NHKニュースが消えないうちに書きます。
レビー小体認知症の原因物質として新たに、βシヌクレインが見つかったそうです。
11月3日NHKニュース
上のNHKのニュースを転載します。
『
レビー小体型認知症 原因物質発見
11月3日 4時54分アルツハイマー型に次いで多い「レビー小体型」と呼ばれる認知症を引き起こす脳の神経細胞の中の新たなタンパク質を東京都の研究所などのグループが発見し、新しい治療法の開発に道を開く成果として注目されそうです。
発見したのは東京都神経科学総合研究所の橋本款研究員らの研究グループです。
レビー小体型認知症はアルツハイマー型に次いで多い認知症とされ、物忘れなどの記憶障害のほかに、存在していないものが目に見える幻覚も引き起こすと指摘されています。
これまでは脳の神経細胞に出来る「レビー小体」と呼ばれる異常なタンパク質の固まりが原因と考えられてきましたが、
本研究員らのグループはそれだけではさまざまな症状が起こる仕組みが説明できないとして、新たな原因物質を探していました。
その結果、レビー小体とは別にあってこれまで無害だと考えられていた「βシヌクレイン」というタンパク質が脳の神経細胞に損傷を与えることを発見し、
マウスを使った実験によって証明したということです。
今後さらに解明が進めば発症の仕組みに共通点が多いパーキンソン病の治療にも応用できると期待されています。
脳の神経の病気に詳しい順天堂大学医学部の服部信孝教授は、
「パーキンソン病にもβシヌクレインが関与している可能性を示したもので、パーキンソン病とレビー小体型認知症の2つの病気の治療法の開発に道を開く成果だ」と話しています。
この研究成果は3日に発行されるイギリスの科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載されます。』
転載おわり。
東京都神経科学総合研究所の橋本まこと研究員のグループってこの方?。東京都神経科学総合研究所の記事
αシヌクレインに関してはこちら。
レビー小体認知症を先日のNHK特集「認知症を治せ」で見ましたが、
幻覚などの症状が出るため、まるで、精神疾患のようで、
もし、年齢的に若い人が、レビー小体型認知症を発症したなら、
「認知症」というより、統合失調症間違われかねないと思いました。
私は脳脊髄液減少症で、体の動きにくさ、小刻み歩行などパーキンソン病と似た症状を経験しています。
元プロボクサーのモハメドアリ選手は、パーキンソン病だとされていますが、
私はボクシングで、頭部や体に繰り返し受けた衝撃による脳脊髄液減少症や脳損傷が原因ではないか?と考えています。
東京都神経科学総合研究所はぜひ、脳脊髄液減少症についても
神経科学の観点から研究してほしいです。
脳脊髄液減少症の研究が進めば、
原因不明、治療困難な病の症状改善のための、何か新たな発見があるかもしれませんから。
精神科の病も、認知症も、脳脊髄液減少症も、
今は原因不明、治療困難とされている病も
今より神経科学が発達して研究が進めば、
もっと早く、もっと確実に、もっと多くの人たちが、簡単に治る時代がくるかもしれないと
期待がわきました。