「遠州古代史 6月6日 地名編1」で「浜北区「於呂(おろ)」を紹介しました。於呂=オロチのオロ、つまり蛇です。
この「赤佐」地区も、古代の「倭名抄」であらたま郡の4つの郷の一つです。
古代には「赤狭」です。
どう考えても、この地名「赤佐」は、あらたま川伝説=坂上田村麻呂伝説の「赤蛇」=「赤い蛇」なのですが、なぜ蛇の色が赤いのか、ぼくにはわかりません。
この,川や水のコントロールを支配する水神としての「蛇信仰」は、「龍信仰」=「竜神信仰」に転化していくのではないかと思います、たぶん。
だからこそ、この遠州地方の神社やお寺には、たとえば岩水寺とか、龍禅寺とか、いう名前の、水や龍に関係ある名前がいっぱいいあるんですね。