雨宮日記 2019年12月31日(火) おおみそか(大晦日)
昨日は、ブログを書き忘れて、眠ってから思い出したが、こんな体なのでおきなおすのがたいへんで、もう眠ることにした。
今日は今年、最終日、気が向けばもっと書きます。
FM放送(ラジコ、FM名古屋)で蓄音機の録音を放送している。シューマン。ブラームス。なかなかいい感じ。雑音も。これ録音が1930年代、100年経ってない、80年前なんだ。
雨宮日記 2019年12月31日(火) おおみそか(大晦日)
昨日は、ブログを書き忘れて、眠ってから思い出したが、こんな体なのでおきなおすのがたいへんで、もう眠ることにした。
今日は今年、最終日、気が向けばもっと書きます。
FM放送(ラジコ、FM名古屋)で蓄音機の録音を放送している。シューマン。ブラームス。なかなかいい感じ。雑音も。これ録音が1930年代、100年経ってない、80年前なんだ。
雨宮日記 2019年12月29日(日) たぶん今年最後のお風呂?
則子さんはボクの父の部屋の片付けを始めた。介護用のベッドを入れるための準備。
むかしの紙や靴など捨て始める。まだまだある。
あと今年も3日。ちひろカレンダーもだいたい終わり、すこし残るかな。
ボクはたぶん今年最後のお風呂・・・・だと思う。
雨宮日記 2019年12月28日(土) 名古屋から兄夫妻とその長男夫妻が来た
1年に1回の恒例だけど、名古屋に住んでいる兄夫婦と、同居しているその長男夫婦が車で来た。今年は泊まらず日帰り。
ひさびさに軽くアルコールを飲む。おいしいね。
則子さんは夜、年賀状のあてながき。今年はいつもより早いね.今年はついに年賀状(銀河通信)を夫婦2人だけの年賀状にしてしまう。
お父さん、すこし足が弱っている。年が開けたら介護の相談をすることに決める。
新・本と映像の森 321 恩田陸『祝祭と予感』幻冬舎、2019年
10月1日、186ページ、定価本体1200円。
恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』の前後(はるかもまぢかも)を描くスピンオフ短編小説集。
みんな出てくるんで、すこく楽しいですね。
マサル。
亜夜。綿貫先生のお墓参りとヨーロッパ留学。
奏(かなで)。古いヴィオラとの新しい遭遇。
塵(じん)。6編のうち3編も登場。
ナサニエル。若き日のコンテスタントとマサルの指導者になる機会。
三枝子。同じく若き日のコンテスタント。
菱沼。「春と修羅」の作曲秘話。
そして、ホフマン、塵と出会う。。
ボクが一番好きなのは、古いヴィオラとの奏(かなで)の新しい遭遇を描く「鈴蘭と階段」
塵と亜夜はチェコフィルのヴィオラ奏者パヴェル氏の家に行き、朝そこでパヴェル氏の予備のヴィオラの音を聞く。
亜夜「あ、演奏ちゃんがヴィオラ弾いてる」
塵「ね、あれ、カナデだよね。カナデが弾いてるよね」
もちろん、この時、奏は日本にいる。それからこのヴィオラを奏が買い取るまで続くのだが、不思議なのは、いったい塵は、いつ奏の演奏を聞いたのか?
奏の演奏を外でわざわざするわけはないい。すると奏の自宅で亜夜・塵など少人数でいったか、もしくは亜夜の入賞祝いのときか。
ボクだったら奏と塵の恋物語というのを妄想するけど。ピアニスト同士ではうまくいくはずもないけど、ピアニストとヴィオラ奏者ならコンサートも一緒にできる。
1読者のあほな妄想でした。
雨宮日記 8月30日(木) 『遠雷と蜜蜂』を読む
2018年08月30日 22時07分08秒 | 雨宮日誌
マンガ『ピアノの森?~?』に触発されて、恩田陸『遠雷と蜜蜂』を読み返す。音楽を会場の外へ持ち出す、など共通点を確認できた。
コピーなどとは言わない。2つともとてもいい作品。塵と海は似ているし、マサルはパン・ウェイに、亜夜と貴子は似ている。
以下、再録。
「新・本と映像の森 3 恩田陸『蜜蜂と遠雷』
2017年02月23日 15時42分38秒 | 本と映像の森
恩田陸/著『蜜蜂と遠雷』幻冬舎、2016年9月20日第1刷発行、507ページ、定価1800円+税
3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクールを舞台に、4人の16才から28才までの新進ピアニスト・コンテスタントたちの演奏と挑戦を描く。
「芳ヶ江国際ピアノコンクール」というのは、実在します。というより「浜松国際ピアノコンクール」のことで、当然、会場は浜松のアクトシテイです。
まあ、会場は、どこでもいいんですけど。
この小説の主人公たち、ピアニスト・コンテスタントたちだけはなく、その周囲の撮影者、審査員、調律師などを含めて、音楽とは何か、音楽は人間とどのような関係を結ぶのか、演奏面での探求・切磋琢磨を描いています。
それがメロデイまで聞こえそうなリアルさで描かれています。クラシックは大好きで、いつも聞いているので、それだけで最高です。
第一次予選から第二次予選、第三次予選と本選、4回の審査を描いてゆきます。
☆
題名の「蜜蜂と遠雷」、「蜜蜂」は養蜂家の父についてフランスの自然のなかで育った日本人の少年・風間塵(じん)のことですよね。
では「遠雷」は?
物語のなかで明示されていないように思いますが、 ボクは、たぶん主人公のひとり,13才で母の死に直面しピアノを絶った、いま20才の女性・栄伝亜夜のような気がします。この物語のなかで、いちばん好きな主人公です。」
雨宮日記 2019年12月27日(金) 朝5時に目が覚めて起きた
フトンのなかで目が覚めて腕時計を見ると午前5時。オシッコに行ってから。もう起きることにする。真ん中の部屋に行き、寒いのでヒーターをつけ、ノートパソコンを立ち上げる。
昨日は4時半に起きた。年をとると朝が早くなって暗いうちから目が覚める。
パソコン内のファイルを書き込む毎日。
回りに本を積んで配置してるので便利といえば便利、不便と言えば不便。
雨宮日記 2019年12月26日(木) もうかる事業に群がるひとびと
もうかる事業に群がるひとびと・・・・というか「金の亡者」ともいいますね。自民党衆議院議員に国会解散の日に、とらやの羊羹の袋に300万円を入れて渡したそうです。
とらやもいい迷惑。
カジノだけではなくて学力テストや水道民営化や大軍拡など、おこばれのありそうなうまみのある事業には吸い寄せられるひとびとがいるようです。
自分は別格じゃないんですね、自分だけは清浄と思えません。自分たちがそうならないためには、自分たちが精神のバランスを保っているには、どうしたらいいでしょう。
ところでBSでやった2時間番組「天安門事件」特集がNHKスペシャルの1時間番組よりさらに詳しく、良質ですね。
再放送あったら、みなさん必見です。ボクは歴史の可能性がつみとられうというのは、こういう瞬間かと思いました。まさに分岐点です。また「本と映像の森」で詳しく報告したい。いや、NHKの人、これを本にするのは歴史への義務ですねと思いました。
< 雨宮家の物 1~50 > リスト 20191225
雨宮家の物 ボクと則子さんのマクロ(接写)用デジカメ 20110521
雨宮家の物 2 パソコン用に新たに買ったハードディスク(1テラ) 20111008
雨宮家の物 3 神社と古墳の方向測定用の磁石(旧)
雨宮家の物 4 則子さんのミシン(ついに粗大ごみへ) 20111227
雨宮家の物 5 次女が買って来た急須です
雨宮家の物 6 則子さんの実家の伊藤家にあった七五三の着物 20120102
雨宮家の物 7 則子さんが買って来た玄関の格子(ラティス)
雨宮家の物 8 則子さんが「洗濯」しちゃったボクのSONY「ウォークマン」(8/1)
雨宮家の物 9 上島7丁目の巨大文具ショップで買った「タイマー」
雨宮家の物 10(過去編) 昔のノートパソコン「メビウス」を捨てました
雨宮家の物 11 きれい好きの則子さん、台所のテーブルクロスを変えました
雨宮家の物 12 ぼくの誕生日祝いの腕時計 20130828
雨宮家の物 13 (写真保存)学校で作った皿(サソリ座)
雨宮家の物 14 則子さんが買ってくれたボクのひげそり 20130930
雨宮家の物 15 則子さんが買って来た階段を照らす灯り
雨宮家の物 16 ついに壊れたボクの小銭入れ
雨宮家の物 17 来年の手帖(胸ポケットに入るサイズ)
雨宮家の物 18 思い出深い「金属の鳩の置物」が今も机に乗っています
雨宮家の物 19 やられました!兎の豆子にかじられたヒーターの電線 20131226
雨宮家の物 20 則子さんが作ってくれた太っちょの座布団
雨宮家の物 21 リサイクルカメラ(使い捨てカメラ)
雨宮家点景 その1 雨宮家の台所 主のいないさみしい瞬間
雨宮家の物 古いファックス電話でサンヨーという企業はもうない
雨宮家のもの 古いプリンターが壊れましたので、予算つけてください、大蔵省=財務省さま 20140609
雨宮家の新しい物 新しいプリンター HP社のプリンターに変えました
雨宮家の物 25 古い古い小さなクマのぬいぐるみ
雨宮家の物 26 これも古いぬいぐるみみ、何の?
雨宮家の物 27 夏のスリッパ
雨宮家の物 28 神社の方向測定用のコンパス
雨宮家の物 29 昔使っていた「手書き機関紙」用の台紙
雨宮家の物 30 なるたけ出かける時は持ち物を軽くしたいときは小さいリュックで
雨宮家の物 31 爪切りの1つ
雨宮家の物 32 最新のUSBメモリー・4ギガ
雨宮家の物 29 ボクのメガネ 20140706
雨宮家の物 33 昔からある古いタンス、色がとてもいいです
雨宮家の物 台所の入り口にかけられた兎の絵ののれん
雨宮家の物 則子さんが新しく買ったミシン 20151021
雨宮家の物 38 2階の真ん中の部屋の時計
雨宮家のモノ 39 付箋(ふせん) 20190619
雨宮家のモノ 40 小さい三脚
雨宮家のモノ 41 ノリ(糊)ケース 20190705
雨宮家の物 42 4テラのハードディスク 20191016
雨宮家の物 43 前のガラ携(携帯電話) 20191019
雨宮家の物 44 もらった栗(くり) 20191021
雨宮家の物 45 2本目のメガネ(眼鏡) 20191024
雨宮家の物 46 トンボの紐ブローチ 201910209
雨宮家の物 47 手袋 てぶくろ 20191101
雨宮家の物 48 「高齢」のマウス 20191215
雨宮家の物 49 計算尺 20191217
雨宮家の物 50 小さなUSBメモリー 20191224
雨宮家の物 50 小さなUSBメモリー 20191224
またやっちゃった。うっかり洋服のポケットヘ入れ忘れて、また洗濯してしまった。これで、このメモリーを洗濯してきれいにしたのは 回目。
いまのメモリーは丈夫というか、記憶はしっかり残っていました。
SONY。4ギガ。
このメモリーは情報の受け渡しように使っているもの。
ストラップは今日、洗濯した後でつけました。もっと大きな、かさのあるモノをつけるといいですね。
雨宮日記 2019年12月23日(月) 11月の総がかり行動のビデオを作る
早出の木のおもちゃ屋さんが今日で閉店とのことで、則子さんはちょうど休みなので行ってきた。1984年に開店して、店主夫妻はぼくらと同じ世代。ご主人が健康がすぐれず閉店の決断をしたと「中日新聞」にあった。
11月19日の浜松総がかり行動のビデオを創る。時間12分23秒。今回はとくに歌がいい。
年賀状をつくったがインクがなくて印刷は明日にする。則子さんがコジマへ行ってインクを買ってきた。4種セットで8000円。高い!
ことばと詩 24 中山七里『贖罪の奏鳴曲』講談社文庫、2103年、p276~277 20191222
原書2011年、「第三章 贖いの資格」より
中山七里『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』は、ボクの好きな推理小説・警察小説です。しゃべっているのは主人公級のベテラン刑事・渡瀬さん。
いつも渡瀬さんの行動とセリフには痺れます。
「前にも言ったことがあるよな。後悔なんかするな。悔いたところで過去は修復できない。謝罪もするな。いくら謝っても失われた命が戻る訳じゃない。その代わり、犯した罪の埋め合わせをしろ。いいか。理由はどうあれ、人1人殺したらそいつはもう償い続けるしかないんだ。死んだ人間の分まで懸命に生きろ。決して楽な道を選ぶな。傷だらけになって汚泥の中を這いずり回り、悩んで。迷って、苦しめ。自分の中にいる獣から目を背けずに絶えず闘え」
口調はおだやかでゆっくりだったが、しかしその一言一言が胸の奥に下りてくる。これはいつか味わった感覚だ。そうだ。島津さゆりのピアノ ー あの激烈で鋭敏な旋律と同じように、稲美の言葉が突き刺さっている。
「自分以外の弱い者のために闘え。奈落から手を伸ばしている者を救い上げろ。それを繰り返して、やっとお前は罪を償ったことになるんだ」
「そんなもの‥‥いつ終わるってんだよ」
「お前が死んだ時さ」」
それにしても、浜松市西区の元保育園副園長、いましたよね。土下座して「謝って」いました。
まだ謝るべき主要な相手がいると思いますが。
新・本と映像の森 320 野田昌弘「ラプラスの魔」(『レモン月夜の宇宙船』創元SF文庫、2008年)
野田昌弘さんは現代日本のSF作家で同時にSF研究家・・・・だと思う。2008年(平成20年)6月6日没。
『レモン月夜の宇宙船』(創元SF文庫、2008年、407ページ、定価本体1000円)は著者の短編集。著者が主人公という作品が多いが、もちろんフィクションでSFです。
福岡育ちだが、もちろん現実の野田昌弘さんには幼馴染みの美少女・中川忍はいなかったし、彼女が天文台に勤めて火星観測をしていた兄の運河スケッチを「火星に運河はありません」と言った事実はない・・・・と思う。
ボクがいちばん好きなのは「ラプラスの魔」。テレビ局に勤める主人公がアメリカに旅行に行き、友だちの「佐渡の守」(あだな)に買ってきたヨーロッパ中世の画集に思いがけないもの・・・・いや人を発見する。
絵のなかで魔女として拷問されている若い娘が、なんとも今、日本のテレビ界で売れっ子の清純派美少女「高丘ルリ子」にそっくりなのだ。
しかもラテン語の説明書きに「1538年、スペインに現れた娘を火あぶりの刑にした。娘の所持品に「Ruriko Takaoka」と書かれていた。」とあるではないか。
友人の佐渡の守は主人公にさけぶ。
「いやあ、おそろしいことですぞ、これは。高丘ルリ子はタイム・マシンかなにかで16世紀に持っていかれる運命にあるんです。絶対そうです!」(p53~54)
それからがドタバタ喜劇なのだが、オチがものすごくおもしろくて強烈。
機会があったら他の作品も紹介したい。
雨宮日記 2019年12月20日(金) 年末の予定もあとわずか
今年も名古屋にいる兄夫妻が泊まりに来るものと思って準備していたら、今年は日帰りという連絡がきた。
もう片付けなくてもいいので、やれやれ。でも、せっかくだから片付けと整理は継続します。
毎年注文している長野のリンゴがくる。
あと11日で2020年のネズミ年。
過去現在未来のメモリーノート 75 ヘーゲルの「運動」について 20191218
このごろ哲学者ヘーゲルにこっている。というより、ヘーゲル『大論理学 第1巻』の用語索引をつくることに、わけあって熱中している。まだまだ長くかかるが。その過程で気づいたこと。
ヘーゲルは「客観的観念論者」です。「唯物論」ではありません。唯物論的論法は1%もないはずです。
ところが「運動」「物質」などの言葉があるじゃありませんか。どういうこと?
ボクが読んでいるのは「寺沢恒信/訳『大論理学 1』以文社、1977年」です。この本は初版の訳本ですぐれています。
この本のp154、167、168、169、171、202に堂々と「運動」とあります。
つまり、これは「物質の運動」ではなくて「概念の運動」「精神の運動」のことだと思います。ついいうっかり「物質の汚染」はあるかも知れませんが、どうやって識別するのか。
もっと読み込んでみますが、基本線はこれでいいように思います。
雨宮日記 2019年12月18日(水) 暖かい日
今日は暖かい1日。もうボクが外出する予定はなくて、作るべき文書もなくて、本を読んでパソコンを打つのみ。理想の生活ですね。そういう生活ばっかりというわけにはいかない。
図書館で借りたアシモフ『ファウンデーションと地球』、クラーク&ベンフォード『悠久の銀河帝国』を読む。満足と不満足と両方。つまり夢中になれる面と不満な面と両方ってこと。
雨宮家の物 49 計算尺 20191217
むかし20代か30代のころ買った計算尺。27cm。HEMMI製。まだ動く。
見ると判るが、下から「A尺」「D尺」「C尺」「CI尺」「CIF尺」「CF尺」「CF尺」「DF尺」「K尺」がある。
いまは使う人も減って、関数電卓を使う人も多いだろうと思うけど。