暗い話で申し訳ありません。 でも、こういうことは知って
おきたいことです。 人は脳梗塞で倒れたり、知らない内に認知症
に陥ることだってありあえます。 そうなってしまうと、自分の終
末をどうしてほしいのかという希望を述べることができません。
胃ろうをしたり・人工心肺を装着してでも生き永らえたいのか?
苦痛を伴うだけの延命だけの「療養」でも、続けてほしいのか?
そういう言うことは、元気なうちに書いておく必要があります。
それがエンデイングノートです。 遺言書と違って、厳格な様式
はありませんから、いつでも・誰でも書けますし、希望が変われ
ばいつだって書き直せます。 平素は口に出して言えない「連れ合
いに対する感謝の気持ち」などもそっと書いておくといいでしょう。
*なごみ通信4月号「知っ得」に掲載しました。