小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ひばり2

2016-03-14 19:57:16 | 日記

         28.03.15     ひ  ば  り 2     NO.1099

  つまり、そういうカラクリになっているのです。 悪役がいて・白馬の騎士が現れてその悪役をやっつ

けて恩義を売る。  実は白馬の騎士は黒幕で、白馬じゃなくて真っ黒な狼なんです。

いわゆる「劇場型犯罪」の原典なのです。 結局はその狼の餌食になってしまうような仕組みになって

いるのです。  美空ひばりが山口組に牛耳られたのはそういうカラクリがあったのでした。

今は、不充分ながら暴力団体対策法が施行されて、暴力団の勢力は減退していますが、それに反比

例して政治の世界で「はと派」が激減し、タカ派・・・というよりも腐臭漂う屍肉に蝟集するカラス派が

増え続けています。 カラスにだって生存権はあるのでしょうから、絶滅させるわけには参りませんが、

もうこれ以上繁殖させないでハトやひばりが活躍できる社会にしたいものです。

因みに「鳩」の名前がついていた「鳩山」内閣でしたが、「私を信じてください」「辺野古の基地は悪くて

も県外」などとうそは八百を並べた「サギ」でした。

 

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ひばり

2016-03-13 20:08:49 | 日記

         28.03.14      ひ  ば  り      NO.1098

  私どもが小学校のころは大阪市内でも辺縁部にいますと「声はすれども姿は見えぬ」高い空で囀

るひばりの声が聞こえたものでした。  今では農地も結構ある高槻でさえヒバリの声は聞こえない

のは、麦畑がなくなったのと農薬散布が原因なのでしょうか?

さて、美空ひばりが売り出して間もないころ楽屋にヤクザがやってきてイヤガラセをした。  

気丈な母は「娘が着替えをする場所なんだから遠慮してほしい」と懇願すると、ヤクザは目の前にドス

を突き立てて凄みました。  「私をどうにかしてそれで気が済むものならば、どうぞ好きなようにして

下さい!」と母が啖呵を切ったものですから、ヤクザもやりようがなく「女にそう言われたんじゃやりよ

うがない・・・」と引き上げたのです。

実は、この話には後日談がありまして、母娘を脅した男はその筋の親分に叱られたということで手

土産を持って謝罪にやってきたのです。

その筋の親分とはその名も知れた、我が国最大の組織暴力団山口組組長の田岡一雄でした。

・・・つづく

*「旅の途中」 筑紫 哲也著 朝日文庫 を参考にしました。

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空腹

2016-03-12 20:58:28 | 日記

        28.03.13        空     腹      NO.1097

  「腹が減っては戦は出来ぬ」といいますが、生前の田中角栄は若者を見ては「メシ食ったか?」

「腹減ってないか?」と聞いたそうです。  若者を空腹にさせないという配慮にこそ彼の人気の秘

密があったのかもしれません。 まさに、腹が減っていてはいい仕事ができるわけがありませんね。

ところで、我が住む街(故郷)は昭和32年までは遊郭でして、米兵がジープに乗って「買春」にやっ

て来まして、ジープからチョコレートやチューインガムを撒き、それを近所の子供達が争って拾うと

いう光景がありました。

戦没者遺族家庭の我が家は、極貧ながら「武士は食わねど高楊枝」や!「乞食みたいなことは絶

対に許せへん!」 と母に厳命されるもんですから、ついに甘味であろうチョコやチューインガムに

ありつくことはできませんでした。 昔の母は恐かった。

いまどき、食べ物を人に与えるのに投げ捨てるような失礼なことは見かけませんが、私たちが小中

学生のころは極貧家庭は1クラス(50人中)にせいぜい2~3人程度でしたが、今では子供の6人

のうちの一人が極貧で、食事もロクに摂れないというではありませんか?

日本は豊かになったのでしょうか? そうではないのでしょうか?

せめて食べるものくらいの支援・援助は欠かしてよいものではありません。

政治家には女性の参画も必要ですが、腹が減った悲しさ・わびしさ・切なさ・ひもじさを経験した人

を一定人数加える法律をつくる必要がありませんか?!  日本を良くするために。

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ボロ

2016-03-11 20:06:45 | 日記

           28.03.12       ボ     ロ      NO.1096

  「ボロは着てても心の錦・・・」確か 水前寺清子 の歌だったと思いますがそんなことはありません。 

ボロを着ていて心が豊かなワケがありません。この詩は多分ボロなんか着たことがない人が創った

ものでしょう。

戦没者遺族だった我が家では、やっと買ってもらったアメリカ子供中古服は際立ってみすぼらしく、同

じ服を着た切りスズメの状態は格好悪く恥ずかしいく心もとない限りでした。

高校の制服だって鉄道員の着古した制服を裏返して再生して作った「学生服」は、ポケットもボタン穴

もみんなと反対側の右側にあり、奇異の目で見られて心穏やか居れたワケがありません。

でも、政治資金をちょろまかして200万円も掛けて作ったという背広を着ていた、田母神なんとかとい

う自衛隊上がりのインチキ野郎が、そんなに高価な背広を着たって、心が錦でいられるわけもないこ

とも確かでしょう。

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トランプ

2016-03-10 20:53:04 | 日記

         28.03.11       ト  ラ  ン  プ      NO.1095

  アメリカ大統領選でトランプという「ヘンなおじさん」が人気を博しています。 超金持で総資産は1兆

円・使っても使ってもちっとも減らないばかりか、どんどん増え続ける0.1%しか居ない超金持ちでして、

アメリカが不景気なのは移民が押し寄せて犯罪を犯し・アメリカ国民の仕事をうばっているからだ! 

だから、国境に要塞を張り廻らして外国からの侵入を阻止する、など暴論を吐いているのにアメリカの

貧困層の支持を広げているという。  でも、アメリカが不景気なのはそうではなくて、トランプ氏のような

一部の金持ちに富が過度に集中しているからであることには疑いの余地もない。

古今東西の歴史上、富者が貧者を豊かにする政策を取ったことなど全くないに等しいのに、なんでこう

なるの? なんでまた貧困層が超金持ちを支持するのかは摩訶不思議ですが、群衆とはあまり利巧で

はないのかもしれません。

ドイツのヒットラーだってそうでしたし、いまは少し静まっていますが橋下(維新)現象というのも同じこと。

「笑っていいとも」なんて悠長なことを言っておれません。 主張が狂信的であればあるほど群衆は吸い

寄せられる。 アメリカ国民を見て猿がほかの猿を見て「お前のケツは赤い」と嘲笑しているのと同じこと

だと笑っておれない。

*川柳一句 大統領 トランプ占い なんと出る

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