28.03.24 ニ ワ ト リ NO.1108
子供ころ大阪市内でも自宅の裏の空き地で鶏を飼っていました。 鶏の社会というのは常に特定
の一羽が徹底的にイジメられるのです。
傷つき衰弱して仕方がないから潰して（殺して）食べてしまうと、また別の鶏がイジメの対象になるのです。
ケナン・Ｄ・ワンという作家の「ニワトリを殺すな」という書物によると、それは世界共通の現象であるらしい。
彼の書物によると、会社名は書いていせんが多分ソニーだろうと思いますが、会社の会議室の入り口に
「ニワトリを殺すな」という標語が掲示されているという。
つまり、少数意見を寄って集（たかっ）て潰してはならない。 人と違う意見をどしどし言っても、大多数は
その意見を握りつぶしてはならないという方針なのだそうです。
そういう組織は伸びると言われていますが、それでもそのソニーだっていまどき安泰では居られないと
言います。 人の意見に全く耳をかさない安倍政権の命脈やいかに？
28.03.25 楔（くさび） NO.1109
１ Ｖ字形の木片です。 木や石の割れ目に打ち込んで割ったり、物を押し込んだり押し上げたりする
際に使われます。
２ 敵の陣地に攻め込んでその勢力を２分すること・・・を打つという。
３ 後々に自分の勢力を拡大するための足掛かりを、相手の組織の中に作ることもそう言います。
４ 物と物をつなぎ、そのつなぎ目は離れないようにするもの。・・・で締める。 などとも言います。
なかでも私たちの建築業では階段造作の場などでこの「楔」を使います。
段板を側板に差し込む際に、段板の寸法よりもすこし広めに側板を切り込み、幅をゆるくして造り、その
隙間にくさびを打ち込むのです。 そうすると隙間がなくなり、床鳴りが防止出来るのです。
ところがそういう技法を知らない大工さんがいて、切り込み幅が多すぎると解釈して、そういう仕事をして
いる仲間の大工さんのことを、大工（第９）に満たない、あいつは「第８だ！」なんて恥知らずなことを言っ
ている。
いまどき、そういう手間のかかる仕事をする職人さんは少なくなりました。いつだったか、京都の高台寺
に行った時に見た建物の随所にはこの「楔」が打ってありました。 「楔」 前世紀の遺物になるような
感じです。
28.03.23 暴 力 団 NO.1107
我が国最大の暴力団「山口組」が山口組と神戸山口組に分裂して、無気味な対立抗争を展開してい
ます。 やくざ同士がとことん殺し合って最後の一人になるまで、徹底的にやりあえばいいのにケイサツ
は「般市民に被害が及ばないように」と双方を見守っています。
でも、そんなのオカシイではありませんか？ どこか無人島のようなところを指定してそこで決闘させれ
ばいい。 それよりも、婦女子を付け回すストーカーやイジメの発生を防ぐ方が重要ではないのでしょう
か？ 憲法２１条で「結社の自由」が保障されているんだからと、暴力団の存在を認めているのでしょ
うが、世界中で暴力団の存在を認めているのは日本だけで、あの理性後進国のアメリカでさえ世界最
大だった反社会的存在の「マフィア」を何十年もかかって徹底的に壊滅させ、マフィアに加盟しただけで
違法という厳しい法律（ＲＩＣＯ法）を作り、今や事実上マフィアは存在していないという。その戦いはまさ
に「戦争」だったといいます。我が国も外国へ出て行って戦争ゴッコするんじゃなくて、国内の暴力団の
壊滅と貧困撲滅にこそもっと政治力も経済力も行使しなければならないのではないでしょうか？
＊マーテインファクラー著 「安倍政権にひれ伏す日本のメデイア」を一部参考にしました。
28.03.22 マ ジ ッ ク と 音 楽 NO.1106
マジック演技にはＢＧＭは欠かせません。 そのもっともポピュラーな曲は「オリーブの首飾り」
ですが、最近ではマジシャンの個性に合った、リズム感あふれる曲であったり・テレビマンガのテー
マ曲であったり、演じるマジックの雰囲気に合わせる曲が選ばれる傾向にあります。
ところで、持ち時間を１時間もいただく場合、マジックばかりやってますと見ている方は退屈します
し・演じている方もいささか疲れます。
先日、ある施設でちょっと雰囲気を変えてみたいと思いまして、施設の了解を頂いて、目下練習中
の「大正琴」を弾き、皆さんで童謡から懐かしの歌謡曲を歌っていただきましたところこれが好評だ
ったようでした。
超高齢者や少々認知症に罹っておられる人たちも含めて、みんなで楽しく合唱しましたが、終了後
各お部屋に戻られた後も歌った歌を口ずさんでおられた本当に良かったとの報告を頂き驚いてい
るところです。 これからも十分に時間がある場合には、楽器を使って音楽などを演奏して、
和やかに楽しくやって行きたいと思っています。
３月１９日には如是公民館で行われた「稲穂塾閉講式」に招かれ、マジックのほかに「気楽亭キラ
子さん」（腹話術）の友情出演を頂きましたが、こちらの方も大変に面白くて大いに盛り上がり、皆
さんに充分に楽しんでいただけたものと思っています。
28.03.21 天 才 少 年 NO.1105
高槻マジククラブ創立（平成元年）以来、初めて２人の天才少年の入会がありました。 カンタ君・
コウヘイ君はともに小学校５年生（だから１０歳・・つまりＴＥＮ歳）です。
彼らは専任講師の木下先生の紹介ですので、すでにかなりの技量がありますが、その上に更に私
どものスッテージマジック（大勢の人を対象にしたマジック）の技術を習得したいという動機での入
会です。 今までは、特定の先生に師事するわけではなくて、商品購入の際の説明やテレビのマジ
ックショー・Ｕチューブなどで独学で研鑽するなど、すでに相当に高いレベルのマジックができる上に
、大の大人が２～３時間かかってもなかなか習得できない技法を、たった５～６分でいとも簡単にマ
スターしてしまう柔軟性はまさに驚異的です。
こんな調子ですと１年もしない内に教えることがなくなってしまい、先生役と生徒役との地位が逆転
して、カンタ先生・コウヘイ先生に教えを乞う立場になる「危機！？」到来を強く感じます。
あんまり早く上手にならないようにね「てんさい君」・・・と祈る次第です。
