27.05.07 葬 儀 NO.788
どんなに儲かるたって、葬儀屋ほど堅くて儲かる商売はないのではないでしょうか? 現金商売で貸し
倒れはないしアフターサービスやメンテナンスに要する費用負担も全く必要ない。
少子高齢化時代だと言っても人は必ず死にますし、世界中で「葬儀」をしない民族はない。(内田 樹)
ところが近年、東京都下を中心に人が死んでも、病院や家庭から直接焼却場へ「直送」する、つまり、葬
儀をしない人たちが激増し、葬儀業界は人間の葬儀だけでなくペットの葬儀(が増えている)も兼業として
執り行わないと商売が成り立たない段階に至っているという。
それはそうでしょう、平素は宗教に全く興味を示さない人が、たまたま親族が死んだからって、にわかに
宗教を信じることになるものではありません。生臭坊主のいかがわしいお経と、バカ高い戒名料など払
う気になれない。 私が希望する「葬儀無用」が現実となって来ているということです。
せめて別れの会をするのでしたら、ベートーベン作曲の「エリーゼのために」をBGMとして流しつつ、ご縁
のあった人に集まってもらってビールでものんで、わいわいがやがや楽しくやっていただけばそれでいい。