脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

沖縄タイムス

2009年11月20日 | 情報
沖縄タイムス


すぐリンク切れしそうなので、
以下沖縄タイムス記事から引用します。

     


2009年11月19日 社会

「事故で髄液漏れ」認める 那覇地裁 全国5例目

 乗用車運転中に遭った追突事故で、

低髄液圧症候群(脳脊髄(せきずい)液減少症)などの被害を受けたとして、

糸満市の男性(48)が加害者女性に対して、

治療費などの損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、那覇地裁であった。

田中健治裁判長は、

事故と脳脊髄液減少症の因果関係を認め、
加害者に対して約2000万円の支払いを命じた。

同疾患と交通事故の因果関係を認めた訴訟判決が明らかになったのは

全国5例目。

 脳脊髄液減少症は、脳を包む髄液が減少することで、脳の位置が下がって神経を圧迫し、

頭痛やめまいなどの症状を起こす。

本人の血液で漏れをふさぐブラッドパッチ治療が有効とされている。

 判決によると、
男性は2004年4月、追突事故に遭い、
椎間板(ついかんばん)ヘルニアなどと診断されたが、

その後も頭痛や耳鳴りなどの症状が継続し、

約2年後に脳脊髄液減少症と診断された。

 判決では、因果関係を認めた理由として、

(1)ブラッドパッチ治療での症状改善

(2)髄液漏れの個所と事故による腰のけがの位置が一致すること―などを挙げた。

 原告の男性は「事故後から症状に苦しみ、仕事ができないなど大変な思いをした。

同じ症状で苦しむ人が一人でも多く救済されてほしい」と話した。(石川亮太)


NPO「画期的判決」喜ぶ

 那覇地裁が、交通事故と脳脊髄液減少症の因果関係を認めた判決を出したことに、

NPO法人「脳脊髄液減少症患者・家族支援協会」(和歌山県)の中井宏代表理事は

「全国の裁判に影響を与える画期的判決だ」と喜んだ。

 同疾患については研究途上の段階で、

診断基準が定まっていないことなどから、

保険会社が治療を認めないケースがほとんどで、

訴訟により救済を求める被害者が多いという。

ブラッドパッチ治療の保険適用も認められていない。

 これまで、交通事故後の「むち打ち損傷」による頭痛やめまいなどは原因不明とされてきたが、

国際医療福祉大学熱海病院

篠永正道教授(脳神経外科)が近年、

その原因が脳脊髄液減少症で、ブラッドパッチ治療が有効と提唱し、

研究が進められている。

 厚生労働省も専門家らによる同疾患の発症原因の解明や治療法の研究、
ガイドラインづくりに補助金を出し、対策に乗り出した。

2010年3月に研究内容が報告されるという。

 中井代表は、国の動きや全国で治療できる病院が増えるなど救済に向けた流れができつつあると説明。

「今回の判決は流れを後押しする朗報だ」とした。

     

以上引用おわり。

事故からたった2年で「脳脊髄液減少症」と診断されるなんて、いいなぁ・・・・・しかも認められて・・・・

私なんて・・・・・

昔の事故被害者は悲惨です。



私は、治療の順番でも、何でも、

一番、最優先して救われるべきは、

大昔の事故被害者の脳脊髄液減少症患者の生き残りで、

今もなお苦しんでいる患者じゃあないかなぁ・・・・と、
ときどき思う・・・・

かつてここに書かれている病院で、初診患者が2年待ちという事態になったことを、ネットで知った時、

いくら子供患者はその影響を考え、治療を優先するのはしかたがないとはいっても、

大人の患者だからって、もう何十年も前の事故以来苦しんできた患者は、
せめて、病名に気づいてからは、
近年の事故の患者さんより、
検査や治療を優先してあげてほしいなぁ・・・・
と心から思いました。

だって、そういう大人患者さんは
もう充分長い間、症状にも無理解にも苦しんできたんですもの・・・・。

実際、この病院ではそういう重症や病歴の長い患者さんは大人であっても、
優先してくださっていたのかもしれないけど・・・・・。

せめて治療の順番ぐらい、
「大人だからガマンできるだろう。学業に影響ないからいいだろう。」などと
考えずに、

古い事故の患者さんから優先して治療してあげてほしいと

私はひそかに思ったものです。



さて、
しつこいですが
現役損保社員の書いたプリズン・トリックの侮辱」とコメント欄をどうぞ。

(絶対、私はこんな記述は許さない

ひきつづき、「プリズン・トリック」の苦情は
「おもしろくてためになる出版を、の「講談社」へ

講談社広報室
TEL:03-5395-3410  

昨日の記事の中やコメント欄での患者の私の叫びも

良識ある世間の方がたに読んでいただき、

患者の私の悲しみを知っていただきたいです。

脳脊髄液減少症関連動画はYOUTUBEのこちらの動画から見られます。

(この他にも右に探すといくつか脳脊髄液減少症関連動画が
見つけられると思います。おとといのスーパーニュースの動画はまだないようですが・・・・。[
youtube内で「脳脊髄液減少症」で検索してみても出てくると思います。)

なかなか病名にたどりつけず、
心身ともに重症化してしまう患者が大勢いること、知ってください。

追加情報

本日の朝日新聞医療面に

「冬になると眠い、疲れる、外出がつらい、
冬季うつ、光で治す」の記事が載っています。

この「冬季うつ」の症状は、
非常に、非常に、脳脊髄液減少症の症状に似ていますので
くれごれもご注意ください。

関心のある方は、本日中にコンビニで買うか、
コンビニに電話してとっておいてもらうか、
明日新聞やさんに頼むと、買えると思います。

後で、記事に書けたらかきます。

コメント (4)
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