『DAYS JAPAN』(2010年12月号、Vol.7、No.12)、読了。
看板に偽りありの本ブログ、本や雑誌の山は高くなるばかり。これも、東京電力原発人災以前だし、・・・・・・。
「一枚の写真が国家を動かすこともある」という本誌にしては、本号の表紙(http://www.fujisan.co.jp/product/1281680978/b/446908/)が随分可愛らしい。しかし、「原発建設予定地から対岸の祝島を眺める2匹の猫。中国電力の作業船の着工を阻止する島の人のたたかいは大きなうねりとなって全国的なひろがりを見せはじめた(p.52「営みの地球」で原発建設予定地田ノ浦の自然をリポート)」。東京電力原発人災以前から、上関原発建設に関する祝島の闘いを報告していた編集長・写真家広河隆一さんたち。沖縄での福島の子供たちのサマースクールについても素晴らしいことだと思います。
『●SLAPPと祝島』
『●原発絶対断固反対!』
『●海は誰のもの? ~繰り返される過ち~』
『●上関原発反対! ~祝い島島民の会blog~』
『●『DAYS JAPAN(2010年4月号)』読了』
『●祝島の人たちは海を売っていない(1/2)』
『●祝島の人たちは海を売っていない(2/2)』
その他の記事、「原発で消える海」「上関原発 着工の矢先に暗礁乗り上げ」「福島菊次郎から若者達へ ――連載を終えて」。福島さんの言葉、とても重いです。
斎藤美奈子さん「羽田国際化の陰で浮上する疑問「成田空港ってなんだったの?」」(p.35)。
「[営みの地球](71)/希少動物の宝庫 原発で消える海」(pp.52‐61)。「原発が奪おうとしている命の海」、「最後の楽園を殺すな」、「この海を守る」。スナメリ、カンムリウミスズメ、スギモク、アカモク、カラスバト、ハヤブサ、ヒガシナメクジウオ、ナガシマツボ・・・・・・。3.11以前であったとしても、何と愚かなことをやろうとしているのだろう。
ちなみに次号予告(2011年1月号)は「浜岡原発・爆発は防げるか」なんですよね・・・・・・、2011年3月11日以前です。