雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 9月30日(日) 台風17号と福島第一原発

2012年09月30日 21時09分12秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月30日(日) 台風17号と福島第一原発

 現在時間は午後9時10分。風はほとんど静かになりました。ときどき吹いていますが。窓の外からコオロギの声が聞こえてきます。

 行ってしまった台風17号の進路を追っていったら、福島県を直撃することを発見しました。福島第一原発の、とくに「4号炉」の「燃料プール」は大丈夫でしょうか?

 すこし情報を追いかけたいと思います。それと環境と放射能問題を追っかけていて、かなり福島での汚染が深刻であることを確信しました。別途書きます。


雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報③ お月さまが顔を見せました

2012年09月30日 20時12分51秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報③ お月さまが顔を見せました

 午後8時、風が弱くなったので、外に出てみると、なんと雲がかなり切れて、お月さまが顔を出していました。

 これは台風の目じゃなくて、たぶん台風の雲の最末端でしょうか。

 あっという間に来て、あっという間に通り過ぎた台風17号でした。

 


原子力情報 「原子力規制委員会」は「原子力情報規制委員会」でした

2012年09月30日 19時34分26秒 | 原発・放射能ニュース

原子力情報 「原子力規制委員会」は「原子力情報規制委員会」でした

 「透明性の確保」を掲げて25日に発足した「原子力規制委員会」が、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」を記者会見から排除しました。こんなことってありですか?
 「赤旗」の報道(9月30日付、1面)によれば、規制委員会の排除理由は、
   ① 「特定の主義主張を持ったを持って書かれている方はご遠慮を」 
 ⇒ ② 「政党機関誌は報道を事業とする趣旨からいうと違う」
 ⇒ ③ 「記者会見室が広さに限りがあるなか、収容人数からいって対応できない」と
、二転三転、ついに「記者会見室のスペース」になりました。
 他の政党機関紙さん、自由新報さん、公明新聞さん、社民の新聞さん(紙名知りません)、民主の新聞さん(あるのかないのか知りません)、怒れ! 
 同記事では田中俊一委員長は(政党の機関紙の記者が記者会見に参加すると「(規制委員会の)政治からの独立が怪しくなる」と発言しました。やはり、委員長としては適任ではなかったのではありませんか?


雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報② 午後7時過ぎ、近くに上陸

2012年09月30日 19時29分45秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報② 午後7時過ぎ、近くに上陸

 6時半前後に、娘の話では「2回、電気が一瞬切れてすぐ回復した、やばいよ」と。

 昨年の台風でもかなり停電があったので、かなり市内も停電がありそうです。

 今、風がかなり強いです。さっき外に出てみたら雨は止んでいて、空の一部に夜空がみえました。「台風の目?」かな?

 午後7時頃、愛知県東部(豊橋市)に上陸したようです。


雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報① また台風浜松直撃かあ

2012年09月30日 17時08分35秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月30日(日) 浜松台風情報① また台風浜松直撃かあ

 いま午後5時09分です。浜松はすでに暴風雨圏内かな?かなり風雨が強くなってきて、ときおり横殴りの雨になります。

 則子さんが午後3時過ぎに電話してきて「今、会議が早く終わって浜松駅に帰ってきたけど遠鉄殿舎も止まっていて、タクシーもすごい列」というので車で浜松駅へ。

 「ちょうどいい時に終わったね。東海道線も止まったんでしょ」。

  ☆

 6~7時頃に静岡県へ上陸のようです。また停電が多くなるのでしょうね。今のところ、家は電気が点いています。

 電線が風で揺れてヒーヒーうなっています。

 以上、浜松市中区から中継でした。

 

 


雨宮日記 9月28日(金) 中秋の満月、「国民大運動実行委員会」に出席

2012年09月29日 05時53分09秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月28日(金) 中秋の満月、「国民大運動実行委員会」に出席

 夜、月を見た限りでは「満月」です。輝くお皿と、その中であそんでいる兎さんを見ているだけで、なんだかいい気分です。

 200万年前のアウストラロピテクスも、数十年前のホモエレクトス(北京原人たちです)も、10万年前以後の新人・ホモサピエンスも、みんな夜空にかかる月を見上げていたのでしょうか。

 昼間は、来週開け、10月1日の浜岡原発裁判の資料編集や自分の発言準備で少しパニクってました。半分くらい完成して、一部は印刷しました。

 別件で「原爆と人間展」の感想集の編集も完成、則子さんに印刷許可をとりました。則子さんが「浜松市などに渡す分は表紙をカラーコピーでするので表紙を貸して」というので、貸しました。カーマの安いカラーコピーでしてくるそうです。

 夜は、午後6時半に則子さんと車で家を出て、国民大運動浜松実行委員会に参加。10月中旬の浜松市との懇談の準備です。毎年、たくさんの項目の、いろんな要求を出して、それに書面で回答をもらい、その回答について懇談をする会です。

 今年は、ぼくたちは、自死について、図書館にマンガをという要求を出しました。もちろん、浜岡原発と放射能も。

  ☆

 午後8時半頃、会議は終わり、車で近いので、谷島屋三方原店に寄って、注文した『鉄腕バーディ エボリューション 13』を買いました。うわ、これで33巻の完結なんだ。感想は「本と映像の森」で。

 

 

 


浜松・放射線量測定情報 9月29日(土)早朝 雨宮自室定点 0.04μSv/h

2012年09月29日 05時44分17秒 | 雨宮日誌

浜松・放射線量測定情報 9月29日(土)早朝 雨宮自室定点 0.04μSv/h

 自宅定点で測った最後は2ヶ月半前でした。外に出て駐車場で測定するのも、だんだんマンネリになってきて、数値に変動がないかぎりは、2階の自分の部屋のパソコンの前で測定することにしました。

 早朝5時47分、0.042~0.050です。 

 前回の駐車場での数値は下の通りです。

 浜松・放射線量測定情報 7月10日(火)15時52分 雨宮自宅定点 0.047μSv/h

 「自室」定点では、たぶん、「自宅」駐車場の「定点」つまり、屋外より、家の建材に含まれる放射能が加算されて、すこし多めに出るのがこれまでの測定結果です。

 つまり、屋内で測ったデータは、すくなくとも、これ以上ではない、これより少し少ない数値という解釈でいいと思います。


雨宮日記 9月26日(水) 理研で113番元素の発見が確定かな?

2012年09月27日 06時21分40秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月26日(水) 理研で113番元素の発見が確定かな?

 この世界というか宇宙というか、この世の物質はすべて「元素」からできています。「物質」と言った意味は「ダークマター」や「ダークエネルギー」があるので。

 その元素の113番目を、どうも日本の理研のチームが「発見」したようです。

 もちろん「発見」というより「新合成」というべきでしょうね。

 マスコミでは、もう名称「ジャポニウム」まで報道されています。

 


雨宮日記 9月24日(月) ラジオ深夜便を聞きながら…

2012年09月26日 06時32分55秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月24日(月) ラジオ深夜便を聞きながら…

 深夜の配送の仕事中は、車のラジオを聞くか、音楽を聴くか、どっちかです。

 今夜は、神戸市に住む元教授で武道家の方のインタビューでした。なかかなよかったです。とくに「領土問題」はそれぞれの国内問題であるというボクの立場と同じでした。

 つまり外交交渉を解決するには、実力行使(紛争と戦争)か外交交渉しかない。しかし。外交交渉で具体的なカードを切って「妥協」するためには。時の政権基盤が強固でないと妥協したら、国民からの非難ごうごうになるので、できない。いまの中国・韓国・日本は、3国とも政権基盤が弱体なので、解決もできず、かといって戦争もできず、今の紛争状態がずっと続くだろうという観測でした。そうでしょうね。

 教育問題でも、今の学校は、それぞれの子どもの能力を伸ばすのではなく、比較してはいけない能力をむりやり数字にして、順位をつけている。それがいじめ問題の根源ということでした。

 Aさんの音楽能力と、Bさんの数学能力。Cさんの物理能力、それらが一つながりの順位になるはずがありません。

  ぼくの行動力と思考力、則子さんの行動力と思考力を比較して順位を付けても何の意味もないですね。だいじなのは、ぼくの思考力と則子さんの行動力を組み合わせて緊密に作動させることで、比較することは無意味です。

 つまり順位の比較は「優越感」「劣等感」を生むだけです。

 だいじなのは、みんな同じという、同レベルでの「つながり」だろうと思います。

 

 


本と映像の森 226 松浦晋也さん『スペースシャトルの落日』ちくま文庫

2012年09月25日 05時27分57秒 | 本と映像の森

本と映像の森 226 松浦晋也さん『スペースシャトルの落日 増補』ちくま文庫、筑摩書房、2010年(平成22年)3月10日第1刷、295ページ、定価本体780円+消費税

 「失敗することは恥ではない。失敗に学ばないことが恥である。そして失敗を繰り返すことは、一般に愚行と呼ばれる。私たちは、未来のために愚行を避けなくてはならない」(p9)

 つい最近、「引退」したアメリカの宇宙機「スペースシャトル」、その内実を率直にえぐった本です。

 そもそも「人間も荷物も」という「二兎を追う」のが間違いという松浦さん。そして、飛ばさなければという圧力に負けて、飛行中止を決断すべき時に飛ばしてしまう誤り。

 基本コンセプトの誤りと、運用上の誤り、まるで原発のことを書いているようです。

 そして二つの事故を分析しています。

 1986年1月28日、チャレンジャー打ち上げで爆発。

 2003年2月1日、コロンビア、帰還で分解。

 原因は、やはり開発時の欠陥と、運用時の欠陥を指摘しています。

 原発に限らず、いろんな技術開発に通じる問題点です。教訓が生かされることを望みます。

 


雨宮日記 9月23日(日) お彼岸の中日で則子さんは焼津へ

2012年09月24日 05時46分19秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月23日(日) お彼岸の中日で則子さんは焼津へ

 お彼岸の中日=秋分の日です。お日様が真東から出て、真西に沈む日ですので、西方の極楽浄土を拝むことができる日です。

 曳馬駅前のお菓子屋に「おはぎ」の大きな文字が出ていました。「おはぎ」と呼ぶのは「萩の花」の咲く秋で、「ぼたもち」と呼ぶのは「ぼたん餅」の略で「ぼたんの花」の咲く春、と書いてある文献もありますが、真実はどうでしょうか?

 ボクは、こういう甘ったるいお菓子よりは、歯で噛んで割って食べる、堅いおせんべいが好きなのですが。

 今日は則子さんは、お彼岸のお中日の今日、1954年(昭和29年)9月23日に亡くなった第五福竜丸の無線長・久保山愛吉さんの命日です。

 1954年の3月1日に太平洋マーシャル諸島のビキニ環礁でのアメリカ軍の水爆実験で、ビキニ環礁から160km付近で死の灰を受けて被曝、乗員は数シーベルトの放射能を受けました。

 焼津で毎年3月1日にビキニデー集会、9月23日に久保山愛吉さん追悼のつどいが開かれていますので、則子さんは今日は焼津へ行きました。

 ☆

 夜は、午後9時から、テレビで「サマーレスキュー」、槍ヶ岳診療所の実話を元に描いた「山岳診療所」の連続ドラマの最終回を、則子さんといっしょに見ました。

 そして午後10時からは、チャンネルをNHK②のEテレに変えて「チェルノブイリ特集」の2回目、ウクライナの衝撃のルポでした。

 ウクライナ政府が昨年4月の「チェルノブイリ事故から25年」に合わせて発表した政府報告書によると、国際機関が承認した「子どもの甲状腺ガン」だけではなく、大人の甲状腺ガン・心臓血液疾患・白内障・免疫力の低下など、多くの疾患が増えています。

 子どもたちは今、健康な子の方が少なくなって、病気の子が増えて、危機的な状況です。

 なんという悲劇でしょうか。しかも国際機関や日本政府も、認めていません。福島の人々、福島の子どもたちの未来は、どうなるのでしょうか。

 

 ☆

 まだ昼間は暑いですが、夜は涼しくなりました。夜勤の時は、必ず長袖で、今日は下半身はズボンの下に温かい下着をつけましたが正解でした。

 則子さんに「寝るとき寒いから、もっと厚い毛布を出して」とお願いをしておきました。

 


本と映像の森  225 一色登希彦さん『水使いのリンドウ ①』<ジャンプ・コミックス>

2012年09月24日 05時42分46秒 | 本と映像の森

本と映像の森  一色(いっしき)登希彦さん『水使いのリンドウ ① ~竜を燃やす世界~』<ジャンプ・コミックス>、集英社、2011年(平成23年)5月7日第1刷、197ページ、定価438円+消費税、

[目次:第1話 リンドウとエナ、第2話 カラクリのクジュウと異人のアッシュ、第3話 竜を燃やす世界]、

「竜と皇(おう)の契約で成り立つ日の東の國(ひのさきのくに)。幕府直属の水術士のリンドウは、竜との「契約の改め」を行う皇女(おうじょ)・エナの護衛を命じられる。都へ向かったリンドウだが、新しい契約の背後では様々な思惑が渦巻いていた!!」(裏表紙)、

 一色登希彦『日本沈没(全15巻)』の水没する世界と『ゲド戦記』のような竜のいる世界を混ぜ合わせたような世界。

 設定は日本の江戸時代末期のような幕府と外から来る異国。

 異国では「竜」を燃やして、まるで原子炉のようなエネルギーを得ている。その動力炉の周辺は「竜」の「マナ(真名)」が無くなり、生きものが住めなくなるというからまるで放射能で汚染された世界のようです。


本と映像の森 224 三崎亜記さん『となり町戦争』<集英社文庫>

2012年09月23日 13時44分53秒 | 本と映像の森

本と映像の森 224 三崎亜記さん『となり町戦争』<集英社文庫>、集英社、2006年12月20日第1刷~2010年6月6日第14刷、文庫版、272ページ、定価476円+消費税、

 ☆メモリーカード見つかったので書いてあった文章を掲載します。

 目次:第1章 となり町との戦争がはじまる、第2章 偵察業務、第3章 分室での業務、第4章 査察、第5章 戦争の終わり、別章<文庫版特別書き下ろし>

 ☆主人公の「北原修路」は「舞阪町」に住んでいて、「となり町」を通って「職場のある地方都市」に車で通う毎日。

 主人公は朝、朝日に向かって「となり町」という架空の「森見町」を通って「職場のある地方都市」に通うのであきらかに主人公の職場は浜松市という設定です。

 ある日「こうほう舞阪」で「となり町との戦争のお知らせ。開戦日 9月1日。終戦日 3月31日(予定日)。開催地 町内各所。内容 拠点防衛・夜間攻撃・敵地偵察・白兵戦。お問合せ 総務課となり町戦争係」とあるのを発見する。

 戦争が始まったという9月1日を過ぎても表面的には何も変わらない町。そんなある日、主人公は「戦時特別偵察業務従事者の任命」を受けて、車で通勤の途中で通りすぎるとなり町の「偵察業務」を始め だんだんと実際の「戦争」にまきこまれていきます。

 戦闘シーンはまったくありませんが、戦争の何かを感じ取ることができるでしょうか?

  ただし「となり町戦争」というわりには「軍隊」はいないし「武器」使用場面もないし、「となり町テロ」という方が正確かもしれません。


雨宮日記 9月22日(土) 「原発と放射能 大山塾」最終回と映画

2012年09月23日 10時37分49秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月22日(土) 「原発と放射能 大山塾」最終回と映画

 浜岡原発裁判静岡県西部の会で企画した「原発と放射能 大山塾」の最終第4回学習会でした。今回は会場が変わって高台公民館です。

 則子さんに「時間よ」といわれて、慌てて飛び起きたのがお昼12時。慌てて髭を剃って、車ででかけました。懇談会の準備で、コンビニに寄って飲み物を買いました。

 参加者20人で、女性は則子さんも含めて2人でした。

 内容は懇談会も含めて、宇宙の膨張まで話が弾んで盛り上がりました。原発問題は、自然科学、物理学、化学、生物学、地質学から社会科学まで、科学の全分野を駆使しないと、解決しないということを痛感した講座でした。もっと勉強しないと。

 会場を出ると、高台公民館の林で「ツクツクボウシ」が鳴いていました。

 ☆

 この何日間か「本と映像の森」用の原稿を蓄積したメモリーが消えてしまって、原稿を掲載できません。また書きためたら載せます。

 ☆

 夜は、次女と映画「踊る大捜査線 ファイナル」をザザで見ました。午後8時から10時20分終了。今回は物語の構成と緊迫感がよくできていて、湾岸警察署物語としては最高でした。

 青島「正義は胸の中にしまっておくぐらいでちょうどいいんだ」

 室井「組織の中で生きるためには信念がいるんだ」

 いやあ、身につまされましたね。則子さんにも見てもらいたいです。共感してくれると思います、

 外へ出ると小雨でした。


原発ニュース 9月20日 「2030年代末原発ゼロ」閣議決定できず

2012年09月21日 05時47分18秒 | 雨宮日誌

原発ニュース 9月20日 「2030年代末原発ゼロ」閣議決定できず

 「原発ニュース 9月14日 政府「革新的エネルギー・環境戦略」決定 2012年09月16日 16時33分41秒 | 原発・放射能ニュース」を書いたのですが、なんと、「2030年代末、つまり2029年に原発ゼロ」を閣議決定せずという茶番になりました。

 馬鹿馬鹿しいと言って、傍観者的に見てはいられません。当事者として行動しなければ、と思います。

 しかも、枝野さん(経産相)は15日に、建設中の3原発のうち、大間原発と島根原発3号機の建設継続を容認しました。

 これだと、建設40年で廃炉にしても、2052年以後になり「2030年代原発ゼロ」を完全に破壊しています。

 なんていうぐちゃぐちゃな世界なのでしょうか。めまいがします。