R 01.08.05 護 身 術 NO.2318
テレビ中継のボクシングで相手の外人選手をノックアウトしたシーンを見て
いた孫が「かっこいい!」と叫んだ。 ・・でお母さんは「コワー」と思っ
たという。 男として、というより人間として自分や家族を守るための護身術
をわきまえているのといないのとでは大違いであることは間違いない。
でも、なにを習得するかといえば一概には言えません。
ボクシング・空手・拳法等の「当て身」が一番いいとおもう。
いくら強くても柔道・合気道等は相手を掴まえないと投げ飛ばせないし、複数
の相手だと手が回らない。その点、ボクシングや空手ならば瞬時に対応できる。
でも、ボクシングの場合はグローブを付けないと指を骨折するし、空手の場合
は平素の稽古ではシャドー(相手に当て身しないで形だけの演技)がほとん
どですから役に立ちません。
それよりも、車や自宅の犯罪予防のためには棍棒・トウガラシガススプレー・警
笛等を置いておく方がいいのではないでしょうか? どんな護身術だって役に立
つほどの腕前になるためには3年や5年ではなかなか到達しません。