本日の朝日新聞に
水頭症についての記事があります。
2010年11月25日(木)
朝日新聞朝刊 生活面 医療
『高齢者 、水頭症で認知障害
髄液抜く手術で改善』
脳脊髄液についても説明があります。
以下『 』内抜粋。
『脳脊髄液は、脳と脊髄の周りをめぐる液体で、最後は静脈に吸収される。
こどもの水頭症は脳圧が高く、頭痛や意識障害が現れる。
しかし、大人に多い正常圧水症は文字通り、
脳脊髄液圧は正常なのに症状が出る』と説明があります。
こどもの水頭症だって、脳脊髄液減少症みたいにもっとさまざまな症状が出ているんじゃあないの?表現して伝えられないだけで・・・。
だからいつもいっているでしょう?
水頭症が「正常圧」でも症状が出るのを認めるのなら、
脳脊髄液減少症だって「脳脊髄液圧が正常なのに症状が出る」ことを認めてくれって。
今までの「低髄液圧症候群」という病名は
正常圧でも症状が出ている患者を「異常なし」と締め出す危険がある病名だって。
脳脊髄液圧が「低く」なくて「正常」であっても、
脳脊髄液が漏れたり減少したりで症状が出ている患者が現実にいるんだって・・・
脳脊髄液が漏れたり減ったりして脳脊髄液圧が低くなってしまった患者もいるだろうから
脳脊髄液減少症 > 低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症に低髄液圧症候群は含まれる。)
こんな感じかも?(
いっておきますが、患者の私の勝手な考えです。)
私は
「水頭症=脳脊髄液増加症」だと思っています。
水頭症についてはこちらのページ山王病院
また同じ紙面の左側の「どうしました」の中で
高齢女性の夜尿症についても
横浜元町女性医療クリニックLUNA 関口由紀医師が
書かれています。
(でも脳脊髄液減少症の泌尿器症状は知らないかもな~。知らないだろ~な~)(水頭症の横の記事なんだから、脳脊髄液が脳室にたまる、水頭症でも尿失禁が起こる、ぐらい書いてくれてもいいのに。
)
(脳脊髄液減少症でも夜間頻尿がおこります。それについての泌尿器科の医師の認知度は非常に低いと思います。)
いつも思うのですが、頻尿や多尿の症状を訴える患者にについて、泌尿器科の医師は
脳脊髄液減少症をまったく疑いません。
外傷性脳損傷とか、、脊髄の障害は認めても、
「脳脊髄液減少症」という病名については、情報が少ないせいか、ほとんどしらない医師がほとんどです。
つまり、泌尿器科の医師は、頻尿や多尿に隠れた、脳脊髄液減少症患者を見逃している可能性があると思います。
もう、そろそろ症状との因果関係を認めて、疑わしいと感じたら、すみやかに、脳外科の脳脊髄液減少症専門医に紹介してほしと思います。
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朝日新聞さん
そのうち
「高齢者、脳脊髄液減少症で認知障害
髄液漏れを止める手術で改善」
という記事も書いてくださいな。
10月31日のNHKスペシャル「手術で治る認知症」に関する