27.05.24 ゆ う メ イ ト NO.805
郵政民営化によって郵便局には時給1000円ほどの非常勤(パート)の職員が10万人以上にも増
えている。 正社員と比べてなんら遜色のない仕事をしているのに、いくら真面目に働いても年収は
150万円位に届かない、ワーキングプアー満に満ちている。
保育士も学校の教師も図書館の司書も同様、身分も収入も安定しない職員がいて、その割合が加速し
「賃金崩壊」が起きている。 民間企業においても同じこと、というよりさらに過酷。
正社員を採用しない。 そもそもは小泉・竹中から始まった「小さな政府」構想で、企業は「勝ち組」
と「負け組」の分裂が加速し、ユニクロやトヨタ・セブンイレブン・トヨタだって、人に握りの正社員待遇は
良いのだろうが、そのほかの社員は指をくわえて遠望みするしかない。
堀江貴史は一つだけ正しいことを言った。 「日本の国民はバカだ」と、そうです、選挙でキチンとした
政治家を選べば良いものを、それをしないためにこんな国になってしまった。
そういうことに気が付かないほど鈍磨したのか、自分で自分の首を絞めている。