詳しいことは忘れましたが、確か小学校か中学の教科書に
あったと思います。 「清水選手の柔らかいボール」とい
う話です。 テニスの試合で相手の選手が芝生に足を取
られて転倒した際に、清水選手はあえて打ち返しやすいや
わらかいボールを相手に打ち、観客から賞賛を得た。
これぞまさに日本人・スポーツマン精神というような話で
した。 でも、これってちょっとおかしい。 大体スポーツ
にしても囲碁や将棋にしても、相手の弱点やミスを衝いて勝
利するものだから、そんなことしていたら競技は成り立たない。
芝生に足を取られて転倒するのも実力のうち。 自己責任と
いうべきでしょう。
ところで、今回のコロナ禍で仕事を失ったり、商店の経営が成
り立たなくなったような場合、それは単なる自己責任はない。
こういう時にこそ、国を挙げて支援してやるのが善政というも
のではないのか!?・・・と思う。