


F1の観察


再度トライは、右壁の弱点を探る。
ギリギリ足の着くあたりに弱点を見出す。
水中の足元はえぐれていて、小ハングの様相。左に足の乗っかるスタンスが水中にあったのでそれを使い体を上げるが次の一手がない。
人工に持っていくにも支点がなく、力尽きる。

さて、どうしたものか・・・。
そこで、初っ端からアブミを動員し、後続に残置する計画とする。
ありったけのアブミを身に着け、ギリギリ足の着くあたりでハ-ケンを打つ。
そこにアブミを掛ける。
とはいっても、アブミは水中。水面マイナス点からの人工となる。
三段目に乗るとラ-プの残置を発見。これにアブミを掛け二手目。
この時点で、最初に見えたボルトと思わしきは、ヌメヌメの岩が光っていただけということを知り、ありったけのハ-ケンを集めてロ-プ伝いに送ってもらう。


F1登攀中

そこからは、ハ-ケンを打っての人工が続く。
しかし、ハ-ケンでの支点構築(というよりは打てるところの探査)に時間を要する。
中ほどにハ-ケン残置があったが、ビナは掛けられないので3ミリスリングが必要。
終盤、リングボルトがあり、残置で信用できるのは3点だけだった。


F1で後続ビレイ中


ラストのARさん

滝の落ち口よりほど高いテラス。樹木でビレイ。
このピッチ、20mくらい。
ラストのARさんに回収しながら上がってもらう。


F2は流心をいく

しかし、このころからポツポツとくる。
F2(1m)は右岸がすべすべで流心を突破するほうが楽。
F3(2m)は手前のスベスベ右壁を一段登ってトラバ-ス。
するとすぐに、右折した奥にF4(5m)。
この辺りはちょうど倉沢橋の真下。
偶然誰かが覗き込んだなら、「何やってんだろう?」と思われるに違いない。


F3は左岸


F4左岸登攀中より

左岸のリッジを人工で行く。
ここはリングボルトが打たれているが、ちょっと遠いので、これまたハ-ケンを打ちつつ8mほど上がる。
上がりきると、今度はトラバ-ス。
リングがあるところまではいいが、その先が悪い。ヌメヌメで安定した足場はない。
あと、2.3歩行けばという状況で、支点が構築できれば踏ん切りがつくのだが、それがかなわない。
さすが、奥多摩最難は伊達ではないのだ。


そのころから雨も大粒になってくる。
何とか粘って一進一退をするも、その先に見える小滝も白飛沫が幾分増してきたように見える。
大降りではないものの、この雨は強くなることはあるが、上がることはない。
後続に状況を伝えてここから退却とした。


F1懸垂下降中

ここをこえれば、ゴルジュは続くものの困難はないらしい。
あの数歩が成否を分けるのだから、面白い。
雨がなければじっくり時間をかけていろんなトライができたとも思う。
しかし、自分の引き出しが少なかったのだとも思う。
正直なところ、ちょっと悔しい。


倉沢橋から振り返る

しかし、本来のバリエ-ションとはそういうもの。
一進一退を繰り返して、その間隙に解決策を見出す。それが原点ではなかったか。
蝸牛(マイモ-ズ)の歩みでいい。またの再来を期すのであった。


sak

夏井川 背戸峨廊

2011年08月19日 08時04分28秒 | 山行速報(沢)
2011.08/14(日) 天気:晴れ

夏井川 背戸峨廊遡行してきました。
メンバー:ガストン親方・N氏・I氏・G氏・Appleの5人パーティ。 装備:ザイルφ8.0×30m、アブミ、カム、ハーケン

今回の登山行程は、前夜発車で背戸峨廊Pまで入り小宴会後仮眠、
8:05発~8:08入渓~8:35-54岩タタミ~9:08-42トッカケの滝~9:50-10:17釜ん淵の滝~11:11竜門の滝~12:10-45三連の滝~14:17駐車場の1日です。

朝早いと水が冷たいので、ゆっくりと起き出し朝食をとる。
アプローチ0なので、ハーネス・ガチャ類・ヘルメットを付け出発する。
入渓するとイワナが走り魚影が濃い。原発事故で汚染されているかもしれないし、釣り師があまり入らないせいかと思う。
屏風岩を抜け回り滝を超えると3mながらハング状の滝が表れる。親方がちょっとためすと取付くがフットホールドが無いらしくショルダーで突破。
河原を進むとトッカケの滝が表れる。巻かなと思っていたら親方は登るべくルート捜しが始まり皆後に続く、残置ハーケンもあり無事登攀する。
ここを超えるとすぐ10m滝が表れる。巻道は無いのでここも登攀する。ホールドもちゃんとあり攀りやすい。
だいぶ時間使ったし空も曇ってきたので、この後はガンガン飛ばす。
三連の滝で遡行終了としここでランチにする。滝上部を偵察して登山道より帰ることにする。
地震の影響であちこち崩壊しているので注意が必要だが、登れる滝も多く思った以上に楽しめる沢であった。




岩タタミ3m滝をショルダーで攀るガストン親方。ここは登ろうとちゃっちゃとルート工作をする。




ルート工作された3m滝に取付く。アブミがあるのでセカンド以降は簡単に登れます。




登攀中上から見たトッカケの滝15mです。右側草付きを登り途中のテラスから水流右をザイルを使って登ります。




釜ん淵の滝10mです。水流左を登りますが、上部はあえて水流の中をシャワークライミングします。




片鞍の滝10mです。ここは右側の梯子をつかって巻きます。




竜門の滝20m。水流左側を登りますが、上部が滑ってすこしいやらしい感じです。




黄金とろかしの滝8m。右側水中をヘッって取付けば、あとはどこでも登れます。




竜の寝床です。水流中央はヌメっているので滑ります。チャレンジしましたが、あえなく後ろ滑り台状態になりました。右側水流より登ります。




三連の滝15mです。時間もころあいなので今回の遡行はここまでとする。腹が減ったのでここでランチをし下山する。

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北アルプス 蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳縦走

2011年08月17日 14時10分08秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
2011.08/05(金)~07(日) 天気:晴れ→雨、晴れ→雷雨、晴れ→雨

北アルプス 蝶ヶ岳~常念岳~大天井岳~燕岳縦走登山をしてきました。
メンバー:単独。 装備:ツェルト型ビビィザック、シュラフカバー

今回の登山行程は、前夜発バスで上高地バスターミナルに5:20着、
5:48発~7:03明神館~7:52-57徳沢園~11:58長塀山~13:00-05蝶ヶ岳~13:15蝶ヶ岳ヒュッテツェルト(泊)、
4:48発~4:54-5:05瞑想ノ丘~5:36-56蝶槍~9:46-10:05常念岳~11:12-11:47常念小屋~14:16東天井岳~15:11大天荘(泊)、~18:16大天井岳
5:41発~6:05-10切通岩~07:16大下り~8:41-58燕山荘~9:21-24燕岳~10:00燕山荘~10:41-45合戦小屋~12:36中房温泉の2泊3日です。

北アルプスで最後の百名山になる常念岳をめざして上高地を出発する。
すこし遠回りになるが河童橋を渡り自然散策路を通って行くことにする。
なかなか美しい風景でありこちらの道がお勧めである。
小川にはイワナが優雅に泳いでいる。釣りたい・・・と思っている内に橋を渡り明神館に到着する。
ここで初めて本格的な山ガールに遭遇する。山雑誌で見たハンミョウのようなスパッツだ!ほんとうにはくんだと感心する。

夜行バスに一緒に乗っていたソロの女性と途中まで話しながら歩く。
たわいもない話しをしていたのだが、昨年槍ヶ岳北鎌沢で遭難したつくばの青年の友人とのこと。
私の知る限りのことを話すが、もしかして慰霊も兼ねた槍ヶ岳縦走なのかもしれない。
徳沢園で良い山旅をと握手をして分かれ、私は一路長塀尾根に取付く。樹林帯の長い道でこれといった目玉はない。
森林限界をぬけるとすぐに蝶ヶ岳山頂につく。登頂記念写真を撮りすぐにテント場に向かう。
ツェルト型ビビィザックを張り、まずはビールで乾杯!つまみは枝豆で、至福の時である。




河童橋からの梓川です。奥には昨年縦走した奥穂高岳から前穂高岳への吊尾根のスカイラインが美しいです。




河童橋を渡り自然散策路を歩きます。緑と水にかこまれたいい感じの木道の遊歩道です。美味そうなイワナが沢山泳いでいます。




明神池で自然散策路は終わり、橋を渡ると明神岳▲2,931mが大きく見えます。ここまでは良い天気でした。




徳沢園で水を補給して長塀尾根に取付きますが、樹林帯の中で眺望は無し。たいくつな登山道が続きます。




長塀山▲2,564.9mです。ここも眺望はなく、ここで初めて写真のおねーさんに出合ことになるが、あっさり抜かれる。




妖精ノ池である。あまり期待はしていなかったが、あ!そ~ってな感じである。完全に名前負けではないかと思う。




蝶ヶ岳▲2,677mに到着です。気にしてなければ通り過ぎてしまいそうなピークです。




今晩のホテル、ツェルト型ビビィザックです。寝てしか使えませんが、なんと240gの軽さが魅力です。




夕暮れ時の稜線です。入道雲がもくもくと時おり雨にみまわれます。炊事は外なので出たり入ったりと難儀します。



昨夜は雨だった。ナイロンツェルトは結露するので中も水滴が落ちてくる。
シュラフカバーのみではやはり寒かったが、まあまあ寝れたのでまずまずである。
日の出前に起き出し、朝食をとりツェルト撤収し暗いうちに歩きだす。
瞑想の丘でご来光を待つと長塀尾根で会ったおねーさんと会い写真を撮ってもらう。なかなか良い腕をしている。
朝日が昇ると穂高連峰は神々しく美しい。しばし写真タイムをとりいざ出発する。
途中、蝶槍で慶大ワンゲル部としばし談笑したあとコルに向けおおきく下る。
常念岳までのアップダウンは意外にきつい。地元の親子がついてくるだいぶへばっているようなのでサポートし先導することにする。
岩稜の急登を登りきると常念岳山頂だか、残念ながら雲の為展望なし。

食事をとりたかったのだが、まもなく雨になり先に進むことにする。途中三俣への分岐でさきほどの親子と別れ常念小屋に向かう。
常念小屋につくころには土砂降りの雨になり、小屋前のベンチで傘をさしながらパンをかじっていると写真のおねーさんに会う。
これからのお天気と行動を聞かれるが、もちろん大天井荘に向かうと言う。先に出発するが簡単に抜かれてしまう。
さらに横道岳付近でソロおねーさんたち2人にまたまたブッチギられてしまいまだ復調してないのかとヘコム。
東天井岳をすぎ稜線を歩く頃には雷雨になるが、まだ遠いので逃げる準備をしながら進む。
なんとか大天井荘にたどり着いたが豪雨のため小屋泊まりとする。
夕方になると雨が一時あがったので大天井岳に登る。山頂ではブロッケン現象が表れており大騒ぎであった。
ここでさきほどの三人のおねーさんたちと再会ししばし談笑する。トレイルランナーだと聞きなるほどと納得する。




瞑想ノ丘で朝日を迎えます。偶然昨日のおねーさんに会い写真を撮ってもらう。構図と露出調整が上手いです。




横尾への分岐付近で槍バックに記念撮影をする。もちろん穂高バックも撮っている。




蝶槍で話しているうちに仲良くなり慶応大ワンゲル部との記念撮影をする。昨日おなじ幕場にいたようである。




蝶槍から遠望する。これから向かう常念岳であるが立派な山容である。前常念岳の稜線も美しい。




常念岳への最後の登りです。この時地元の親子をサポートしておりなかなか進まなかったが、旅は道連れである。




常念岳▲2,857mに到着です。雲のため展望はなかったが北アルプス最後の百名山は感慨深いものであった。




常念岳山頂から雨にふられ、東天井岳▲2,814m付近で雨が一時おさまる。一ノ俣谷源流はやさしい感じで、いつか遡行してみたものである。




ブロッケン現象で皆興奮しています。何度か見たことありますが、こんなにはっきり見えるのは珍しいかもしれません。




大天井岳▲2,921,9mでのスナップ写真です。これも写真のおねーさん撮影です。バッチグーです。



小屋は雨のせいなのか意外にすいていて快適であった。
朝食をすませ外に出てみると晴れており槍ヶ岳・穂高連峰が一望にできる。
昨夜は土砂降りだったとのことで小屋泊まりにしたのは正解だっと思う。
今日も昼には雨の予報なので早めに出発する。大天井から燕への表銀座コースは、なだらかな稜線歩きなので快適である。
槍ヶ岳を振返りながら、コマクサをめでながらのんびり歩く。
燕山荘に着き赤沼社長に挨拶しに小屋に入ると、知人のパーティがいたのでしばし談笑する。
空模様もあやしいのですぐ燕岳をピストンすることにする。合戦尾根は雨の中の下山になり眺望なしでもくもくと下る。




朝食をすませ、外に出ると大天荘から槍・穂高が一望に見えます。




表銀山コースの稜線です。歩きやすそうななだらかな山並みで、遠くには立山が見えます。




ふりかえると大天井岳が、とても立派で眺望も抜群な山です。今回とても好きになった山です。




2699mピーク付近から見た槍ヶ岳です。右につながる稜線が有名な北鎌尾根です。




大下りから2678mピークを見上げる。大下りというだけあって、ものすごく下ります。




2678mピークの道標です。後ろに見えるのは高瀬川源流の天上沢です。いづれ遡行したいと思っています。




燕岳と燕山荘が見えます。この稜線はコマクサの大群落があり良い登山道です。




燕岳▲2,762.9mに到着です。これで目的の山はすべて登りました。眺望もいま一なのでこれから下山します。




合戦尾根は雨の中の下山になりましたが、予定どおり到着しました。ここで汗を流してビールで祝杯をあげる。

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