小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

傘屋の丁稚

2015-05-22 20:04:33 | 日記

         27.05.23             傘 屋 の 丁 稚       NO.804

会社のみならず自治会や趣味のサークルなどの、どんな組織にも構成員にはそれぞれの役割分担

があって、その分担にしたがって業務を処理するものですが、どうしても誰の分担に属するのか解ら

ない業務とか、Aさんの業務なのかBさんの業務なのかはっきりしない業務が出てくるものです。

そういう場合には、気が付いた人が処理すればよいのですが、組織が大きくなればなるほどそういう

隙間業務が多くなって誰も処理しない。  ・・・で、そういうところから思わぬ事故に至るという場合も

出てきます。

評価されない・目立たない・誰もしない、そういう業務をキチンと処理している組織ならば想定外の事

故も発生しないのだと、私は思います。  ですから、私はサラリーマン時代から貧乏性というのでし

ょうか、そういう滞っているそういう業務を見ると、処理しないと気が済まない困った性格でして、つい

つい手を出してしまい、時には評価をしてもらったりもしますが・しかし大体の場合は「出しゃばり」

「目立ちたがり」「やりすぎ」と非難される場合が多かった。 こちらとしてはそれなりに忙しい目をして

「骨を折っているのに」叱られる。

こういう人のことを「傘屋の丁稚」(骨を折って叱られるひと)というのでしょうね。

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また来てね

2015-05-21 20:18:36 | 日記

        27.05.22             ま た 来 て ね       NO.803

 呑気なブログですからこんなこと言えるのですが、こんなこと公表したら非難轟轟間違いなしだろうと思います。

例の光市の母子殺害事件は防げなかったのでしょうか?

犯人は催した劣情を満たす目的で侵入し、被害者はそれを峻拒したために結果として、強姦され母子ともに殺

害されたのですが、こういう場合は已むを得ません、求めに応じて体を開き、コトが終わった段階で「またきてね」

と耳元でささやいてはどうでしょう。  一般に犯罪者は成功した犯罪を反復する習性があります(経営者にも)。

だから、味を占めてまたやって来る。  その時に逮捕して怨念を晴らせばいい。  むざむざと殺されるよりは

マシではないでしょうか?  もし、犯人が慢心しているようだったら「こう一度お願い」なんか言って性交を求め、

隙を見て安部定よろしく男根を裁鋏みでちょん切ってやればいい。

同様に、ヤクザ者に難をつられれば一旦は求めに応じて金銭を払い、直ちに証拠を集めて刑事告訴すれば良

いし、ニセ右翼やニセ社会運動者の要求ならば、一旦は応じておいて実績(証拠)を固めて、後日に「不当利得

の返還訴訟」を提起して、そういう悪行を白日の下に晒すという作戦が有効です。

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K博士

2015-05-20 19:03:01 | 日記

          27.05.21            K    博   士       NO.802

 K博士は今や人類の最大の敵である癌を撲滅する、医学界待望の癌を退治する薬品を開発した。

親友のD博士からは絶賛され祝福もされました。  Kさんあなたはその奇跡の薬品を発売すれば、

たちまち世界一の大金持ちになれる・・・とも。   ところが、K博士は悲痛な面持ちで言った。 

よく聞いてください、なるほど私はこの薬を開発するために今まで艱難辛苦してきたつもりです。

そしてようやく完成しました。  ところがこの薬が人類にとって役に立つどころか、人類を破滅してし

まうものだと気が付いたのです。 この薬のお陰で人間は120歳くらいまで生きることになるでしょう。

とんでもないことです。 普通人は30歳くらいで結婚するでしょう?

そしてその子孫が同じように結婚して子供を作っていったとすれば、一軒の家には120歳の男女一組

・90歳代の男女一組・60歳代の男女一組・30代の男女一組・赤ん坊も男女一組。

これは一組だけの話ですが、実際には90歳代2組・60歳代4組・30歳代8組・赤ん坊32人となる。 

想像するだけでも恐ろしい。   よくも私はこんな「悪魔の薬」を作ってしまったものだ。

こんな薬は誰にもわからない場所に捨てようと思っています。

そして、今後は人間にとって必要な薬(できるだけ早く楽に死ねる薬)の開発に尽くしたいと思います。 

そういって研究室に入って行きました。

  *深沢 七郎著 「言わなければよかったのに日記」より編集。

 なんでもかんでも、経費節減(削減)・合理化推進・2重行政の是正(都構想)なんて言ってる人がいま

すが、何が真実で何が虚飾なのかはホントのことかは判らないものばかりじゃないのでしょうか?

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出る杭

2015-05-19 21:44:26 | 日記

          27.05.20             出  る  杭       NO.801

 「出る杭は打たれる」と言いますね。 久しぶりに親戚筋の結婚式があって東京へ行ってきましたが、

東京はあたかも乱杭歯のようにビルが林立していました。

あれほどのビルが立ち並ぶと、地の神様もさぞかし重かろう・痛かろう、もうがまんの限界だ!と、

ちゃぶ台をひっくり返すように大地震を引き起こすのではないかという危惧を感じました。

披露宴は豪華絢爛、100名ほどの招待客は、禿げ頭のオジンの私などの出る幕ではない、ハイ

ソサイティ-も面々ばかりでいささか場違いな感じがしました。

贅を尽くした宴の中で、俺たちは氷山に追突する寸前まで騒いでいたタイタニック号の乗客のよう

なものじゃないのか?という不安も感じました。

ある地震学者の講演で「東京はまさに、大地震寸前!」だから自分は人家がまばらな郊外に住ん

でいる。  東京に出るときにはナップザックに飲料水と非常食を詰めて持ち歩いている・・・と言っ

ていましたが、そういうことがあながち杞憂ではないのではないかという感じがしました。

ところで、一定の問題提起はしたのでしょうが、大阪の「出る杭」橋下さんの都構想は拒否され、

「まさに出る杭は打たれる」を実証しました。

これは大阪市民の良識ある選択だったのでしょうが、一方「出ない杭は腐る」とも言います。

彼が提起した都市問題については、都市構想にノーを突きつけた側にボールが渡された格好です。

腐らない杭打ちを始めなければなりません。

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魔法

2015-05-17 21:27:12 | 日記

         27.05.1 9        魔     法       NO.800

 小学生の向けのDVDに「白鳥の湖」というのがありました。

ロゼット姫が邪悪なロートバルドの言いなりにならなかったために、魔性を掛けられて夜にしか人間に

戻れない白鳥にされてしまう。   それを国の王子が魔法使いと戦って退治して姫を助けるというスト

ーリーでした。

ところで、現代の日本人は商業主義の魔法を掛けられて、悪魔の思うままに操られているのではない

でしょうか?  そして、その魔法は昼夜を問わず解けることがない。

マイカー中毒・スマホ中毒・インスタント中毒・TV中毒・コンビニ(便利)中毒・ブランド中毒・ペット中毒

・借金中毒等など、みんなで渡れば怖くない、みんなで同じ方向に向かっている。

そういう魔法にかかっていない者が奇異の目で見られる。

安倍晋三氏が総理大臣に返り咲いたのも・一強多弱の政界もそういう魔法にかかっている証拠では

ないのでしょうか?   そうだ、パソコン中毒・ゲーム中毒というのもある。

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