R 02.09.24 冬 眠 NO.2791
食物が激減して生命が危険な状態にさらされることを知る、ある種の
動物は「冬眠」という生活の知恵がある。 人間だって厳寒の中で何
もすることができなかった東北地帯の住民は、冬の間に使用する薪など
を夏の間に取っておき、それを使って冬をしのいだり、都会に出稼ぎに
出たり・民芸品などを作って生計立てたものです。
ところが、生活が豊かになるに従い、そういうことをしなくても生活が
維持できるから、そういう知恵がなくなった。
でも、そういうことっていつまでも続くわけがないと知らされたのが、
今回のコロナ禍です。 「過ぎたるは及ばざるが如し」はまさに至言で、
数億年かかって形成された、化石燃料を200年ほどで使い果たしてし
てしまう生活が、ハリケーン「カトリーナ」を生んだり、日本でも「今
までに体験したこともない」豪雨・や巨大台風の発生であったり、でこ
のままの生活をしていると2100年には、夏の平均気温が43度になる試算
があると言う。
この辺で一度立止まって「冬眠」に変わる方法を考えないと破滅に至る。
この夏、停電すれば熱中症で死ぬのではないかと思った。