脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

軽度外傷性脳損傷と脳脊髄液減少症の類似点 2

2010年08月27日 | つぶやき
2010年 8月2日
医療ルネサンス

見えない脳損傷 2

「むち打ち」診断 実は損傷
 
今日は、記事の中から、
実際の脳脊髄液減少症の私にも当てはまるもの、
記事を読んで似た経験をしたこと、患者の私が感じたことを順に書き出してみます。

脳脊髄液減少症の私も
1.長い間、「他の病名」とされてきた。

2・ 私も交通事故の衝撃で衝撃を受けた。
   
3・頭痛などが起きた。

4・複数の脳外科で検査してもCT(コンピューター断層撮影法、MRIなどで異常が見られない。

5・脳脊髄液減少症でも私が実際に排尿障害、視覚、味覚などの障害が出たため、このような症状が出たからといって、脳損傷だけを疑うのでは、脳脊髄液減少症は見逃されると思うう。

 6.私は事故から10年以上すぎてから、偶然、低髄液圧症候群という病名を知る。

7・脳脊髄液減少症でも、結果的に身体各部に異常が出ているため、おそらく各身体部位を大学病院に依頼して詳しく検査すれば、膀胱や視力、嗅覚などに異常が出ていることが検査で突き止められるかもしれず、
それらの検査結果だけで、脳脊髄液減少症ではないと結論できないと思う。

脳外傷もあり、さらに衝撃で脳脊髄液漏れを合併している場合や、脳脊髄液減少症のために結果的に軽度脳損傷と同じ症状が出ている可能性もあるのではないか?

 8・「軽度外傷性脳損傷が、事故後すぐに2週間以上の安静を保ち、ビタミン投与で神経の修復を促せば、症状を軽くできる可能性がある。」ということは、神経の回復もたしかにあるかもしれないが、安静により脳脊髄液漏れの自然治癒を促すことで、
脳脊髄液漏れが止まることで神経症状も改善することも考えられるのではないか?


9・軽度外傷性脳損傷が、「時間がたった後の有効な治療法はない」というが、
もし、軽度外傷性脳損傷とされた患者の中に、
実は脳脊髄液減少症患者がいたとしたら、ブラッドパッチで回復する可能性があるのに、
診断された病名が違うことで、回復の可能性が絶たれてしまう危険はないか?

10・私も今まで原因不明、気のせいと言われた症状が脳脊髄液減少症だとわかって、
 「病名が分かって心が軽くなった」。

11・激しい頭痛、手足のまひ、、頻尿などど、脳脊髄液減少症12・の私はさんざん苦しみました。

12・私も仕事を失いました。

13・私も「症状を訴えても医師は不審そうな顔で聞き流し、精神科の受診を勧め」られました。

14・私もあまりの身体的、精神的孤独から、死にたいと何度も思いました。
実行にさえうつしませんでしたが、死んだら楽になるかもと何度も思いました。

それぐらい見た目ではわからなくても本人は拷問を受けているような苦しみだったのです。

15・私も「痛みや障害を医師に信じてもらえず、苦しかった」今も、肉親にさえ、あまり理解されていないと感じます。
見た目でどこも悪そうに見えないため、軽くあしらわれます。

16・「本当の病名」が何かは医師が決めるのではなく、
患者本人が複数の可能性の中から自分で決めるものだと私は思っています。

 17・事務局長の斎藤洋太郎さんこそ、脳脊髄液減少症について学んでほしいです。
似た症状の患者様には脳脊髄液減少症という病名も教えてあげてほしいです。

18・脳脊髄液減少症と軽度外傷性脳損傷の症状や状況がそっくりで、もしかしたらかぶっている可能性について、患者会も整形外科医も、知ってほしいし、
軽度外傷性脳損傷だけでなく、「事故の治療にかかわるすべての医師」脳脊髄液減少症の症状や障害の知識を持ってほしいと私は思います。

今まで何度も書いてきましたが、線維筋痛症も慢性疲労症候群も、
現代型うつ病も、軽度外傷性脳損傷も、高次脳機能障害も、

似た症状を呈する患者につけられた病名だけで、
なわばりのように患者も医師も学会も壁をつくらないで、

「病名が何か?」ではなく「患者の症状の改善策」を第一に考えて
わくをこえて、
相互にさまざまな情報交換をしてほしいと思います。


そこからきっと
真実への近道が見えてくると思うのです。


 【軽度外傷性脳損傷友の会】 

(電) 03・3685・2617  

ファクス 03・3683・9766  

ホームページ http://mild-tbi.net

コメント (1)
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