28.05.12 兵 法 NO.1159
戦争がなければこんなものは不要だと思われるでしょうが、そうではありません。 孫子の
兵法にはいろんなことが書いてあって参考になります。
1 火災に見舞われた時には風上に向かって逃げよ。 火災は風下に広がるものだ。
2 地上1尺(30cm程)は煙が立たない(空気が火元に入り込むから)だから逃げるときは
這いつくばって、煙を吸わないように逃げる。
3 敵に遭遇した時には「割り箸」みたいな些細なものでも相手の顔面に突き立てれば立派
な武器になる。
実生活では暴漢に襲われた時にはそうすればよい。 むざむざやられることはない。
風上に立て・太陽を背にせよ・高所に陣取れ等など。 一時期「経営は戦争である」と経営
者の間で兵法ブームが起きました。
柳生石舟斉・韓非子・ランチェスター・クラウセヴィツ等など、でも一番多く読まれたのは、
山岡荘八の「徳川家康」だったでしょう。 家康の評価は山岡荘八によって、それまでのは
ずる賢い「狸おやじ」のイメージから、優れた経営者に一変しました。
今時「兵法」なんて言う人はいませんが、わが身を守るためには棍棒・笛・飲料水・を身近に
おいて、地震などの災害や泥棒の撃退等に備えるべきでしょう。