28.03.10 個 性 NO.1094
小学校の授業で先生が黒板にチョークで大きな丸を書き、生徒達に白紙を配って同じことをするよう
に命じたところ、ほとんどの子供もはすぐに書きましたが、いつまでたっても提出できない生徒がいたの
で、先生がそばによってみると、その子はチョークの部分を白抜きにして他の部分を真っ黒にすること
に熱中していた。 そういう子供は今の日本の教育制度では劣等生ということになるのだろうが、
これくらい個性的な子はいない。 そういう発想は素晴らしんじゃないか?
あの長嶋茂雄が英語のテストで I LIVE IN TOKYO(私は東京に住んでいる)を過去形に直す問題
を I LIVE IN EDO(私は江戸に住んでいる)と書いた(ことは有名?)。
そういう発想って素晴らしいんじゃないか!? 英語が出来なくたって野球では6大学の中では飛び抜
けて優秀だった。 そういう個性はなにものにも代えがたい。 そう発想こそがまさに「個性」だ!・・・
と筑紫哲也が言っている。 * 「旅の途中」 筑紫哲也著 朝日新聞出版より引用しました。