27.05.23 傘 屋 の 丁 稚 NO.804
会社のみならず自治会や趣味のサークルなどの、どんな組織にも構成員にはそれぞれの役割分担
があって、その分担にしたがって業務を処理するものですが、どうしても誰の分担に属するのか解ら
ない業務とか、Aさんの業務なのかBさんの業務なのかはっきりしない業務が出てくるものです。
そういう場合には、気が付いた人が処理すればよいのですが、組織が大きくなればなるほどそういう
隙間業務が多くなって誰も処理しない。 ・・・で、そういうところから思わぬ事故に至るという場合も
出てきます。
評価されない・目立たない・誰もしない、そういう業務をキチンと処理している組織ならば想定外の事
故も発生しないのだと、私は思います。 ですから、私はサラリーマン時代から貧乏性というのでし
ょうか、そういう滞っているそういう業務を見ると、処理しないと気が済まない困った性格でして、つい
つい手を出してしまい、時には評価をしてもらったりもしますが・しかし大体の場合は「出しゃばり」
「目立ちたがり」「やりすぎ」と非難される場合が多かった。 こちらとしてはそれなりに忙しい目をして
「骨を折っているのに」叱られる。
こういう人のことを「傘屋の丁稚」(骨を折って叱られるひと)というのでしょうね。