小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

家を売る2

2021-04-11 21:29:21 | 日記

    R 03. 04.13      家を売る2    NO.2989

ご近所の独居老人だった Oさんがわが社にいらっしゃった。 

身体が思うように動かなくなってきた。 娘が同居してもいいと

言ってくれるので、娘のところに行くことにしたので、今住んで

いる家を買い取ってほしいということで、800万円で買い取り

ました。 ところが1週間もしない内にOさんから電話がかかってき

て、元の状態にしてくれないないかという。 そんなことできない

わけがないけれど、100万円以上の経費が掛かるし、第一800

万円返してくれる保証はない。 事情を聴くと、倉庫みたいな部屋に

放り込まれて、家を売ったお金は「預かって上げる」と言って取り

上げたままで、1円だって使わせたくれないんだという。 これが実

の娘だという。 でも、世の中そういうもんなんです。     


家を売る

2021-04-11 21:29:21 | 日記

     R 03.04.12    家を売る  NO.2988

 高齢者が自宅などの不動産を売却する場合には、注意が必要です。

自分ではしっかりしているつもりでも、近年の取引実態はかなり厳

格になっていまして、司法書士により法律行為能力の有無が確認さ

れます。 寝た切りで字も書けない状態だったり・認知症に罹って

いたりする場合には、原則的には本人の名前で売買契約を結ぶこと

はできません。

また、本人確認も重要です。   売主と称する人物が本人なのか

どうか、運転免許証・パスポー等の提示が必要です。 高齢者にな

ると身分を証明するものを持ち合わせていない人もいます。

トラブルが発生した場合の処理も大変です。

自分の財産なのに、売買した後から息子や娘からクレーが出る場合

もあります。  引っ越し先を先に決めてかないと、引き渡しがで

きないで契約違反となり、損害賠償を請求される場合もあります。

後日に禍根を残さないように慎重な配慮が必要です。