雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

浜岡原発ニュース 10月3日 浜岡原発5号機、さらに1年調査を延長

2014年10月05日 02時42分18秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 10月3日 浜岡原発5号機、さらに1年調査を延長

 欣ちゃんではないですが「どこまで伸ばすの」と言いたいし、いかりや長介ではないが「だめだこりゃ」と言いたい。

 2011年5月に起きた浜岡5号機の海水流入による錆び・浸食で、中部電力は、「腐食の深さ」を測定評価する、しています。

 いったん海水流入した原子炉は、もう廃炉の決断をするべきなのではないでしょうか。

 再稼働するというなら、常識的には「圧力容器」そのものを交換するしかないのでしょう、でもそれは無理でしょう。

  ☆

 ひび割れが見つかった「4号機」の低圧タービンは、補修をあきらめ、新品に来年9月末までに交換するとしている。だとすると、なぜ、中電は、それが終わらないのに、今年2月14日に、4号機の「再稼働申請」をおこなえたのでしょうか。

 少なくとも、修理が終わってから「再稼働申請」をするのが当たり前ではないのでしょうか。まあ、原発業界の「常識」=世間の「非常識」ということでしょうか。

 

 

 


浜岡原発永久停止裁判 第7次原告を公募します

2014年02月13日 12時10分27秒 | 浜岡原発ニュース

☆この記事は他のHP・ブログ・メール・機関紙などに転載自由、自由に転記して、

 拡散してください。なお原告募集はこの雨宮ブログでも受け付けます。

 

浜岡原発永久停止裁判の第7次原告を公募します 

なくそう浜岡原発!原告を1000人に

 あなたも 浜岡原発永久停止裁判原告になってください

 第七次原告募集

 

 中部電力浜岡原発の運転が止められてから、もうすぐ3年となり、中電は三号炉・四号炉の審査申請をして、無謀な再稼働をねらっています。

 浜岡原発の永久停止を求めた裁判は、2011年5月に中電を被告に提訴、第5次から国も被告に加え、六次までの追加提訴で原告は355人になりました。

 いま、全県で第七次原告を募集しています。目標は総原告数1000人です。

 浜岡原発の永久停止を願うみなさんに、ぜひ浜岡原発裁判の原告になっていただき、原発ゼロの運動を大きく広げていきたいと願っています。 

 静岡県民の手で浜岡原発を永久停止させるため、あなたもぜひ、裁判原告に加わってください

 

原告になっていただける方は

   ① 各原告団か弁護団へ連絡して下さい.「訴訟委任状」・原告申し込み書

     郵便振込用紙を事務局からお送りします。

     または最下段にアクセスしダウンロードしてください。

     ② 「訴訟委任状」に楷書で住所・氏名・年月日(書いた日)を記入し、

     「印」と書いてある 右下と左の2カ所にハンコを押し

     原告申し込み書にも記入して、2枚を送付又は手渡して下さい。

      ③ 訴訟費用(印紙代)1万円を直接に各原告団または弁護団に手渡すか、

   郵便振込先へ振り込んでください。

       郵便振込先 「0870-2- 214935 浜岡原発永久停止裁判・静岡県の会」

    ☆「申し込みは3月末締め切りです。

    ☆次回の第11回口頭弁論(4月14日(月)午前11時開廷)に開廷前に提訴します

  

浜岡原発永久停止裁判静岡県の  (代表:林弘文)

  連絡先 

    第一次原告団(御前崎・菊川・掛川)   

       tel&fax  0537-86-8378      清水澄夫

    第二次原告団(焼津・牧ノ原・藤枝・島田・吉田)

       tel&fax  054-622-4782     杉田源太郎

    第三次原告団(磐田・袋井・森)

            tel&fax  0538-32-9863        野沢正利

    第四次原告団(浜松・湖西)

       tel 090-9899-7674  tel&fax 053-421-7993    落合勝二

    第五次原告団(静岡)

           tel 054-287-1293  fax 054-286^7973   静岡県評・林克

    東部地域連絡先

       tel 055-931-6123 板垣和子

           (浜岡原発を廃炉にし原発ゼロをめざす市民の会)

  弁護団 〒430-0927 浜松市中区中央一丁目6-22 SLビル4F

              はままつ共同法律事務所  電話 053-454-5535

       〒420-0839 静岡市葵区鷹匠一丁目5-1 NEUZEIT4F

              弁護士法人鷹匠法律事務所  電話 054-251-1348

      〒411-0943 駿東郡長泉町上士狩1291-1 第2古谷ビル202号

             おぎ法律事務所  電話 055-043-5601 

    ☆訴訟委任状などは下記にアクセスし、ダウンロードできます。

   ワードデータ
http://dp01037492.lolipop.jp/hamaoka/ininjyo.zip

   PDFデータ
http://dp01037492.lolipop.jp/hamaoka/ininnjyoPDF.zip

  なお、原告になりたい方は住所・郵便番・氏名とともに連絡先の電話番号・メールアドレスもお知らせください。


浜岡原発ニュース 2014年1月1日(月) 中日新聞の「スクープ」

2014年01月03日 21時29分32秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 2014年1月1日(月) 中日新聞の「スクープ」

 2014年1月1日の朝、家でとっている「中日新聞」を開いて驚きました。

 1面に大きなタイトルで「旧浜岡町に非公表寄付53億円 中電、80年代の原発増設時 分担・負担金で処理「不適当」」と書いてあります。

 公表された寄付金は36億円で、それとは別に公表されない、いわば「裏金」が53億円あったというのです。

 関連ページで、39面も特集で「住民知らぬ「浜岡マネー」 元町長「派手に見せない工作」 浜松の歴史家が指摘」とタイトルが組まれています。

 中日の記事にもあるように、原資料は昨年10月に発行された『静岡県近代史研究 第38号』(250部発行)に掲載された竹内康人さんの論文「中部電力浜岡原子力発電所と浜岡町財政」(p44~60)で、新聞記事は竹内さんの論文の内容と、これについて当時の関係者へのインタビューから成っています。

 つまり、当時締結が発表された「協定書」とは別に秘密の「確認書」「覚書」という文書があったのです。

 この秘密文書にもとづく「裏金」はなんと53億円。あの都知事が裏金疑惑で辞職した金額が「5000万円」、額(量)の問題ではなく、意味・質の問題であることはもちろんですが、いったい53億円、そんなに何に使ったのと思います。

 中部電力や旧浜岡町・現御前崎市は、竹内さんが記事で「「中電と市は事実を検証し、全てを明らかにすべきだ」と話した」と言うように、わずか20数年前の事実を検証しあきらかにすべきです。

 紙面では、当時、浜岡町議会で唯一の反対派だった共産党町議・石原顕雄さん(現在79才)は、協定書以外の寄付は「聞いていない」と証言していることです。しかも3号機建設の時は、石原町議だけが排除された「議員、町長、町幹部が出席する「議員懇談会」が開かれた、事実があります。

 「中日新聞 2014年1月1日」紙面で報道された内容は、今のところ、他のマスコミ新聞や、テレビラジオで報道されたのかどうか、不明です。

 原発反対であれ、賛成であれ、すべてのマスコミ・ミニコミは、この事実と向き合い、真摯に報道・評論していただきたいと思います。

 1月1日に「中日新聞」記事が出てから今日で2日目、明日で3日目。

 あなたの読んでいる新聞、見ているテレビ、聞いているラジオ、アクセスしているネットに、この記事が出ていなかったら、真実の隠蔽を抗議しましょう。

 「後追い記事はいや」なんてのは、コミュニケーターの恥です。自分の観点で深めればいいんですから。

 

 


浜岡原発ニュース 浜岡原発「原子力館」展望台からの写真撮影

2013年12月07日 21時54分31秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 12月7日(土) 浜岡原発「原子力館」展望台からの写真撮影

 12月6日(金)深夜、国会・参議院を「不特定秘密法案」が通りました。それで、思い出したことを書きます。あきらかに関連がありますので。

 僕は今年初夏のころかな?浜岡原発の無料宣伝施設「浜岡原子力館」に仲間と行きました、もちろん「宣伝施設」ですから、館内の展示も、エレベーターで昇った「展望台」での写真撮影も自由でした。

 秘密にこっそり撮影したのではありません。展望台もガイド?のお姉さんの横で、浜岡原発の原子炉建屋などを自由に撮影しました。

 ところが、一緒に「浜岡原発永久停止裁判」の役員をしているオーさんの話では、この前、愛知県の弁護士さんを案内して「浜岡原子力館」に行って、展望台に上ったら「写真は撮らないでください」と言われたのです。

 「なんで?」と聞いたら「テロ対策です」と答えました。

 まだ「不特定秘密法案」が通っていないのに、むちゃくちゃですね。

   ☆

 逆に言うと、テロでもし原発が壊れたら、恐ろしいことになることを、中部電力もよくわかっているからですね?

   ☆

 さっき「中部電力 浜岡原子力館」のホームページにアクセスしました。

 「海抜62mからの大パノラマ!シースルーのエレベーターで上る展望台からは、眼下の原子力発電所や遠州灘はもちろん、周辺の美しい自然を一望できます。」と書いてありました。

 「自然を一望できますが、写真撮影は禁止です」とは書いてありませんでした、

 「津波対策解説パネル  浜岡原子力発電所で進めている津波対策の内容について、展望台から実際に見える発電所と見比べながら確認できます。 パネルで見たい内容にタッチしたり、映像に触れるなどしてわかりやすくご紹介しています。」と書いてあります。

 「テロ対策解説パネル」は、まだ、ないようですね。


浜岡原発永久停止裁判(静岡地裁浜松支部) 口頭弁論 12月9日(月)です

2013年12月06日 10時52分09秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発永久停止裁判(静岡地裁浜松支部) 口頭弁論 12月9日(月)です

 第10回口頭弁論が開かれます。および、第6次原告提訴をおこないます。

 できるだけ午前10時に、浜松地域情報センターにお集まりください。午前10時15分に、裁判所で第6次原告提訴をおこないます。

 傍聴券の抽選が午前10時30分に裁判所前でおこなわれます。

 開廷は午前11時です。裁判終了後、地域情報センターホールで報告集会をおこないます。

 ぜひおいでください。

 (雨宮智彦)

 


浜岡原発ニュース 7月 中電が浜岡原発直下断層の「調査」開始

2013年07月27日 22時06分54秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 7月 中電が浜岡原発直下断層の「調査」開始

 なんなんでしょうか?いままでの調査で「安全」という確証があれば「調査」いや実質は「再調査」なんか必要ではないですよね?

 私たち(浜岡原発永久停止裁判の原告団・弁護団・静岡県の会)の主張を、ある程度「考慮」して、「再調査」するんでしょうか?

 いや、たぶん、ちがいますね。

 このままでは、再稼働できそうもないので、「安全」という観念を補強したくて、始める調査でしょう。

 ぼくたちとしては「調査への参加・監視」を要求したいと思います。論議します。

  ☆

 この間、現地調査もして確認してきたことは、浜岡原発の基礎をなしている地層は実は「中新世」ではなく、より新しい「鮮新世」の地層で、この同じ地層を、浜岡原発の敷地の外で確認できるのは1カ所しかありません。

 中電は、浜岡原発の敷地内・敷地外でボーリング調査もするようですので、事実とデータに基づいて真実を追究する私たちの立場で、今後、評価して行きたいと思います。

 

 


浜岡原発ニュース お知らせ 5月27日(月)浜岡裁判第8回口頭弁論です

2013年05月25日 06時53分50秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース お知らせ 5月27日(月)浜岡裁判第8回口頭弁論です

 静岡地裁浜松支部でたたかわれている浜岡原発永久停止裁判は、第8回口頭弁論が、5月27日(月)午前11時開廷で開かれます。

 今回は、前回に追加提訴した第5次原告団から4人が各4分づつ意見陳述、弁護士3人が新訴状の内容(阿部弁護士)・国を被告とした意味(塩沢弁護士)・訴訟費用を倍額とした不当性(大橋弁護士)を意見陳述します。

 なお、中電を被告とした提訴としては「第8回口頭弁論」ですが、国を被告とした提訴としては「第1回口頭弁論」となります。

 ただし、区別して言うのも煩雑になるので、裁判の始まりから数えて「第8回口頭弁論」と統一的に数えようと思います。

 今回は、国と中電のそれぞれから、非常に簡単な「答弁書」が提出されました。

 裁判終了後に、裁判所南隣りの浜松地域情報センターホールで、報告集会を開きます。

 ぜひ傍聴においでください。報告集会にもご参加ください。

 ( 雨宮智彦 )

 


浜岡原発ニュース 5月14日 浜岡原発停止から2年

2013年05月17日 06時03分52秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 5月14日 浜岡原発停止から2年

 浜岡原発停止から2年が過ぎました。原発問題ではいつも積極的な『中日新聞』ではなく、『静岡新聞』の特集が、浜岡原発再稼働についての県内自治体首長へのアンケート結果を報じていて、いちばん良かったです、

 浜岡原発が「新基準に適合した場合」に再稼働を認めるかどうか。35首長のうち9首長が「認めない」、22首長が「条件付きで認める(認めない)」、4首長が「認める」との判断でした。

   ☆

 中部電力は、浜岡原発の安全性強化の工事を2015年3月まで、つまり2年後までやると言っています。それで安全かどうかは別問題ですが。

 新基準をまだきちんと読んでいませんが、原発過酷事故を「想定」した基準だそうです。その時点で、すでに破綻しているのではないでしょうか。ぜったいに起きてはいけない「原発過酷事故」が起きる想定をするような原発は、というか新基準は根本で間違っていると思います。

 静岡県知事選が、5月30日告示、6月16日投票ですが、川勝県知事は、浜岡再稼働は、中電の工事が終わった後に「静岡県民の意向」で決めるべきと言っています。もちろん、それは民主主義社会では、一つの正しい見識でしょうが、川勝さん自身の「意見」をきちんと確定し表明することが,県民の代表である知事としては,最低限、必要であると思います。

 「わたしの意見はAですが、静岡県民の意見がBであれば、それに従います」というべきです。

   ☆

 『朝日新聞』の連載「プロメテウスの罠」では、2年前の菅首相の「浜岡停止」要請は,実は浜岡だけを捨てて,他の原発を救う意図だったという記事がありました。真偽は不明です。追跡します。

 

 


浜岡原発ニュース 3月 中電が御前崎灯台付近の台地に津波レーダーを設置

2013年03月21日 05時39分58秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 3月 中電が御前崎灯台付近の台地に津波レーダーを設置

 新聞報道で知ったのですが、中部電力は、浜岡原発から東に離れた距離で、しかもかなり標高が高い位置に、津波襲来をとらえるレーダーを設置しました。

 このレーダーを浜岡原発敷地内に建てなかったのは、やはり、今ある(あるいは今後)の危険が高まっているのではないでしょうか。

 


浜岡原発永久停止裁判 2013年2月18日(月) 第7回口頭弁論

2013年02月19日 14時50分17秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発永久停止裁判 2013年2月18日(月) 第7回口頭弁論

 浜岡原発永久停止裁判の第7回口頭弁論が静岡地方裁判所浜松支部で開かれ、静岡市を中心に原告155人が第5次追加提訴、原告数は336人になりました。

 また原告から、国を被告に追加した新「訴状」と「準備書面(4)」を提出しました。

 次回、第8回口頭弁論は、5月27日(月)です。

 <2月20日補足>則子さんが聞き損ねたので、事務局長さんに電話して確認しました。開廷時間は、最近の時間通り、午前11時です。

 詳しくは、浜岡原発永久停止裁判 原告団・弁護団・支援組織共同ブログで続報します。(まだ載ってません)。


原発・放射能ニュース 静岡県学習協公開講座 放射能・いのち・原発

2013年01月11日 05時02分55秒 | 浜岡原発ニュース


原発と放射能の学習会の紹介です。ぜひご参加ください。

 静岡県学習協公開講座 放射能・いのち・原発

 2013年1月19日(土)
 午後1時開場 1時半開会 4時半まで

 浜松福祉交流センター2階 21号室
 (浜松市中区成子町140-1 JR浜松駅より南西、高架下に沿って徒歩10分)

   入場無料、会場で募金をおねがいします 
 
 ☆資料準備のため、できるだけ参加予約をおねがいします

 講師 
 長坂輝夫(県学習協理事・元高校理科教員)
  「放射線の「ものさし」と放射線の身体的影響について」
 中谷信和(県学習協理事・静岡県西部ゴミ環境ネット代表)
  「20世紀=原爆・原発の開発史から21世紀=浜岡原発廃炉へ」

主催:静岡県労働者学習協会・浜松労働者学習協会

 

 <コピー・転載・拡散自由です>


原発の行動お知らせ<浜松> JR浜松駅前で毎週日曜日に署名行動

2013年01月11日 04時52分31秒 | 浜岡原発ニュース

原発の行動お知らせ<浜松> JR浜松駅前で毎週日曜日に署名行動

 ぼくの地元の浜松の反原発・脱原発・原発ゼロ行動をアナウンスしていきます。他地域の皆さんは、すみません。

 浜岡原発いらない浜松の会は、去年、毎週日曜日の午後1時から2時まで、JR浜松駅前で署名行動を続けていましたが、中部電力の浜岡原発対策が延長されたため、署名活動も延長して、当面1月は、毎週日曜日に続けることになりました。

 則子さんは、年末から、浜岡原発の立地している、中電が言う「堅い岩盤」の実物の岩を持って参加しています。

 御前崎の灯台の下の海岸に露出している、新生代「中新世」の「相良層」の泥岩と砂岩の互層の岩をハンマーで叩いて(簡単に割れて採れます)、割って持ってきたものです。

 「これが?!硬いっていうの_?」とみんな、びっくりしています。簡単に、ぽろっと割れてしまいます。

 署名行動は、誰でも参加できます。気軽においで下さい。

 

 <コピー・転載・拡散自由です>


浜岡原発ニュース 12月20日 中電が防波壁を18mから22mにかさ上げ

2012年12月22日 05時27分54秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 12月20日 中電が防波壁を18mから22mにかさ上げ

 中部電力は、浜岡原発の前面に建設している海抜(T.P.)18mの防波壁を、12月20日、4m高くして海抜22mとすると発表しました。

 これは「内閣府モデルによる津浪」で中電が計算した防波壁前面で「T.P.14.7m~20.7m」に対応するためとしています。

 ①

 しかし、津浪学の常識で、津浪は「波」でなく、膨大な質量をもって移動する「海水の塊り」です。津浪が垂直の防波堤にぶつかると、津浪の「高さ」は、5割増しの1.5倍になります。つまり、15mの津浪は22.5mに、20mの津浪は30mになります。

 とても「海抜22m」の防波堤では対応できません。

 ②

 さらに、この防波壁の前面には、高さ10m程度の砂丘が実際にあります。この砂丘を、津波は駆け上って、20mの高さの津波なら、それに砂丘の高さ10mを足して、海面から30mの津波になります。

 そして防波壁にぶつかれば、波の高さは1.5倍になりますから、海面からの高さは40mくらいになりますね。

 何か、論理に破綻があれば、ご指摘ください。


浜岡原発ニュース 4号機低圧タービンに続いて3号機のタービンも異常多発

2012年12月01日 19時44分17秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 4号機低圧タービンに続いて3号機のタービンも異常多発

 中電の11月末発表で、8月に発表された浜岡4号機の蒸気タービン(低圧タービン)に続いて、著音波探査で3号機でも低圧タービンの羽根の異常が発見されました。

 4号機では羽根のヒビ割れや亀裂が見つかっていました。

 4号機では抜き取り検査した72枚で11カ所の亀裂、4カ所のヒビ割れが発見されました。中電は、超音波検査で異常が発見された1700枚について検査するとしています、

 今のところ、原因についての発表はありません。

 詳しくは以下の中電のホームページを参照して下さい。

 4号機点検ページ http://www.chuden.co.jp/energy/hamaoka/hama_info/hinf_tenken/no4.html

 3号機点検ページhttp://www.chuden.co.jp/energy/hamaoka/hama_info/hinf_tenken/no3.html


浜岡原発ニュース 9月4日(火) 『中日新聞』が「核燃料プール 数年で満杯」スクープ

2012年09月05日 06時28分20秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 9月4日(火) 『中日新聞』が「核燃料プール 数年で満杯」スクープ

 昨年から今年、原発問題で日刊新聞でもっとも信頼できるのは『しんぶん赤旗』と『中日新聞(東京では『東京新聞』)』だと確信します。

 その『中日新聞』がやってくれました。

 「核燃料プール 数年で満杯」「原発33基 稼働不能に」「浜岡三号機は一年半」だそうです。

 浜岡は、以下の通りです

         貯蔵容量   空き容量   残り年数

  3号機   2370本   310本    1.6年 

  4号機   2356本   379本    2.0年

  5号機   2824本  1385本    6.4年

  3~5号機共用とすると

        7550本   2074本   3.5年

  つまり、燃料プールを共用にしても、浜岡は再稼働から3年半しか持たないということです。

  3年半で稼働停止なら、もう再稼働せず、このまま永久停止にしたほうがいいですね。