脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

12月9日 クローズアップ現代 こもりびと

2020年12月15日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?
先日のNHKの、
 
クローズアップ現代を見た。
 

こもりびとの声をあなたに

 
の番組初めの部分で、
 
「体調が悪くて、死にたい」という、ひきこもりの当事者の声が気になった。
 
ひきこもっている人の精神や体の不調のすべてが、
うつ病などの精神的な問題だとは、
私は全く思わない。
 
それは、自分が誤診された経験からそう思う。
 
ひきこもりの人を支援する立場の人の多くが、
脳脊髄液減少症の真実を今も全く知らないと思う。
 
それに、第一、医師が脳脊髄液減少症に無関心で無知。
 
行政のホームページにいかにも、
「脳脊髄液減少診ます!治療経験あります!」といった地元医師だって、
 
実際に私が患者として会ってみると、
「このセンセ、全然わかってないじゃない」と思う事がたびたびあったし。
 
これじゃあ、見過ごされて当然。
 
しかたないよね。
医師の教科書に載っていない事で、
医師国家試験にも出てこない、原因と症状なんて、医師が知らなくて当然だよね。
 
現段階では、知っているのは、
脳脊髄液減少症患者を数多く診ている医師と、その当事者だけだと思う。
 
数少ない専門医から想像するに、
 
脳脊髄液減少症患者ばかりを800人ぐらい診ないと
脳脊髄液減少症患者の実態は見えてこないと思う。
 
こんな現状では、わけのわからない体調不良や検査しても原因がわからない患者は、
 
みんな精神的なものが原因とされてしまうと思う。
 
最後に流れ着いた精神科医が、脳脊髄液減少症かも?と気づいてくれれば救いもあるが、
現状ではそれも無理だと思う。
 
脳外科医も脳脊髄液減少症の実態を知ってる医師が少ないんだから。
 
精神科医が知らなくてもしかたがない。
 
だけど、実際は
 
髄液漏れると、うつ病とか、パニック障害とか、適応障害とか、強迫神経症や社会不安障害と診断されても不思議ではない精神症状も出る事もあるんだけど。
 
そんな事は、
たぶんだけど、精神科の医師の教科書には書かれていないと思うから。
 
当人も、家族も、精神科の診断名に診断に納得して、それで終わりだと思うから。
 
 
 
 
 

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