小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

厄介者

2014-07-20 08:31:34 | 日記

 26.07.20         厄   介   者             NO.488

 

田舎だけの問題ではありません。 都市部にだってあります。

相続手続きがされず、または手続はしたものの管理が全くされていないままで放置された空き家です。 子は親が残した家に住まない。

そんな家でもかつては「財産」だった時代がありましたが、今は財産というより厄介者になっています。

人が住まない・管理がさてない家屋は雨漏りがひどくなって・家財道具は水浸しになる・草刈が間に合ってないので草ぼうぼうで、近所から苦情が来る。 

柱が傾いて家屋倒壊の危険性が指摘される。

犯罪の温床にもなるし・近所の悪ガキのたまり場になり・タバコの火の不始末からボヤを出したり火災を発生させたりする。

そして、その責任が回ってくる。

このような場合、民法特例「失火の責任に関する法律」は適用されません。 つまり、ご近所に及ぼした損害の賠償責任を負うことになりましょう。


耐用年数

2014-07-19 08:19:04 | 日記

26.07.19           耐  用  年  数              NO.487

形あるものは必ず崩れ、命あるものは必ず死を迎えます。   これを耐用年数と言いましょう。 道路特定財源で造った道路も・高度成長時代にバンバン建設

した港湾施設・橋梁・公共の建物・公団住宅等々の公共施設の大半は鉄筋コンクリート製ですから、耐用年数はおおむね60年。  これから先、経済の高

度成長は望めないし少子高齢化社会に入ればさらに成長は減退する。

そんな中で、既存の設備の耐用年数の限界がここ10~20年の間に目白押しにやって来ます。 古い設備をやり変えるのは新しい設備を経費は高くつきま

す。   ここ数十年の間にボロボロになる公共設備をやり変えるには、莫大な費用が掛かります。 税収が伸びない中でのやり替えは現実にはかなりの困

難を伴うでしょう。 リサイクル社会に転換することが必要かもしれません。

さて、人間の生物学的耐用年数はおおむね90年と言われますが、それまでにいろんな「部品」が劣化してきます。

でも、機械器具と違ってそうそう簡単取り換えることはできず、現実にはその耐用年数を全うせずポンコツになる。

個人差はあるでしょうが、お互いに丈夫で長持ちするように慎重に使用しようではありませんか。


2014-07-18 08:09:55 | 日記

  

 26.07.18          桜                   NO.486

 どこの大病院に行っても、よくもこれほどにというほどの患者さんの山。3時間待ちの3分治療もザラということもあって、患者の「人権」はどうなってる

の?・・・と言いたい。    退屈なんでしょうけど、高齢者の雑談をそれとなく聞いていると「誰それさんが亡くなった」とか「だれだれさんはもうとっくに亡く

なってる」など(死んだ人の)暗い話ばかり。    ・・・で「誰それが 死んだ話は もおよそう」  「散る桜 残る桜も 散る桜」・・・と言ってやりたい。

ところで、寿町にある「中村耳鼻咽喉科」では、そういう無駄をなくするために、パソコン(または電話)による予約システムを採用している。

パソコン(または電話)から、申し申し込んでおくとあと30分というところで、診察の順番を知らせる「知らせ」の電話がかかってくる。

なんでこんな便利なシステムがほかの病院で採用されないのか、いっそ全病院にこういうシステムを採用させて(患者の人権を守らせる)はどうだろうか?


北島三郎

2014-07-17 08:21:14 | 日記

 26.07.17           北 島 三 郎              NO.485 

紅白も見ないし、今時ど演歌も聞かないから北島 三郎のことも知らなかったが、ものマネ芸人の「コロッケ」によると、北島三郎という人は人間性に置いて

実にすばらしい人だという。

昨年の紅白出場を最後に紅白の出場を引退したが、その最後のステージで感想を聞かれて何と言ったか?

普通は自分のことを言うものだけど、北島は「俺が区切りをつけることで一組別の歌手が出場できる」「それでいいんだ」・・・と

放送終了後司会者が北島に向かって「紅白はどうでしたか?」と質問したところ、北島は「後輩の歌手がたくさんいます、ここに居る歌手はほんの一部で、全

国にはまだまだ(出ていない)歌手がたくさんいます」「後輩の歌手をよろしくお願いします」・・・と言って深々と頭を下げた。

最後の最後まで自分のことはなにも口にしない」感動した・・・と。

こういう謙虚なひとが少なくなった。

最後に「俺 芸能界を引退したんじゃないんでよろしくお願いします」と笑わせた。

*「マネる技術」 コロッケ躇 講談社新書 より。


代紋

2014-07-16 07:15:05 | 日記

6.07.16           代     紋              NO.484

 

元来は家紋一般をさしましたが、現在では代紋と言えばヤクザ社会の「紋所」にしか用いられていません。

猿は木から落ちても猿ですが、ヤクザは破門(永久追放)や絶縁(復帰はあり得る)された場合には、他の組織では拾ってもらえない掟があるから、この代紋

を失うとただの人よりも肩身が狭くなって社会的弱者になる。

だって、元ヤクザなど誰も雇わないし、自分で会社を興したり商売を始めるたってそんな資金もないし能力もないんだからできようがない。

生活費を稼ぐためには悪事に手を染めないと生きる術がない。 でも、代紋ってなにもヤクザ社会だけにあるわけではない。

現代人の多くは「会社」という代紋がなければたちまち貧困に見舞われる。  転職なんてそう簡単にできるものではない。

かつて、銀行マンと言えば憧れの的でしたが、度重なる合併によって多くの銀行マンがリストラされて、一般社会に放り出されましたが、多くのひとは転職先

の企業風土のなじめず転職を繰り返し、ノイローゼにった元店長もいました。

日本人は代紋に弱い?