無 罪 NO.431
悪いことをした人を放置することは許せません。
でも、何も悪いことをしていない人を罪人に仕立てることはもっと許せません。
でも、そういうことがこの「法治国家」の日本で日常の茶飯事のようにおこなわれている。
小沢一郎や鈴木宗男は見るからに悪人顔していて好きではありませんでした。 でも、彼らに会って話をしたわけでもなく、一面識もないのになぜそういう風
に感じているのかと言えば、それは、新聞やテレビで報道される内容から漠然とそういう感じが形成されたというほかありません。
小沢一郎や鈴木宗男の「噂の真相」はどこになるのかさえ、本当のところは解りません。
「無罪請負人」弘中 惇著 を読んで、そういうことを考えないといけないという思いがします。
彼はただ「犯罪者」というレッテルを貼られた人を好趣として弁護するのではなく、彼の信念に基き国家という途方もない巨大な壁と戦い「無罪」であるのに
罪を被せられたと確信できる「被疑者」を守っている印象を受けました。 村木 厚子事件がその適例です。