18.05.10 仲 人 口 NO.1157
いまどき、結婚適齢期なんて言いませんが、かつては「適齢期」の男女を見ると、その連
れ合いを捜して紹介するよというお節介なひとがいて、お互いを紹介して結婚のチャンスを
作ったものでした。 それはそれで存在価値もありました。
高校の先生をしていた人にそういう人がいて、その教え子まで巻き込んでそのお節介が広
がり、わが友人がその標的になってある女性を結婚することになった。
かつては田畑10町歩を有する豪農の末裔のお嬢さんで、相当の資産家ということだった。
勿論彼はそういう資産を目当てにしてはいなかったが、なんと彼女の持参金はゼロ、新米
が獲れるまでの端境期には「新米が取れたら返えすから、ちょっとお金を貸してほしい」など
と言ってくる「本家」でした。 このように、仲人はいい加減なことをいうものです。
でも、ビジネスにおいては告げなければならないことはきちんと告げ、告げなくてもいいこと
は言わない方がいいかもしれません。
言い足りないのは良くありませんが、反対に言いすぎる(飾り過ぎる)ことはもっと良くない。
今の政治家は仲人口やってるんじゃないんだから、そういうこと真摯に守っていただきたい。