小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

カメ虫

2015-05-16 07:30:40 | 日記

        27.05.18         カ メ ム シ       NO.799

 小学生の昆虫図鑑の中に「カメ虫」という昆虫が載っていました。

私が少年のころは大阪市内でも多くの昆虫がいて、このカメ虫もいました。このカメ虫、おしりの当た

を棒きれでついてやると、30CMほどの高さに煙のような屁をこく。

その屁の匂いはメチャクチャ臭いのですが、面白がってよくいたずらしたものです。

カメ虫の正確な名前が解らなかったので、屁コキ虫と言っていました。

スカンクの屁が臭いことは衆知のことで、これをまともに食らうと気絶すると言われています。

益獣(保護獣)のイタチも窮地に陥ると屁をこく。 俗にイタチの「最後屁(ぺ)」といいますが、

これも無類の臭さといいます。

これらは窮地から脱却するためのやむを得ない防御の手段ですが、自ら相手を攻撃するためのもの

ではありません。

ところで、我が国民も悪政に対する最後屁を、いつかの時点で思い切り出さないと権力者はなかなか

反省しない。    攻撃ではなく防御のために。   1発かましたれ!

      

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サバンナ

2015-05-16 07:30:40 | 日記

         27.05.17         サ バ ン ナ       NO.798

 サバンナに生きる動物は、オアシスに水を求めなければ生きて行けない宿命があって、草食動物の

縞馬もその縞馬を喰う肉食のライオンも、一緒に住まなければならないという、呉越同舟の関係にあ

ります。

といっても、どの縞馬もライオンに食われたくないから、襲って来れば逃げもするし、一団となって頭

を付き合わせ外側に向かって足を跳ね上げる防衛策も取る。

でも、結局は力が尽きた老馬や体力が劣る仔馬が防衛線から脱落して、ライオンの餌食になる。

生贄が決まったライオンはそれ以上食わない(襲わない)と経験的に知っているから、縞馬たちは逃げ

もせずに、ライオンと一緒に並んで水を飲んでいるという光景すら出現する。

一般に自然界の動物は必要以上の物を捕らないし貯蓄もしないが、人間はそうは行かない。

使っても使っても財産は減らないどころか、日々増え続けるという人もいる。でも、そういう人に限って

ますます金儲けにまい進して蓄財するから、貧乏人はますます貧乏になる。

・・・ということは、万物の霊長なんて勝手に言ってる人間って、あまり利口ではないのかもしれない。

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