脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

柔道での事故と脳脊髄液減少症

2010年03月22日 | 情報
本日の朝日新聞に柔道での事故に関する記事が載っています。


地域によっては載っていないことも考えられますので、

関連記事を貼ります。

朝日新聞関西 「中高生の柔道事故防げ 遺族ら全国組織発足へ」1

朝日新聞関西「中高生の柔道事故防げ 遺族ら全国組織発足へ」 2

私はかねてから、
柔道での事故を新聞記事で読むたび、

これらの柔道事故に逢われた子供たちや大人たちの中にも、
脳脊髄液減少症が発症しているのではないか?と強く感じてきました。


特に、以前読んだ記事で、
無事に試合は終わり、試合直後は特に異常がなく帰ったのに、
その日のうちに突然亡くなってしまったケースなどでは、

脳外傷や、脳出血のほか、
もしかして、私のように事故直後には症状がすぐ現れないタイプの
脳脊髄液漏れがあって、

私が呼吸困難や異常な心臓の苦しさを感じ、心拍数の異常を感じたように、
脳脊髄液の減少により、脳幹などの生命中枢に何らかの異常が起こって、
それが原因で急激に亡くなってしまった可能性があるのではないか?と
素人ながら考えていました。

スポーツ事故で脳脊髄液減少症を発症しながら、
本人も医師も家族もそうとは気づかないケースがまだまだこの日本に潜在している気がしてなりません。

適切な治療にいたれないケースがあるとしたら、非常に問題だと思います。

全国柔道事故被害者の会(仮)が3月27日に立ち上がるそうです。

こどもの脳脊髄液減少症にかかわっている保護者の皆様には、ぜひ、
この柔道事故被害者の会の保護者の皆様にも、

「脳脊髄液減少症という事故後遺症」の存在を、この柔道事故被害者の会の皆様にも伝えていただきたいと思います。

そして、6月に行われるという「脳外傷と柔道事故をテーマ」にしたシンポジウムには、

脳脊髄液減少症に詳しい医師の先生方や、
こどもの脳脊髄液減少症を経験された保護者の皆様には、
ぜひともどなたか参加していただき、脳脊髄液減少症の立場でも検証していただきたいと
脳脊髄液減少症患者として強く願っています。

柔道をはじめ、すべての学校内で行われる部活動指導にかかわる先生方、

すべてのスポーツ関係者、

柔道に限らず、格闘技関係者の皆様には、

絶対に、脳脊髄液減少症の知識は必要だと思います。

今現在では、まだまだ脳外科医たちの専門集団である、
日本脳神経外傷学会ですら、

「脳脊髄液減少症はきわめてまれな事故後遺症」などという認識の段階ですから、


多くの一般国民への認知はまだまだだ低いと思います。

これからより多くの一般の人たちへの「脳脊髄液減少症」の知識と認知のためにも、
癌やうつの早期発見の、国レベルでのキャンペーンのように
国レベルでの周知徹底活動の実施がぜひとも必要だと思います。

私と同じように感じられた、脳脊髄液減少症の患者様や、
医師の皆様、部活動などで脳脊髄液減少症になったこどもの患者さんたちの保護者の皆様、

全国柔道被害者の会へのご連絡は こちらの下の問い合わせからメールできます。

ぜひ、よろしくお願いします。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする