acc-j茨城 山岳会日記

acc-j茨城
山でのあれこれ、便りにのせて


ただいま、acc-jでは新しい山の仲間を募集中です。

高瀬渓谷~湯俣温泉

2014年10月30日 23時36分36秒 | 山行速報(登山・ハイキング)
2014.10/25(土)~10/26(日):1泊2日

メンバー:kei2、他2名


【七倉から高瀬ダムまでのアクセス】

◆ 平成26年特定タクシー通行期間・時間 ◆
4月19日(土)  ~  7月18日(金)  6:30~19:00
7月19日(土)  ~  8月 31日(日) 5:30~19:00
9月 1日(月)  ~  9月30日(火)  6:30~19:00
10月 1日(水) ~ 10月15日(水)  6:30~18:30
10月16日(木) ~ 11月 3日(月)  8:00~18:00
*11月9日(日)まで延長。(今年度試験運行)
10月16日(木)~11月9日(日) 8:00~18:00


~タクシー予約・お問合せ先~   
・アルプス第一交通 TEL0261-22-2121  
・信州アルピコタクシー  TEL0261-23-2323

七倉から高瀬ダムまでの所要時間15分 料金片道2,200円位

※ 高瀬ダムえん堤に待機しているタクシーがいない場合は、管理所の前にある
コイン式公衆電話から連絡
 管理所は湯俣方面側のダムえん堤端にあり、無料の休憩所あり。(9時~16時30分)


【晴嵐荘】 日帰り入浴:500円
開設期間:7月1日~10月中旬(平成26年度は10/17宿泊分で終了)
TEL : 0261-22-0165


【1日目】

長野県内有数の景勝地と知られる高瀬溪谷~湯俣温泉。
紅葉のこの時期を狙って・・・Let's GO!


七倉のゲート前。歩いてダムへ(約1時間)


高瀬ダム



管理事務所前のコイン式公衆電話



高瀬隧道手前の公衆トイレ



ダム沿いの林道を歩く


林道終点。ここから登山道が始まる。



名無避難小屋


だるまストーブ                   畳の部屋




晴嵐荘の対岸 高瀬ダムからの登山道沿いの湯俣山荘(現在閉鎖)



晴嵐荘


山荘から16分



特別天然記念物 噴湯丘・球状石灰岩
背丈以上の高さがある。



宴会料理:餃子、宮崎の地鶏っこ、ポテチ、枝豆


カルビ                     白湯鍋

【2日目】


針ノ木岳



おつかれさまでした。


お天気に恵まれ最高の紅葉狩りを堪能しました。



☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆





安達太良山 湯川

2014年10月26日 17時24分49秒 | 山行速報(沢)
2014/10/25(土) 日帰り 単独

【日程】
0735塩沢スキー場駐車場発→0750塩沢登山口→0800入渓→1000三階滝1030→1145八幡滝から右俣→1200中の滝手前で引き返し→1210八幡滝(大休止)1255→左俣→1310天狗岩で登山道引き返し1320→1330八幡滝1400→1500登山口

【感想】
昨年9月にはじめて安達太良山湯川を遡行して以来、ぜひ紅葉の季節に再訪したいと願っていた。好天と気温高めの週末をむかえ、紅葉最盛期の湯川遡行を楽しんだ。
前回と比べて水量が多く、適切なラインを読むスキルもないため、どうするか・・・と悩む場面も多く、癒しとともに課題を得た週末となった。


塩沢スキー場の手前に駐車

僧悟台コースから入渓

紅葉の絨毯

三階滝の一段目

青空に紅葉が輝く

三階滝の三段目





右俣は中の滝の手前で引き返す

八幡滝

天狗岩

帰着

by ebi

南会津・黒谷川、大幽西ノ沢

2014年10月17日 17時03分28秒 | 山行速報(沢)

2014/10/9-11

南会津・黒谷川、大幽西ノ沢


丸山岳には道がない。
春の残雪か、沢。もしくは藪との格闘を覚悟しなければならない。
草原の二つ並んだ池溏。
それを見るには、沢か藪かを迫られることになる。

二度、頂に立ったことがある。
13年前の春と12年前の秋。

春は会津朝日から会津駒まで。
秋に大幽東ノ沢から。

そして尚、丸山岳を目指す理由は?
それが、西ノ沢の存在だった。

結果から言うなら完敗だ。

丸山朝日沢出合の手前で時間切れ敗退。
ん?時間切れ?
いや、時間だけの問題ではない。
それは明らかに言い訳だ。

野太さに打ちのめされた。
そんな山行だった。


10月9日
黒谷川林道は2011年の豪雨により寸断され、現在修復工事中。
入り口ゲ-ト跡から2.7kmほどは車で入れるようだが、工事中なので路肩に駐車するのは躊躇われた。
ゲ-ト手前の空き地に駐車し、単身歩きはじめる。

崩壊場所が其処ここに見受けられる。
小幽沢(高幽橋)を見送った先、林道は寸断される。
踏み跡を一旦河原まで降り、登り返す。

その後、この大崩壊は2か所(全部で3か所)あった。
河原に降りるのもなかなか不安定。ロ-プが張ってあるものの、言うなれば「悪い」。
ヘッドランプでの通過は困難だろう。

3カ所目の大崩落を河原まで降りて、林道への復帰点を探していると見覚えのある水色の橋。
大幽沢の出合であった。
歩きはじめてほぼ2時間。

取水堰への踏み跡を行くが、途中不明慮になったところで支沢を下り大幽沢に合流する。
僅かで取水堰。

そこから先は幅広の瀬が広がっていたと記憶するが河原に砂利が堆積し、川幅が細くなったイメ-ジ。
水量は平水+10cm、2日前に台風通過したからまあ、そんなところか。
しかし、アクアステルスが大幽沢のヌメに全く相性が悪いようで出だしから滑りまくる。
それだけ、人が入っていないということか。はたまたフエルト靴ならどうなのだろうか?

滝場を一つやり過ごして西ノ沢出合。
一見穏やかな西ノ沢。
ここからが今回の本題だ。

 


2011年豪雨以降、西ノ沢の記録は少ない。
黒河原沢までは比較的穏やかではあるが、3カ所ほどのゴルジュ、滝場が控えている。
出来るだけ濡れないようにと左岸、右岸、右岸と高巻き、最後の巻きは懸垂下降で河原に戻った。

黒河原沢からはゴルジュと滝のパレ-ドだ。
次々に現れる滝、もちろん、容易なものばかりではなく安定しない巻きを強いられることも。
いにしえの記録には「そのほとんどが登れ、高巻より早い」とある。
とはいえ決して容易ではない。
自分の登攀力はともかく、ここは安全策をとって右へ左へ高巻に活路を見出すことにする。

いつの間にか大幽朝日沢を過ぎると滝は徐々に高さを増し、次々と迫ってくる。
遡行図は滝マ-クばっかりでどれがどれやらというのがホントのところだ。
しかもV字の峡谷は巻きに入ろうにもそのル-ト取りが困難。

初日は想定していた1074付近での幕。
いつもは持たないGPSを持ってきて大正解。
地図だけではとても現在地をつかめない。

沢と言えどもストイックな遡行に軽量化。
泊つきながら焚火、宴会なしで質素な食事をとったら、日暮れとともにシュラフに入る。


10月10日
4時起き、6時発。
暗いうちに準備して、沢を歩ける明るさになるのを待って出発する。

いきなり、登れそうにない滝を巻いて沢床に戻ると、わずかでまた滝場を巻き。
一気に巻いてしまえばと思うが巻きの途中に深いルンゼが横切っていてそうもいかない。
巻いて、巻いてを繰り返すとなんだか、薮山に来ているような錯覚さえ覚える。

しかもまったく距離が伸びない。
たしかに滝を登ればとは思うが、深い釜の先に手がかりが見いだせない。
登れそうなら、、、と思うも、できれば濡れたくないなあという躊躇いが先に立つ。先人の偉業に比べて自分の弱さにため息ものだ

 

一旦流れは穏やかになり、紅葉の三角山と爽やかな秋空に気分も上々。
西ノ沢の難所といわれる2段8m滝に出る。

ここは左岸を巻く。
岩塔上ではなく岩塔基部をトラバ-スが良いだろう。

これで難所も終わりかと思ってはいけない。
まだまだ、滝はたくさん出てくる。

登れたり、微妙に登れなかったり、登れそうになかったり。
また、ヌメが本当に滑る。
安心して足を置けるのは乾いた岩だけだ。
また、巻きも次第に悪くなってくる。

15:00

GPSは丸山朝日沢(1:1出合)手前を指し示していた。
目前の2条滝の直登を試みるがシャワ-とヌメで断念した。
巻くには右岸だろう。
しかし、下部の草付は決してよくない。

これを巻いたらおそらく後戻りはできない。
そういう時間だった。

この先、僅かで二俣。首尾よく困難な滝場がなければいいのだろうが、それはわからない。
まあ、得てして都合のいい解釈は必ず裏切られる。
思い切って突っ込むことも考えてはみたものの、3日目の下山は保証できなくなる。
そして、今ならまだ戻れる。

大いに迷った。
それはここまでいくつもの滝や巻きを繰り返した事が頭をよぎったからだ。
それを戻らねばならない。
それなら先を行ったほうが早いのではないか。

先を行くリスクを背負うか、後戻りする苦痛をとるか。

いろんな考え方はあろうと思う。
しかし、ここは撤退することにした。
そこからは、まさに時間と心理的圧迫との戦いだった。

底の見えない暗澹たる釡への懸垂下降。
そして時にダイビング。漆黒の水流渦巻く底深く、引き込まれるのではないかという恐怖。
釜から上がった時の安堵と引き換えに全身を覆う冷え。
か細い草を頼りに巻き下る瞬間。
恐ろしい高さに溜まっている流木は、増水の痕跡だ。

暗闇迫る河原に幕を張ったのは16:30
全身の冷えに加えて、気温も下がりつつあり、息が白い。
ようやく見つけた場所は水面からわずか40cmほど高いだけの河原だ。
とても増水には耐えられないだろう。
しかし、ここしかないのだ。

予報で雨はない。
とはいえ一抹の不安は眠りの中にも襲い掛かってくる。
悪夢にハッとし、外を見ると月明かりが眩しいほどに峡谷を照らしていた。
悪夢とは対極の、息を呑む美しい光景だった。

10月11日

夜明けとともに行動開始。
ル-トの概要と時間的捕捉は出来ているものの、決して余裕のあるものではない。
明るいうちに崩壊した林道を越えるまで安心はできない。

途中の滝場は、どうやって登ったのか、はては巻いたのか?
皆目記憶が定かではない場面もあったものの、一つ一つを丁寧にこなす。

昨日の反省から極力体を濡らさぬように留意する。
体の冷えは身体能力と精神力を奪う。
とはいえ、今日は今日もで何度となく胸までつかる釜の通過はある。

東沢出合へは、14:45
大幽沢出合へは15:40

16:30
なんとか明るいうちに林道崩壊箇所3か所を通過してようやくほっとした。
幕場から10時間半の下降だった。

あとは暮れゆく中、平凡な林道を一時間半ほど。
非常食を頬張りながら、心から安堵を楽しんでいた。

野太さに打ちのめされた。

3日間を不意にした、という無念もあった。

本気の山は、かくも厳しく、時に苦痛を伴う。

そうして心と体は覚醒していく。

西ノ沢は遠かった。
でも、また、きっとの想いはある。

そんな山行後感だ。


sak

 

> 2016年 大幽西ノ沢~丸山岳 遡行の記録 

 


栗子 烏川下降~滑谷沢遡行

2014年10月14日 23時20分01秒 | 山行速報(沢)

2014.10/11(土)~10/12(日) 前夜発1泊2日
天候:快晴

メンバー:Appleさん、ebiさん、kei2 計3名

【コースタイム】
1日目:6:40東栗子トンネル~7:30-8:00鳥川橋/入渓~11:00滑谷沢出合~13:30二俣BP(泊)
2日目:9:30二俣BP~11:30三本松沢出合~12:55-13:25大平橋~15:25東栗子トンネル
※BP(ビバークポイント)

大型で非常に強い台風19号(スーパー台風)は10月の3連休を直撃。
3連休最終日に西日本に上陸。広範囲で影響があるということで、予定より1日短縮して・・・


1日目


東栗子トンネル横の駐車スペース。
林道は反対側右側。


建設中の東北中央自動車道(福島―米沢北)の「栗子トンネル」工事現場脇を通過。
完成すると東北地方では最も長い道路トンネルとなり、全国でも東京湾アクアトンネルに次いで5番目に長いトンネルとなるそうだ。




二ツ小屋隧道(途中一部崩壊)


真っ暗なトンネルの中、出口の光を頼りにしばらく進むと上部崩壊箇所から滝のように雨水が。。。


10分程歩くと烏川橋。


橋の脇から降り、入渓。烏川を下降。




滑谷沢出合から遡上となる。


途中、みごとなナメコを発見。





 二俣付近のBP(右岸)で宿泊


焚き火を囲んでの宴会


夕食のとり鍋

2
日目



朝食の天然なめこ汁。
色・つや・香り 大きさと歯ごたえはバツグン!!美味。

滑谷沢左俣を遡上開始
しばらく、ナメ、小滝、深い淵を繰り返す。



裏見の滝


裏見の滝 巻き道をの登る




大平橋に到着


林道は草に埋もれいる。踏み跡を辿っていくと、広場にでる。
沢からショートカットらしき道がある。
ここから先は普通の林道で入渓地点の烏川橋、二ツ小屋隧道を経て駐車場へ。

 
今回は、烏川を下降して滑谷沢に入り、左俣を遡行しまた林道に出て戻る周回ルート。

癒し系の沢で大満足だったが、林道歩きが少しばかり長かった。


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆


黒部源流~赤木沢遡行(速報版)

2014年10月14日 18時56分06秒 | 山行速報(沢)

9月の三連休は黒部源流と赤木沢行ってきました。

黒部源流はたおやかな流れで滝が無いんです。
北アルプスに最深部なのに不思議な感じでした。

赤木沢は天上の楽園のような景観でしたね。
滝が適度に連続して明るく開けています。

赤木沢を詰め上げて大きな岩の上で休憩、黒部源流の山々が一望でき相棒は震えるほど感動する風景と言ってた。

お天気にも恵まれ良い沢旅でした。

  
アプローチ

  
黒部源流

   
赤木沢下流

  
赤木沢上流

by Apple


紅葉の湿原 田代山

2014年10月02日 06時37分01秒 | 山行速報(登山・ハイキング)

2014.9/27(土)~9/28(日):1泊2日

メンバー:kei2、他2名


今年2度目の田代山。(前回は7月)
田代山の黄金色した草紅葉を求めて、のんびりハイク&宴会&撮影会をすることにした。

国道352号線から湯ノ花温泉を経て、田代山林道(入ってすぐ標識あり:17km)を進むと
猿倉登山口。

駐車場は2ヶ所(50m程離れている。)
手前側駐車場にトイレあり。(24時間可)

【1日目】:快晴





登山口から山頂まで2kmというのに、6時に出発。


沢沿いの道を登って行くと、すぐに水場の標識。(最後の水場)


小田代  ここから山頂まで500m


山頂手前の眺望(日光方面の山 ? )


あっ!と言う間に広大な湿原の山頂に到着。
一面キンコウカの草紅葉が見事!


昭和61年頃に建て替えられた避難小屋

ひとまず小屋で休憩を・・・
時間もたっぷりあるので、帝釈山に行くことも考えたのだが、行く気配なし。
まぁ、行ったことがあるので、前回に引き続き、今回もパスして、時間を贅沢に使うことにした。


平成23年に建て替えられたトイレ(水洗でキレイ


田代山を例えるならプリンのような形。山頂の湿原は開放的で素晴らしい眺望。
一方通行の木道を周回することができる。


11時から宴会スタート。本当に贅沢すぎる。
そして、16時に宴会のメインとなるキムチ鍋。写真を撮り忘れたのが残念。
この日は夕日を期待していたが、濃いガスが立ち込め断念。
星空に期待をしつつ、18時30分に一旦就寝。


20時過ぎに星空撮影開始(kurさん撮影:天の川)
夕方のガスがうそのように晴れ、クリアな星空。
この日は新月だったのか風もなく撮影にはまたとないチャンス!

【2日目】:快晴

5時すぎに起床。ご来光を・・・。


朝日に照らされた草紅葉。(kuiさん撮影)


下山前に山頂で記念撮影


駐車場はこんな感じ。 夏場と違って空いている。

 おしまい 



 おまけ 

湯ノ花温泉 商店で入浴券購入。(200円で4ヶ所入浴できる)
湯端の湯、 天神の湯、 弘法の湯、 石湯


帰りがけに「高原茶屋 ふるさと」 に寄って食事を・・・

この店はとにかくサービス品がすごい。
待っている間に枝豆。
単品そばを注文したのに、自家製の漬物+小鉢(湯で野菜)【写真参照】
かき揚げ、コーヒとクッキー。
そばの大盛りも同料金。

      岩魚そば 700円               天ぷらそば 550円


☆☆☆ kei2(^_^)/ ☆☆☆