R 03.04.20 じゃんけん2 No.2996
茶屋遊びの中にも「じゃけん遊び」があります。
グー・チョキ・パーではなくて、鉄砲構える格好の「猟師」
・頭の上に人指し指を立てて「狐」・両ひざに手をのせて反
り返って座る「地主」・・・恰好をする。
猟師は狐に勝つが、地主には頭が上がらない(負ける)。
狐は猟師には勝てないが、地主をだます(勝つ)。
つまり3すくみのジャンケンと同じ。 三味線の歌に合わせて
踊りまくり、途中で合図が入り「じゃんけんぽん」の声がかかる。
踊っていた人は急に踊りをやめて、上記いずれかのポーズに移って
勝ち負けを競う。
それのなにが面白のか知らないけれど、お金持ちたちは多額のお金
を払って酔い痴れている。
ところで我が国の立法・司法・行政は、このじゃんけんに似て3権
が分立して相互にバランスを保つ制度に設計されているが、近年行
政が強過ぎて司法は弱く、森友問題などに見る如く、バランスを崩
している。
国民は監視の目を光らせないと、行政(権力者)思うままになる危
険がある。