雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 78(マンガ11・SF18) 星野之宣『ヤマタイカ 1』潮出版、1987年

2017年07月29日 22時09分44秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 78(マンガ11・SF18) 星野之宣『ヤマタイカ 1』潮出版、1987年

 星野之宣さんの傑作古代史SFマンガ。日本列島の火山爆発と沖縄などの古代宗教と社会の大変動ー「踊狂現象」をひとつにした説です。

 古代史と火山噴火をセットに考える点では、後の石黒さんの『死都日本』の前をいくとも言える。

 しかも「踊狂現象」を石黒さん同様に、マンガのなかにとりこんで全国から東京に向けた「やまたいか」現象を引き起こす。

 主人公は伊耶輪神子(いざわ みわこ)とその弟・熱雷岳彦(あたらい たけひこ)。

 主人公たちは邪馬台国など「火の民族」の末裔で、それに騎馬民族など「日の民族」が対立して物語が進行していく。

 カギを握るのは巨大銅鐸である「おもいかね」。

 沖縄に逃れてきたアマミクは卑弥呼たちでがないか、という仮説はきわめて面白い。

 全6巻は1987年から1991年に刊行。

雨宮日記 7月28日(金) 今日もビデオ編集

2017年07月28日 20時53分21秒 | 雨宮日誌
 
 雨宮日記 7月28日(金) 今日もビデオ編集

 昨日に続いてボクは午前はビデオ編集。

 則子さんは休み、午前中は介護の契約、午後は孫のところへ。孫の3才の男の子が、公園で木の周りの穴を見つけたという。

 つまりセミが生まれて地中から這い出した後の穴。まだ、セミには怖くて触れない。

 暑いので今週から、毎日お風呂へ入ることにする。


雨宮日記 7月27日(木) 今日もビデオ編集

2017年07月27日 21時47分23秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 7月27日(木) 今日もビデオ編集

 午前中は、Kくんと、講演会のビデオ編集。かなり苦労してる。疑問はまだ続く。重慶の当時の人口はどのくらいか。731部隊は毒ガス作戦もやったのか?毛沢東は国民党との統一戦線に調印した当事者か?その他、その他。

 則子さんは1日、仕事。夜は世界大会の県原水協の会議で静岡市へ。午後9時頃帰る。

 セミの騒音は、器械で測ったら65~72ホンくらい。自宅では、T-4の方が、はるかにうるさい。

 森博嗣さんの『Χ(かい)の悲劇』などを読み返す。


雨宮日記 7月21日(金) クマゼミ鳴く?

2017年07月21日 21時44分48秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 7月21日(金) クマゼミ鳴く?

 朝、気がついたらクマゼミが鳴いているようだ。本格的な夏の到来である。数日前、梅雨明け。今年は、台風が来ない。

 19日には「T-400浜松基地移駐反対集会」が150人の参加で、20日には浜松市の浜松基地協議会が60数人の傍聴であった。

 第1次は、いちおう「緒戦はこちらの勝ち」ってとこかな。なんといっても、たたかいは秋まで伸びたからね。あんまり深追いもできないけどね。

 腰がずっと痛む。発病前からの持病だから、なかなか直らない。今日はお風呂入らないで、則子さんにお湯で体を拭いてもらう。ありがとう。



 ブログ「ピース浜松」に、2016年3・1のシールズの4分の発言を編集してアップした。こういう地味な作業を持続して行きたい。



雨宮日記 7月20日(木)午前9時10分 今日も暑い

2017年07月20日 09時19分08秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 7月20日(木)午前9時10分 今日も暑い

 朝からアブラゼミが鳴いている。今日も日差しが暑い。

 ここ数日、夢が変わってきた。我が家の夢とか。東京のどっか駅で撮影をする夢絵都か。大学に入學した頃の夢とか。何か新しいことを初めてもいいかな。

 汗で水分が蒸発して便秘がひどかったのも、ほぼ解消。

 則子さんは、おじいちゃんの睡眠薬のことで、さんざん苦労する。ご苦労様です。

 いま則子さんは、久しぶりの休日で、部屋の掃除をしている。暑い。


雨宮智彦の古代ブログ 2 2つの「『いなさ』と『みほ』」

2017年07月18日 15時19分56秒 | 遠州古代史
雨宮智彦の古代ブログ 2 2つの「『いなさ』と『みほ』」 20170718

 古代は海洋国家である。古代の大規模な移動は船団が普通である。いくさの時には特に。

 出雲国家の中心部は、出雲の現在の「中海」でその西の端が「引佐の浜」で、東の端が「美保」である。「美保」が古い地名であることは「美保神社」の存在からよくわかる。

 静岡県西部、浜名湖の北側が「引佐」であり、海によって静岡県中部の「三保の松原」という砂州につながっている。

 この2つの地名「『いなさ』と『みほ』」セットが、出雲と静岡県にあることは偶然とは思えない。静岡県における出雲地名の多さからいっても。

 出雲ー伊豆 の海洋国家のセットから言っても。源頼朝や北条早雲が「伊豆」を飛躍の出発点としたことも偶然とは思えない。

 『記紀神話』による限り、出雲は古代日本の王権の保持者である。天皇家ではない。


雨宮日記 7月13日(木) 平和のビデオ編集しながら「発見」の日々

2017年07月13日 21時25分23秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月13日(木) 平和のビデオ編集しながら「発見」の日々

 平和のビデオ編集するのに、最初からビデオの筋書きはない、作らない。編集しながらストーリーを作っていく。

 面白いことはストーリーに入らないこともある。

 たとえば、美保通信基地、ゾウのオリの地下化とか、防衛省の若い役人の名刺がない、とか。これらは、どこかで使おう。

 当面は、美保基地のT-400の浜松移駐問題。

 インスタント・コーヒーを飲みながら、Kくんとビデオ編集をする。最後の冷たくなったコーヒーがおいしいんだな。

 インスタント・コーヒーは、自分では準備できないので、則子さんに用意しておいてもらう。いつも、ありがとう。



雨宮智彦の古代ブログ 1 インドネシアのボロブドゥール遺跡群

2017年07月10日 20時55分20秒 | 遠州古代史

雨宮智彦の古代ブログ 1 インドネシアのボロブドゥール遺跡群

 本来の専門である(?)、「雨宮智彦の古代ブログ」を再開します。主に、浜松を中心にするけど、話題は全世界まで飛ぶことになると思います。

 第1回は、テレビで偶然「世界遺産」(6月放映)の番組を見たインドネシアのボロブドゥール遺跡群。

 壮大な8世紀の仏教遺跡です。

 今はほとんどイスラム化してしまい、現地には、仏教徒はいないと思う。

 ボロブドゥール遺跡から真東に仏教遺跡が2つある。つまりは古い太陽信仰の遺跡だということになる。

 西から、ボロブドゥール遺跡 ー パオン寺院 ー ムンドゥッ寺院(ボロブドゥールの東約3km)。

 春分のころ、秋分のころ東から西に向かって参拝するのは、まさに太陽信仰。

 日本の春・秋のお彼岸と同じで興味深い。

 ただし、ボロブドゥール遺跡群は、正確東西ではなく少し北へ偏角がある。これが磁気との関係かは不明である。

 日本にも浜松を始め、各地に太陽信仰の古代遺跡・痕跡は残っている。オカルトとは関係無く、まじめな歴史理論として、ゆっくり検証していきたい。

20170710

雨宮日記 7月10日(月)の2 森達也『A』を読みながらビデオを編集する日々

2017年07月10日 20時53分21秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 7月10日(月)の2 森達也『A』を読みながらビデオを編集する日々

 独りで外出はできないし、苦労して本を読むのと、友達と一緒にビデオを編集し、左手でパソコンをうつ。

 一日に何冊も平行して読む。

 その1冊に森達也さんの『A』がある。あのころ「A」教団を内部から撮影したドキュメント。いや「A教団の内部から外部を撮影したドキュメント」というべきだろう。

 いっかいの平「ビデオ編集者」としては身にしみる。

 それでも、ビデオの仕事は続く。
 

雨宮日記 7月10日(月) アブラゼミが鳴き始めた

2017年07月10日 17時51分46秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 7月10日(月) アブラゼミが鳴き始めた

 向かいの家の庭の木、土曜日からアブラゼミが鳴き始めた。第1日は、午前中、少し鳴いて沈黙。

 たくさん生まれてこないと、「飽和効果」が無くて、鳥や虫に食べられちゃうんだと思う。

 今日もジージー鳴いているが、浜松基地のジェット練習機T-4の方が、音は大きくうるさい。

 セミの声の方が、たとえうるさくても、ずっといい。




雨宮日記 7月8日(土) 棄民

2017年07月08日 06時30分33秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 7月8日(土) 棄民


 棄てられたのは、ボクだけではない。

 7月6日に一片の紙切れで、ボクは切り捨てられた。

 「介護度2」から「支援度2」へ、いっきに2段階も下げられた。

 コンピューターの数式で。数をあてはめて。

 ボクに「介護」は、いらないと言うのか。

 右半身マヒで、右手はまったく動かず、右足はほとんど動かないのに。

 車椅子がなければ外出することもできないのに。

 元気な妻がいなければ、食事も作れない、お風呂も入れないのに。

 65才のボクが介護保険料を毎月払っているのは何のためなのだろう。

 介護を打ち切られるために、毎月、介護保険料を払っているのか。

 軍国国家に従う、言いなり自治体のこの冷たさ。

 「棄民」という「民を棄てる」政策の冷たさ。

 肌のぬくもり、暖かい心が欲しい。

 介護するのに、暖かな心はいらないのか。


新・本と映像の森 77 ゆうきまさみ『白暮のクロニクル 11 春の陽の陰』小学館、2017年

2017年07月04日 10時49分14秒 | 本と映像の森
新・本と映像の森 77 ゆうきまさみ『白暮のクロニクル 11 春の陽の陰』小学館、2017年

 (マンガ10・SF17)、220ページ、

 長命族「おきなが」シリーズの最終刊。連続殺人「羊(ひつじ)殺し」の最終解決。

 第10巻で逮捕された「桔梗=あかね丸」に共犯者がいた可能性が浮上する。60年の眠りから目覚めた章太少年は、街娼の経験から背の髙い青年「ぼーや」の存在を証言する。

 魁は入院した病室で、あかりにつぶやく。

 「桔梗はどう考えても快楽殺人者だ。ほとんどの犯行は手当たり次第なのに、「羊殺し」なんて、どこから思いついたんだ。」

 あかり「掘ってみたいんですね」

 魁「何も、出てこないかも、しれないけどな」

 魁とあかりの探索はついに終結するのか。

 あかりの恋の行方は?

 ラスト・シーンは2064年です。

   ☆

 ゆうきまさみさんのマンガを語るのに、今は精神的余裕がない。いつかたっぷり、語ることを予告して今は筆をおく。


新・本と映像の森 76(マンガ9・SF16) 浦沢直樹『20世紀少年』 (その2)

2017年07月01日 22時39分18秒 | 本と映像の森

  新・本と映像の森 76(マンガ9・SF16) 浦沢直樹『20世紀少年』 (その2)


第2巻


 第1話 “ゆうりき”
 第2話 オッチョ
 第3話 チョーさん
 第4話 ヤマさん
 第5話 人類滅亡の時
 第6話 神様
 第7話 姉貴の引き出し
 第8話 姉貴の恋人 
 第9話 後ろの男
 第10話 予言者
 第11話 目を覚ませ!!



 第1話 “ゆうりき(友力)”

 ・Yk 60年代 最強女子ユキジ
 ・Yk 成田空港で 3人と会うユキジ
 ・市原 市原弁護士と2人、万丈目胤舟(まんじょうめいんしゅう)と喫茶店で会う
 ・   万丈目「団体名はない、“T”は“T”だ」、万丈目のスプーン曲げ
 ・Kn ケンジのコンビニに来るユキジ「あのマークを考えたのはオッチョよ」


 第2話 オッチョ

 ・Kn ユキジの来ている店に現われる本社の監視役
 ・Yk 60年代、双子と争って絶体絶命のユキジを助けようと来るケンジ
 ・Yk 市原弁護士の主催する“T”被害者の会


 第3話 チョーさん

 ・刑事 刑事チョーさんは自宅で娘婿に電話する
 ・警察 警察署。チョーさんとやまさんは喫茶店に行く
 ・   続き 喫茶店。ちょーさんはヤマさんに敷島教授事件と謎のマークの捜査引き継ぎを依頼する


 第4話 ヤマさん

 ・喫茶 ちょーさんはヤマさんに敷島教授事件と謎のマークの捜査引き継ぎを依頼する
 ・   続き 道路。ヤマさんが別れ際にチョーさんの首を親密に叩いて別れる
 ・   道路。ヤマさんが血を吐いて倒れる。ヤマさんは誰かに「絶交しておきました」と電話する


 第5話 人類滅亡の時

 ・Kn コンビニ。ユキジが6年3組のクラス会の案内状をつくり「郵送しといて」
     ユキジ「オッチョは9年前タイで行方不明になってる」
 ・教団 “T”「宇宙は私に夢を実現するように言っているんだ」「世界征服だよ」
 ・夢? 2000年12月人類は滅亡する
 
 第6話 神様

 ・橋の下 神様、悪夢で目覚める。検事のコンビニへ行き賞味期限切れの弁当をせしめる
 ・    夜、しつこく、ふたたび神様の夢


 第7話 姉貴の引き出し


 ・Kn 回想 水に溺れて姉ちゃんに助けられるケンジ
 ・   回想 バイク事故で病院のベッドにいるケンジ。姉は「微生物研究 その現在」を読む
 ・ コンビニ。赤ちゃんを育てるかコンビニを選ぶか迫られるケンジ
 ・   家の2階。姉の部屋。かっての彼氏の手書きの手紙と謎のワープロの手紙を発見するケンジ
あのマークが同封されたワープロの手紙


 第8話 姉貴の恋人 

 ・Kn 回想 父の葬儀。回想 姉が手に入れてくれたロックギター
 ・   母の回想。1959年。破産した家で「私が育てるから」と母に頼む姉
 ・Kn 「彼は電車に飛び込んだ」とケンジに話す


 第9話 後ろの男

 ・駅  電車のホーム。諸星氏を後ろから押して突きおとす若い男
 ・   続けてセーラー服の少女(注・敷島教授の娘)をナンパする男
 ・   続けてホテルのロビーで万丈目と会い「ナンパマニュアル」を渡す若い男
 ・   セーラー服の少女とキスする若い男
 ・場面 2000年12月


 第10話 予言者

 ・Kn 回想。映画「ゴジラの息子」を姉と見たあと、初めて喫茶店に入るケンジ
 ・   喫茶店名は「さんふらんしすこ」隣に「スナックロンドン」
 ・Kn 1997年。新聞「サンフランシスコで謎の病原体発生」」
 ・橋下 橋の下。ホームレスたちのもとに血まみれの男が転がり込み
「ケンジをさがしているんだ」という“T”から逃げてきた男
 ・   男はケンジに「“ともだち”の暴走をとめろ」「彼は本気で地球を滅ぼそうとしている」
 ・   「サンフランシスコの次はどこだ?全部おまえがかんがえたんだろ?」と

 第11話 目を覚ませ!!
 ・Kn 回想 1969年秘密基地。皆で「地球の危機話を作っている」
 ・   回想 ケンジが細菌兵器で地球の、まずサンフランシスコがやられ、つぎはロンドンだと言う
 ・   橋下 1997年 男がケンジに手渡し「レーザー銃 これもおまえが考えたんだろ」
 ・   男は「警察には行くな。内部にわれわれの仲間がいる」と
 ・   ドンキー殺し(田村マサオ同席)をケンジに自白して「ドンキーの手紙」を渡して死ぬ


☆あとは続くが、いつになるか未定、おそらくは当分、未完。