エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

エリクソンの叡智 :  人生の不思議

2017-04-06 12:09:06 | エリクソンの発達臨床心理

 

 

 

 
耳が痛い!
   子どもの貧困 №1  子どもの貧困について、今後何回か取り上げたいと思います。今日はその一回目。 今の日本、子どもの6人に1人が貧困だそうです。「......
 

  Toys and reasons. P.80。12行目。昨日の続き。

 

 

 

 

 

 私は,人類学者の人たち(プロでもアマチュアでも)とともに,不思議なことがたしかにある,ってことを確信しますね。それはね,フィールドワークの時に老人に出逢って,その老人が「おらがんとこじゃぁよぉ,こうすることが良いことなんだよ」と,天の神様が良しとしてくださる,行いの上でも,見た目にも,善いことを,優しい口調で,詳しく話してくれることですね。

 

 

 

 

 

 学問がなくても,こういう古老,老賢者がいたものですよね。

 今は,どうでしょうか? あまり見かけませんし,いても,邪険なされているのではないでしょうか?

 人格的真理が,忘れられているからでしょう。

 でも,老人の人品は,叡智ですから,知恵ある方から,人生の不思議を学ぶことが大事です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

発達トラウマ障害(DTD)の子どもと大人に必要なのは,断罪ではなく,理解と支援だ!

2017-04-06 11:14:05 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 

 
騙し合いのシステム vs 真実と弱い立場を大切にする心のベクトル
  ルターの先駆けとしてのオッカム オッカム  オッカムの剃刀で、私どももスッキリできます。 Young Man Luther 『青年ルター』p191の3行......
 

 発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?p.2,最後から2行目から。

 

 

 

 

 

 新しい科学分野が3つの研究によって明らかになったことは,トラウマがあると,実際に身体の調子が変化するし,その中には,脳の警報システムが変わったり,ストレスホルモンが増えたり,重要なことを重要でないことと区別するフィルターも変わったりしてしまいます。私どもは,トラウマによって,生きていると感じる身体的で具体的な感じとやり取りする脳が変わってしまうことが解かってきました。このような脳の変化を理解すれば,トラウマを負わされた人たちはが日々の暮らしを自発的にしていくこと自体が怖くなることも分かりますでしょ。このような脳の変化が解かれば,トラウマが,同じ問題にぶつかったり,経験から学べなかったりすることも合点がいきますね。トラウマを負わされた人たちおかしな行動は,ルールが守れないからではないし,意志が弱いからでもないし,性格が悪いからではないのです。トラウマを負わされた人たちのおかしな行動は,脳が変化した結果なんです。 

 

 

 

  あの名古屋大生も,津久井やまゆり園事件の人も, 小金井でアイドルを傷つけた人も,秋葉原殺傷事件の人も…,「犯罪は重大,動機は自己中心的・・・」ということになりましたし,なりそうでしょ。だけれども,彼らが発達トラウマ障害(DTD)であることも,訳の分からない行動は,脳の変化によるものだということも,見過ごされているのです。

 ですから,彼らを断罪したところで,何の解決にもなりません。何にも生み出されません。

 彼らは,発達トラウマ障害(DTD)の子どもとしての支援も,保育も,教育も,されず,逆に,訳の分からない行動を押さえこまれるだけ,「正しいこと」を強制されるだけ,の,発達トラウマ障害(DTD)の子どもに決してやって来ならない「禁忌(contraindicated)」ばっかりされてきた結果,発達トラウマ障害(DTD)の症状が悪化した結果が,反社会的行動になったんです。

 それを見過ごしにして,彼らを断罪して見捨てても,同じことの繰り返しです。被害者やその家族も,同じことの繰り返しこそ,望まないことじゃないですか?

 必要なのは,発達トラウマ障害(DTD)の子どもも大人もパンデミック(大流行)であるという事実を認めて,彼らも人間らしい暮らしができるように手助けすることです。

 

 このブログを読んで下すっている,出版業界の読者がおられましたら,発達トラウマ障害(DTD)に関する概説書を書く用意がありますから,ご連絡いただければ幸いです。日本には,発達トラウマ障害(DTD)の概説書がまだ一冊もないのですからね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖書の言葉:ἐργάτης,エルガテス,働く者

2017-04-06 11:01:20 | 聖書の言葉から

 

 

 

 
重たい思いは、仲間と共に
   エピジェネシス 前+上  臨床は、どこまでも眼の前の相手を理解するためのものなんですね。 The life cycle cpmpleted 『人生......
 

 今朝の聖書の言葉はἐργάτης,エルガテス,働く者です。

 働くことは,天国の話に出てきます。『新約聖書』の最初に出てくるイエス・キリスト物語「マタイによる福音書」第20章にあります。

 

「 ぶどう作りの譬え

20章 1天国をたとえるとこうである。家の主人が朝早く出かけて、ぶどう畑に労務者をやとった。2労務者と一日一デナリの約束ができて彼らをぶどう畑にやった。3九時ごろ出て行って、市場に別の労務者らが働かずに立っているのを見て、4いった、『あなた方もぶどう畑に行きなさい。しかるべきものを払おう』と。彼らは行った。5また正午ごろにも三時ごろにも出かけて同じようにした。6五時ごろ出かけると、ほかのが立っているのでいう、『なぜあなた方は一日じゅう働かずにここに立っているのか』と。7彼らはいう、『だれもわれわれを雇ってくれなかったからです』と。彼はいう、『あなた方もぶどう畑に行きなさい』と。8夕になるとぶどう畑の主人が番人にいう、『労務者を呼んで報酬を払いなさい、最後のものからはじめて最初のものへ』と。9五時ごろのものが来て一デナリずつもらった。10最初のものが来て、もっともらえようと思ったが、彼らも一デナリずつもらった。11もらったとき彼らは家の主人に不平をいった、12『この最後のものは一時間しただけなのに、あなたは一日中の負担と暑さに耐えたわれらと同じになさる』と。13主人は彼らのひとりに向かっていった、『友よ、わたしは何もあなたに不正をしていない。一デナリと約束したではないか。14あなたの分を取ってお帰り。わたしがしたくてこの最後の人にあなたと同じだけ与えるのだ。15わたしのもので、わたしのしたいことをしていけないのか。それとも、わたしはよいのにあなたの目が悪いのか』と。16このように、最後のものが最初に、最初のものが最後になろう」。

 ここから分かるのは,天国は働く者,働き手でできている,ということです。能書きばかり垂れていたのでは,天国の住人にはなれないらしい。

 おミサに参加したり,日曜礼拝に参加して,ありがたいお話を聞いてきて,「良かった,よかった」,「田中先生の説教に感動しました」などと言っていては,キリスト者の働きは始まらない,ということですね。

 このἐργάτηςには,働き手という以外に,実行する者という意味もあるみたい。イエス・キリストの教えを実行する者が,この世にありながら,天国の住人になれるのです。その実行の多寡は,今日引用した聖書の言葉みたいに,関係ありません。

 肝心なのは,「弱くされた者」に一歩歩み寄って丁寧にお話を伺いその「弱くされた人」の立場に自分も立たせてもらって自分で感じ,自分で考え,自分で行動することです。

 天国は,働き手からできていることを,今日も覚えておきたいですね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現世考: 要注意! 眼には見えないミサイル

2017-04-06 06:23:37 | 間奏曲

 

 

 

 
謙虚な気持ちで、「研究室」に戻った方が良い 改訂版
   子どもの貧困 №1  子どもの貧困について、今後何回か取り上げたいと思います。今日はその一回目。 今の日本、子どもの6人に1人が貧困だそうです。「......
 

 昨日4.5,2017,北朝鮮がミサイルを発射したと朝の番組を見ている時に,画面の上にテロップが出ましたね。本当に大事なことだけ,テロップにして貰いたいと思いました。大げさだなぁと思いました。新聞各紙も,その話題を取り上げています(http://www.asahi.com/topics/word/%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E7%99%BA%E5%B0%84.html)。

 かたや,国立市の元市長の上原公子(ひろこ)さんが,公約だった景観条例を制定したことに対して,3,000万円以上の賠償金相当の支払いを最高裁の鬼畜(鬼頭)判事が出したり,高江の基地反対リーダーの山城博治(ひろじ)さんが,4カ月以上子拘束され,なかなか保釈してもらえなかったり,教育勅語が復活したり,3度も廃案になった共謀罪法案が,数にものを言わせて,また国会に提出されたり,…。これらは,日本の市民が,独立した個人として考え,行動する自由,国策に対して,キッパリNOと考え,行動する自由に対する,目には見えないミサイルだ,と私は考えます。その自由が侵されているからこそ,その自由を発揮しないことを,忖度と言う言葉で言うようになっているんだと感じますよね。

 アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達は,私どもの内面の自由を侵そうとするところに,その悪魔性が現われています。その悪魔性を発揮する具体策が,上記のように次から次に,私ども市民に発射されているのです。しかも,今すぐに市民生活を犯すものではないように見えるので,市民に対してミサイル発射されていることに,なかなか気が付きません。考える暇がないほど,死ぬほど働かされているのですからね。増して,外から飛んでくるミサイルを盛んに喧伝するのは,私どもに矢継ぎ早に発射されている,目に見えないミサイルから,一層目を逸らそう,とする悪意がありますね。

 私どもが今注意すべきなのは,北朝鮮のミサイルではありません

 私どもが今注意すべきなのは,アベ・詐欺師ちゃんと悪魔の仲間達市民の自由を侵すために矢継ぎ早に打ち込んでくる,目には見えないミサイルです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする