雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月31日(水) 従兄弟の孫の女の子を、則子さんが預かった1日

2013年07月31日 22時58分08秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月31日(水) 従兄弟の孫の女の子を、則子さんが預かった1日

 7月の最後の日です。山口県や石川県で、異常な集中豪雨です。

 今日は、ぼくのいとこが緊急入院して、いとこの息子の娘、小学4年生の女の子を、則子さんが1日、保育しました。

 朝、その子の南区の自宅に、則子さんがバイクで行って、その女の子と、いっしょにバスと電車でわが家まで来て、昼食のそー麺を食べて、ゲームをしたり、アニメを見たりして、午後、ぼくが2人を車で、その子の自宅まで送りました。

 則子さんは、そこで夕食のカレーを作って、お父さん(ぼくのいとこの息子)が返って来るまでそこに居て、バイクで帰ってきました。

 則子さん、ごくろうさま。

 こういうときに、なんの迷いもなく、「わたし、1日、みますよ」と言える則子さんって、すごいです。他人のために、自然にスッと生きるんですね。

 

 


雨宮日記 7月30日(火) 則子さんは午前、山頭火、夜はぼくと…

2013年07月31日 22時44分41秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月30日(火) 則子さんは午前、山頭火、夜はぼくと…

 則子さんは、午前は自由律俳句の会。最近、文芸館で買った山頭火の伝記を読んでいます。浜松にも何回か来訪したことがあって、ぼくもちょっと借りて読んだら、リアルで面白いです。

 今日、家に郵送で到着した自由律俳句雑誌『層雲』に、則子さんのも2句、掲載されてました。全国雑誌なんですが、浜松の方の句が多いので、びっくりします。浜松って、そんなに「自由律俳句」盛んなんですね。

  ☆

 夜は、ぼくと車で…デートならいいんですけど、何の情緒もない(いや、少しは情緒あるかな、毎年、初めて会える人も何人もいるし)「原水爆禁止世界大会への浜松からの参加者へ説明会」です。

 最近、思うのは、こういう「原水爆禁止世界大会」「原水爆禁止浜松市協議会」という人生と、一方で「自由律俳句」あるいは「絵手紙」を両立させてしまう、雨宮則子さん、って、すごいと思います。

 「何がすごい?」って言われると困るけど、則子さんって、すごく多様な、複雑怪奇な人生を生きているんですね。たぶん、その全貌はぼくしか知らないと思います。あ、それをちゃんと書き残すのも、ぼくの義務ですか?

 困るんですけど。ボクはぼくの人生をこれから書き残すのに忙しいです。① 雨宮自伝 ② 浜松平和年表(戦前から2015年まで) を創るだけでもたいへんです。

 もっとも、ナウシカさんは、行動するのに忙しくて「自伝」なんか書かないでしょうし…。

 


本と映像の森 259 伊藤悠『シュトヘル』小学館、2009年4月初版

2013年07月30日 23時07分34秒 | 本と映像の森

本と映像の森 259 伊藤悠『シュトヘル』《週刊「ビッグコミックスピリッツ」連載》、小学館、2009年4月初版、210ページ、定価本体590円

 やっぱりコミックはいいですね。文字だけの小説や文学とは「情報量」が格段に多いです。もちろん、映画やアニメと同じで「情報量」がでかいのも善し悪しですけど。

 最初は、現代日本の男子高校生が「見た」、中世の戦場の夢から始まります。夜、カラオケへ集まる友達たち、遅れてくる主人公の「須藤」。
 「須藤君 学校 なんで 来ないの?」
 「なんか すげえ リアルな夢 見るの オレ
  家 燃え放題 人 死に放題で…起きらんねえの」
 そこに居た見知らぬ女子
 「誰?」
 「先週転校してきたスズキさん。須藤くんの写メール見て急に来るって…」
 そのスズキさんをなぜか「お持ち帰り」するはめになった須藤は
 楽器製作所の自宅(両親は楽器が売れなくて蒸発中)で、最近、自分が作ってしまったおかしな形の楽器をスズキさんが見て「おねがい 楽器 さわらせて」と言う。
 その弦も張っていない楽器から音が聞こえて…
             の
 時空を転換して、雨の降りしきるなか、彼は、なんと若い全裸の女性と化して、縄で首くくられた状態から地上に落ちて息を吹き返す。
 目の前に、女子高生のスズキさんと同じ顔の少年がおかしな服を着て立っていて、
 「また きみに会えて うれしい! おかえり シュトヘル」と言う。
 
 周りの「悪霊がよみがえったぞ!」「殺しなおせ」という兵士たちを殺して、2人は隠れ家に逃げ延びます。
 そこでスズキさんに似た少年「ュルール」が語る長い物語が始まります。
 
 物語の主人公として、まず、勃興するモンゴル族の下で働くツォグ族の族長の子で長男のハラバルとその弟、ュルールが登場します。

 ハラバルは体格もよく武力にたけ、「西夏国」を攻めるモンゴル族の将軍の下で武功をたてます。

 ところが弟の10才のュルールは武力には興味なく、文字や音楽が大好きです。2人の母は「西夏国からツォグ族の族長に嫁したけど、モンゴルに反抗した罪で母はモンゴルの大ハンに奪われ帰って来てュルールを生んだ、つまりュルールの本当の父はモンゴルの大ハンということになります。

    ☆

 そして、もう1人の主人公が、西夏国の城壁都市「霊州」防衛戦で戦った、あまり強くない女兵士「スズメ」です。彼女は、戦友たちがモンゴル=ツォグに全員、残虐に殺される中、偶然、生き延びてしまい、壁に戦友たちが死体として血とともに「展示」されたところに,狼たちが来るところに遭遇してしまいます。

 彼女は,戦友たちの肉体が狼たちに食われないように、必死でたたかい、狼たちの族長との必死の戦闘で、自分を変身させます。
 「悪霊 シュトヘル」として。
 
    ☆

 武力で血を流して敵に復讐しようとする、西夏国の女、シュトヘルと、文章と音楽でシュトヘルと同じことを伝えようとする少年、ュルール,
 どう考えても、気のあうはずもない、合意できるはずもない2人の、めぐりあい、からみあいがテーマの物語です。
 そして、「なぜ、モンゴルの大ハンは、西夏国の文字まですべて滅ぼそうとするのか?」

    ☆

 13世紀初頭の中国大陸、モンゴル、金国(北宗を滅ぼした)、南宗、西夏などの国と民族と個人が織りなす、生と死の物語です!

 …たぶん、この項目、続きます。文字が好きな(ぼくと同じ「活字中毒」の)ュルールの思いを、次回,語りたいと思います。

 次女から借りた物語ですが、現代日本の高校生「須藤君」は、なかなか登場しないようです。第3巻で出てくるようですので、そこまで行ったら紹介します。

 


雨宮日記 7月29日(月) 列島西部は異常な豪雨です

2013年07月29日 21時07分01秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月29日(月) 列島西部は異常な豪雨です

 浜松市も今日は、1日、降ったり止んだりですが、昨日から今日、山口県・島根県・石川県で異常豪雨です。

 人間が過剰な生産活動で引き起こした「温暖化」いや「異常温度上昇」現象が、集中豪雨やいろんな現象を起こしているのだと思います。

 ☆

 2年に1度の「車券」でした。スズキ・アルトは、10年前に、たんに値段を比較して一番安かったので買った、商用車です。車は動けばいい、事故の時の「安全」など考えたら、とても費用対効果で高価になると思ったので選びました。もちろん、スズキという企業も、会長さんの鈴木修さんも大嫌いです。10年前に、定価で48万円、ローンで60万円でした。

 朝取りに来てくれて、夕方届きました。10万円を少し超えました。

 則子さんが「去年は半分くらいだった」と言いましたが、去年は「車検」ではなくて「1年点検」ですから,安かったんです。いずれにしても、車という物は、あるいは機械というものは維持費がかかるんですね。

 ☆

 部屋を、というより、部屋のなかの資料を片付けながら、平行して、「平和年表」づくりを再開しました。というか、これをやらないなら、則子さんの非難の目に耐えて、「紙の資料」を維持してきた意味がないのです。

 2年後の、2015年、戦後70年には完成したいと思っています。A4版横でつくって、B4版に拡大して印刷するつもりです。

 


雨宮日記 7月28日(日)の2 浜松市内で起きた父と娘の孤立死…

2013年07月28日 22時48分55秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月28日(日)の2 浜松市内で起きた父と娘の孤立死…

 今朝の『中日新聞』に、市内で起きた父と娘の孤立死…について特集記事が掲載されていました。

 今年、父親は80何才くらい、娘は40何才、母は娘が小さい頃に亡くなっていて、娘が10代の頃から父と娘だけですね。

 問題は父が「資産家」で財産があるので、娘が働かなくても食っていける、ということですね。問題は、「家族の孤立」ということではなくて「家族内の依存」ではないでしょうか。

 父が資産があるなら、お手伝いさんなり雇って「娘よ、君は独立して1人で生きていきなさい」となるべきなのに、父と娘がお互いに依存関係になってしまったのが間違いだと思います。

 もう一つ、父親が倒れたときが転換点ですね。そのときに、行政や医療などが、なぜ、介入できなかったか?それが、自立と連帯の転換点であると思います。

 つまり、2人とか3人の「核家族」は、きわめて不安定で、永続しません。

 この問題は深いので、詳論します。


雨宮日記 7月28日(日) ぼくの部屋で床が見え始めました!

2013年07月28日 22時25分25秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月28日(日) ぼくの部屋で床が見え始めました!

 来年1月に長女が「里帰り」するのですが,お父さん(ぼくです)が、それまでにちゃんと2階の予定の部屋を片付けて撤退するかどうか、心配になったんでしょうね。

 まだ家にいる次女が、たぶん「お父さん、ぜんぜん片付けてないよ」と言ったんでしょうね。まあ,見かけはそうでしょうね。でも、弁証法哲学の基本で、量の問題よりまえに質の問題を解決しないと…ということで、同じ種類の文献を一つにまとめる作業をずっとしていたんですね(…言い訳…)。

 今日は,則子さんが驚いてました。「智彦くんの(真ん中の部屋)部屋、床が見える!」。

 家の2階は、4部屋あります。次女が使っている部屋と、ぼくが、書庫&事務所に使ってきた2部屋と、いま則子さんとぼくの寝室になっている部屋と。

 この「いま夫婦の寝室」を長女の里帰りで明け渡して、ぼくの「書庫」は2部屋から1部屋に縮小しようという「計画」が進行しているようです、たぶん。

 でも、今は暑いんですよね。今日も、浜松市の指定ごみ袋で2袋、出しました。則子さんは、「こんなに捨てるんだ!」という表情で,るんるんでした。ぼくは、汗だくだくで、熱中症になりそうです。

 いえ,別に文句を言ってるんじゃないですけどね。頼ってくれるのは、嫌じゃないので。でも、暑いです。夏ですね。

 


雨宮日記 7月27日(土) 則子さんがアゲハチョウの幼虫を見付けました

2013年07月27日 22時14分27秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月27日(土) 則子さんがアゲハチョウの幼虫を見付けました

 午前中は、長女の耳鼻咽喉科への通院の「アッシー」君になって、長女夫妻のアパート(東区中田町なので家から車で数分…)に朝行って、曳馬1丁目のT医院へ。

 待つあいだに、ラフマニノフを聞いたり、本を読んだり、目の前の用水路の樹木で鳴いているセミを写真撮影したり…。

  ☆

 夕方、則子さんが「庭に変な青虫がいる!イラガかな?」と言うので、見たら、形は、どうみても「アゲハチョウ」タイプの青い幼虫です。

 イラガはクスノキに発生する、則子さんからは「害虫で親の敵にされています。図鑑『ネオ 昆虫』を見たら、これは「あげはちょう」そのもので、「クスノキ」に来るようです。

 則子さんが「あっ!これ、クスノキの下にいた」というので、クスノキに戻してあげました。

 育って、キレイなアゲハチョウになるといいですね。

 

 


浜岡原発ニュース 7月 中電が浜岡原発直下断層の「調査」開始

2013年07月27日 22時06分54秒 | 浜岡原発ニュース

浜岡原発ニュース 7月 中電が浜岡原発直下断層の「調査」開始

 なんなんでしょうか?いままでの調査で「安全」という確証があれば「調査」いや実質は「再調査」なんか必要ではないですよね?

 私たち(浜岡原発永久停止裁判の原告団・弁護団・静岡県の会)の主張を、ある程度「考慮」して、「再調査」するんでしょうか?

 いや、たぶん、ちがいますね。

 このままでは、再稼働できそうもないので、「安全」という観念を補強したくて、始める調査でしょう。

 ぼくたちとしては「調査への参加・監視」を要求したいと思います。論議します。

  ☆

 この間、現地調査もして確認してきたことは、浜岡原発の基礎をなしている地層は実は「中新世」ではなく、より新しい「鮮新世」の地層で、この同じ地層を、浜岡原発の敷地の外で確認できるのは1カ所しかありません。

 中電は、浜岡原発の敷地内・敷地外でボーリング調査もするようですので、事実とデータに基づいて真実を追究する私たちの立場で、今後、評価して行きたいと思います。

 

 


雨宮日記 7月25日(木) 暑いのに労基署・浜松市へ則子さんと申し入れ

2013年07月25日 23時16分55秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月25日(木) 暑いのに労基署・浜松市へ則子さんと申し入れ

 午前中から、というか、朝からボクが起きれるようになりました。つまり、普通人のくらしに復帰しつつあるので、長女や則子さんが午前中から、ぼくを使うようになりました。まあ、嫌じゃないです、嬉しいですけど。

 今日は、午前9時過ぎに車で則子さんと家を出て、まず浜松労基署へ向かいました。則子さんが中区中央の「県総合庁舎」と言い張っていたので、おかしいなと思いながら、それに「夫は妻に従いつ…」を守って、口論せずに、まず総合庁舎の駐車場へ入ろうとしました。

 門番の人に「労基署へ行きたいんですけど」と言ったら「それは、ここじゃなくてすぐ東の合同庁舎の駐車場です」と言われて、そっちへ回りました。

 則子さんは、ぼくのような「理論」を信じるのとちがって、自分の行動と自分の体験以外は信じない「行動派」なのですが、ときどき困ります。

 ちょうどうまく「合同庁舎」の駐車場に入れて、8階の「浜松労基署」へ行きました。

 前日までに2人で作ったA4でほぼ2ページの、かなり詳細な文書をもって、労基署と浜松市の障害福祉課に現状を説明しました。

 「則子さん文書」、読みたい方は、連絡ください。

 どっちも、向こうが「もう終わり」と言わないので、かなり詳細に話をして、浜松市の障害福祉課と話を終えたのが12時直前でした。

 則子さん1人の給与を取るのだけが目的ではないです。障害者も健常者も、まともに働ける、いい職場をつくる努力をしたいと思います。

 「わたみ(和民)」みたいのが、あっちこっちにあるのは異常です。

  ☆

 午後は、ぼくは「浜岡原発裁判静岡県西部の会」事務局会議へ参加。則子さんは、夕方から静岡市へ、夜、「原水爆禁止世界大会静岡県実行委員会総会」へ、浜松を代表して出ないといけないので、午後の会議はパスして、ぼくだけ出ました。

 福島原発事故のリアルな実態をこの眼で見たいということで、西部の会で、福島現地見学調査を論議しました。

 ぼくは、もともと「歴史科学」ですから「実際に、この眼で見ないと」成り立たない、のであれば、そもそも「歴史科学」は成り立たないので、見ないとダメだということではないです。

 「講談師、見てきたようなウソをつき」になりますからね。

 でも、実際にみれるなら、その方がいいですし、正確になります。

  ☆

 次女のアイさんが、夜帰って来て、則子さんとボクの部屋へ来て言った一言。

 「お父さん、わりあい片付いてきたね」

 (片付いてきたのではなくて、単に、奥の、ぼくの使っている2部屋へ、機械的に移動しているだけなんですけど)

 「なんだよ、(姉の)Tさんに、お父さんがちゃんと、自分が里帰りする1月までに片付けるか、監視して、って言われた?」

 「そうでもないけど、片付かなかったら、お父さんに、アパートへ通ってもらうって、言ってたよ」

 それは、いい考えですね。その方が楽かも…。

 

 

 


雨宮日記 7月24日(水) 午前は涼しい雨で午後は暑かったあ…

2013年07月24日 22時09分23秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月24日(水) 午前は涼しい雨で午後は暑かったあ…

 本来なら、今頃は、則子さんはフルタイムであるいは夜勤で働いていて、ぼくが朝食のみそ汁から作り始める、という予定でしたが、則子さんが、就職した「障害者就労支援」の名目のブラック企業があまりにひどい「地獄」なので、そこから離脱して、いま「地獄」と全面的に争っています。

 今日、労基署と浜松市に相談(という名目の「要望」もしくは「強要」ですね)に行く予定でしたが、則子さんとぼくで作る文書(つまりボクが作って則子さんが赤ペンで真っ赤に修正して、何回も校正していく…地獄の過程ですね…)が間に合わないので、明日に延ばしました。

 こういう文書作りは、則子さんと結婚してから、熱々の蜜月時代を終えて、ぼくが則子さんという司令官・リーダーの下で「参謀」「秘書」「事務局」として働き(もちろんずっと無給です!)始めてから、恒例になりました。

 自分たちの今のレベルで、最高の文書を作るには、お互いに、自分を最大限に出し合って、やりあわないと、いいものはできません。よって、ほとんど、こういう時は、気を抜けない、対等平等の「けんか」状態です。

 夜中の22時過ぎ、やっと明日、浜松労基署と浜松市障害福祉課に提出する文書ができたので、やっとホッとして「雨宮日記」を打っています。

  ☆

 今朝は雨でした。午前9時すぎ、父の希望で図書館で予約した本、3冊を取りに中央図書館へ。

 自分の興味の釈超空に関する伝記・評論も借りました。

  ☆

 夕方、テレビで、気象予報士についての、いい番組をやってました。

 NHKテレビ「仕事ハッケン伝」 
  2013年7月24日 午後4時半
 
 ☆気象予報士三浦奈保子が言われたこと
 社長「よその人がどういっているという説明でなく
   自分の頭でどう考えるかという説明をしてください」
 三浦「自分で問題を発見しないといけない」
  ☆「見逃し」「からぶり」
 三浦「防災という観点からいうと「見逃し」は許されない」

  先輩「朝起きて・・顔洗って・・着替えて・・電車に乗って・・
    どこに天気が存在するのか」

 三浦「予報ってなんですか?」
 金子「ガンバッテもガンバッテもゴールはないんだ」
 女性「私はほんとうに空が好きですよ、それがはじまり」

 三浦「正確なデータは機械が出せるけど
    相手に伝えるのは人間がやらないと、ダメなんですね」

 三浦「今日は難しくないですか」
 金子「難しいよ。気象だもん。」
   「ちゃんとまとめないと、聞いてる人がわからなくなる」

 ぼくのとりとめのない感想

   「気象予報士というのがあるなら
    平和のための戦争予報士があってもいいですね。
    いやもっと広く社会予報士かな?

   ゲド戦記では、ロークで、いろんな「長(おさ)」が、いろんな役割を担っていたような気がしますが、どうでしょうか?」

   ☆

 今日も聞けたのは、クマゼミだけです、たぶん。

 シュワシュワシュワシュワ…あるいは…シャーシャーシャーシャー

 ミンミンゼミや、アブラゼミや、ヒグラシや…いろんなセミの声を聞きたいけど…。


雨宮日記 7月23日(火) 今日は茹でられるような暑さでした

2013年07月23日 23時01分23秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月23日(火) 今日は茹でられるような暑さでした

 今日は、ものすごく暑くて、2階の則子さん(とぼくの部屋、まだ今は…)でノートパソコンを打っていたら、扇風機を回しても、ただ熱風をかき回していている感じで。

 則子さんは、午前中、暑い中、バイクで「絵手紙の会」へ行きました。6月前半に、障害者就労支援施設で働くのを「明日から来ません」と通告してやめてから、まだ2ヶ月になりませんが、この間、未払い給料を取るのに、2人でいろいろ話し合って、浜松市や労基署に行ったり、いろんな人と相談して、こういう「ブラック企業」を許さない行動をしています。

 明日は、7月20日に支払われるべき「最後の給料」の支払と、ブラック企業の根絶を求めて、浜松労基署と浜松市に2人で話に行きます。

  ☆

 午後、妹が自分の家でとれた野菜を持って訪問してくれました。一番喜んだのは、取り立ての新鮮な野菜が大好きな、次女の兎「豆子」さんでしょうね。さっそく、ニンジンの葉っぱを、飛びついて食べていました。

 来年のわが家のことや、来年の妹の家のことなど(どっちもめでたい話です)、いろいろ楽しく話しました。わが家は風疹も安心ですとか…。

 ☆

 夕方、テレビをつけてニュースを見たら、なんと「浜松市、気温38.1度で、全国2位」でした。もちろん、この「38.1度」は天竜区でしょうけど。中区も暑かったです。

 暑さが続くので、まだ「古墳・神社・遺跡巡り」を再開する気分になりません。涼しくなった9月からかな。それまでは、文献研究をしたいということで、しばらくお待ち下さい。

 


雨宮日記 7月22日(月) ぼくは「マルクス抜き書き」則子さんは「俳句」

2013年07月23日 00時14分17秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月22日(月) ぼくは「マルクス抜き書き」則子さんは「俳句」

 暑いですけど、心と体は「マルクス抜き書き」に熱中しながら、殻だが「熱中症」にならないように、冷蔵庫で冷やしたお茶をたくさん飲んでいます。

 「マルクス抜き書き」は、いま300ページになりました。まだ始まったばかりですので、最終敵には(最終は「ぼくのいのちが終わるとき」です)、数千ページになるかもしれません。印刷するのではないので、気楽に、どんどんページは拡大していきます。

 これ、作っても、読んでくれる人はいるんでしょうか?もちろん、ぼくは則子さんへの「エンディング・メッセージ」のつもりで作っています。

 則子さんに「必要なことは、すべて教えた」つもりでしたが、まだ語りきっていないんでしょうね。

 ☆

 次女が映画「風立ちぬ」の売店で、紙飛行機キットを買って来ました。次女がはさみと接着剤で組み立てて作ったので、午前中「飛ばしに行こう!」ということになりました。

 ぼくの車で、上島の馬込川岸の「駐車場」へ行って飛ばそうとしたら、つばさの接着剤がはがれてしまって、あとにしようと決めました。

 ☆

 お目当ての「パン屋さん」が休みだったので、家の近くの、最近できた「ふつうのパン屋」さんへ行きました。

 意外に、おいしかったです。

 写真はショウリョウバッタ、かな?

 

 

 


本と映像の森 258 宮崎駿さんアニ眼映画「風立ちぬ」を観ました

2013年07月21日 00時42分10秒 | 雨宮日誌

本と映像の森 258 宮崎駿さんアニ眼映画「風立ちぬ」を観ました

 今日が全国封切りの、宮崎駿さんの映画「風立ちぬ」を則子さんと次女と3人で、今日の最終、ザザで午後9時から観ました、というか「体験」しました。

 堀辰雄さんの小説「風立ちぬ」と零戦の設計者・堀越二郎さんをドッキングさせて描いたアニメですが、宮崎さんが初めて「現代史」に挑んだということで、期待して行ったら、期待以上でした。

 とにかくアニメの映像が美しいです。実写よりも美しいです。たとえ、実写でも、監督や俳優やカメラマンの眼や心が曇っていれば、美しい映像は撮れませんね。そういう「美しくない」「汚れた」映画が多いのではないですか?

 たとえば、二郎さんと菜穂子さんが結婚するシーン。菜穂子さんが廊下を歩いてくるシーンは、菜穂子さんの着ている婚礼の着物は少しくすんだピンクなのですが、部屋で待つ二郎さんが部屋から、ガラスを透かして見た瞬間に、菜穂子さんの着物は明るい赤に、一瞬で変化します。

 つまり、二郎さんが見た、「新妻」菜穂子さんの映像ということです。

 基本ストーリーは、「二郎」の少年時代から始まって、二郎が大学時代に関東大震災に遭遇し、「菜穂子」に出会い、10年後、軽井沢で「菜穂子」と出会って…という恋物語と、二郎が現実にたどったリアルな戦闘機設計者の物語です。

 それに、二郎さんが少年期から何回か見る「夢の世界」で遭遇する、イタリアの陽気な飛行機設計者との「夢の草原」、その3つがからまって物語は進行します。

 つまり、3つのストーリーが縦糸で、さらに二郎さんと親友・同僚の本條さんが留学するドイツ(ユンカースなど)・日本・イタリア(夢の草原)を横糸にして、とても素敵な物語になっています。

 ちょっと欲求不満なのは、終わりの方がかなり「はしょって」いて、零戦の開発や零戦の破綻や太平洋戦争の終末をほとんど描いていないことでしょうか。二郎さんと菜穂子さんの終わりも。

 宮崎さん、2時間では足りませんでしたね。もう少し、戦前日本の終末を描いて欲しかったな。

 ラストシーンは、イタリア人設計者との「夢の草原」で、まるで「風の谷のナウシカ」の「腐海」で巨神兵の残骸が横たわっているようなシーンです。

 草原に日本軍の飛行機の残骸が横たわっているなかを、二郎さんが歩いていき、丘を越えると、イタリア人設計者に会います。

 以下、ネタバレはやめますが、推薦アニメ映画です。

 宮崎さんの最高傑作とボクが思っている「ハウルの動く城」を越える傑作かもしれません。いや、そうじゃなくて、30年前の「風の谷のナウシカ」に、まるで回帰したような作品かも。

 ☆

 いちばん印象的なのは、関東大震災で大都会が猛火に包まれたり、飛行機が敵の戦闘機の襲撃で燃え上がったり、実験機が墜落して燃え上がったり、都市が爆撃されたり、という凄惨な被害のシーンをリアルにじっと見ていることですね。

 それはラストの「残骸が散らばる夢の草原」に結実しています。

 明日、いやもう今日ですか、参議院選挙の投票日です。投票者にも、すごく大事なことを強く訴えているアニメ映像であったと思います。

 宮崎さん、ありがとうございます。

 ☆

 仕事が忙しい中で、夜おそく、寝たきりの菜穂子さんが待つ、離れの新居(しんきょ)に設計図を持って返って来る二郎。菜穂子の寝ている布団の横で机に設計図を広げる二郎。

 菜穂子は「もっと近くに来て」と言って、「手をください」と言います。

 左手を菜穂子に出して手をつなぎあうふたり。

 仕事をしながら「ちょっとタバコが吸いたい」という二郎。

 「だめ。ここで吸って」と、ギュッと手を握って離さない菜穂子。

 仕方なく、左手で菜穂子の手をにぎったまま、右手でタバコを吸う二郎。

  ☆

 今でも、ときどき、手を握って寝てしまうぼくたちですので、ボクはこういう映像、どういう発想で撮ったんだろうと、感激します。

 とっても大事な時間でしたね。二郎さんと菜穂子さんにとっても。ボクと則子さんにとっても。

 写真は次女が映画館で買って、月曜日に作った紙飛行機です

 

 

 


雨宮日記 7月19日(金) 図書館へ予約本を取りに行ってセミ殻を

2013年07月19日 21時12分44秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月19日(金) 図書館へ予約本を取りに行ってセミ殻を

 暑くなってきたので、かなりクマゼミがシャーシャーシャーと鳴いています。

 朝9時前に図書館に電話して、「開館時間が9時」であることを確認してから、車で家を出ました。予約した奥田さん訳『完訳 ファーブル昆虫記』の第1巻上と第1巻下の2冊を借りました。

 父が「借りてくれ」と言っていた「岩波日本思想体系 崋山・長英・象山」と高見順「闘病日記」の上下、なくて予約しました。

 駐車場へ戻ったら、目の前の木の幹に、セミの抜け殻がありましたので、則子さんへ「おみやげ」に、しました。

 則子さんは、体を使って、毎日、忙しく動き回ってます。すごいです。わが妻とはいえ、心より尊敬します。

 午後は電話が来たY書店三方原店へ、本を買いに行く。岩波文庫のリカードの上下2冊、やっとアダムスミスの国富論と、そろいました。

 かなり、ここで本を買うので、店員さんと、かなり顔見知りになって、ぼくが入っていくと「あっ、(雨宮さんが来た)」という感じで、すぐ探してくれます。

 もっとも無収入になったので、これからは、あんまり本は買えないと思いますが。

 「本が来ました」と電話が来るときは、店内を「ぼくに読んでもらいたがている本は「いないかな?」」と巡回します。

 そうしたら、「いました」。あさのあつこさん著『ヴィヴァーチェ 宇宙(そら)へ地球へ』角川文庫。ぼくも喜んで、「ぼくに買われたがっていた本」を買いました。

  ☆ 

 このリカードさんの本とスミスさんお本をマルクスさんの本(資本論、剰余価値学説史、経済学批判要項など)を読みながら、いちいち参照して読もうという魂胆なわけです。もちろん「マルクス抜き書き」に反映させながら。

 いつ終わるともわからない、「果てしない流れ」の作業ですけど。やってみる価値はあると思います。

 いま「雨宮智彦 小松左京 果てしなき」で検索したら、ぼくは「本と映像の森」で、小松左京さん『果てしなき流れの果てに』を書いてなかったですね!

 ごめんなさい!故・小松左京さん!必ず書きますからね!

  ☆

 夕食は、ぼくがオツユをつくり、トマトを切り、冷蔵庫に溜まっていたナスとキャベツと小さなソーセージで炒め物(塩こしょう味)をつくりました。則子さんも帰って来て、父向けのジャガイモの煮付けをつくりました。

 今日は夕方、「久しぶりに、濃いコーヒー(「ガリレオ」の湯川学准教授が飲むような、ちゃんとした「インスタントコーヒー」です)を、小さなカップで飲みました。

 コーヒーさん、ありがとう…。

  ☆

 もちろん、今は午後9時40分ですので、もう飲みながら寝る体制に入っています。このブログを打ちながら、最初は「キリン のどごし生」の500ml(コンビニで1本190円くらい)を1本、そのあとは氷オンザロックで冷酒を何杯か、飲んで、寝ます。

 あんまり早く寝ても、お布団のむこうにいる則子さんが「寝れない」と言うし、ぼくは、暑がりで、扇風機をずっとつけていないと眠れないのに、則子さんは寒がりで、扇風機をすぐ消したいので、なかなか、その攻防が、きびしいです。

 眠れなかったり、目が覚めたりすると、必死で寝ようとして、寝れなくて、かなりの確率で、則子さんには言えないような「淫夢」を見ることになるので、「淫魔」さんはこわいです。今夜は来ないでくださいね。

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 セミ殻のおみやげは、この生きている「地球世界」のシンボルなんですね。則子さんと、もうすこし、この世界を生きて行けたら幸せです。

 今はとても貴重な、幸せな時間です。

 「ゲド戦記3」のレバンネンがゲドとともに過ごす旅が、すごく貴重な時間であったように。

 角川文庫版『幻魔大戦』で、高校生の郁江さんや市えさんたちが、東(あずま)丈(じょう)さんと過ごす時間がすごく貴重であるように。 

 セミたちは地中で何年も過ごして、生涯の最後に、結婚して子どもを産むためにだけで、地上に出てきて「セミ」になり、雄たちは、雌を求めて、必死の「恋歌」を歌います。

 地上での猶予期間は、わずか数日、7日間くらいです。

 則子さんが「今朝、家の前のクスノキの下に、クマゼミさんが休んでいたわ」と言ってました。もちろん、求め疲れて、ついに自分の子孫を残せなくて、そこに休んでいたのかも、しれません。

 自分の子孫を残せたか、残せなかったか、それはわかりませんが、生命みんなのそういう努力・思いを認めて、この人類社会・日本社会を再建できたらと思います。

 

 

 


雨宮日記 7月18日(木) 長女の運転免許証更新につきあって

2013年07月18日 22時36分43秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 7月18日(木) 長女の運転免許証更新につきあって

 長女は結婚して、わが家からちょっと東(車で10分の近さ)の中田町のアパートに住んでます。

 今日は、長女が「運転免許証更新」で、浜北の「運転免許センタ-」へ行くので、「お父さん、車で行ってくれる?」と言われて、喜んで「いいよ」と。

 中田町から浜北まで約30分、免許センターで約40分、帰り道で30分、帰りに「スーパー丸滝」に寄って買い物をして、Tさんのアパートに送りました。

 まあ、でも、親としては、娘に頼られるのは、「いやじゃないです」ね。すごく「嬉しいです」

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 夜、次女が帰ってきて「お父さん、20日夜の「風立ちぬ」のチケット、すごい売れていて、なんとかとった」と!

 「人生で大事なことは宮崎アニメで学んだ」ぼくとしては嬉しいけど、映画を静かにじっくり見れないと、いやだな。

 このまえ、次女とザザに見に行った「ガリレオ 真夏の方程式」は、あのすごい前宣伝(テレビで全シリーズを全部見れた)にもかかわらず、すごくスカスカでした。

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 今日は、浜松は少し雲はありましたが、晴れていました。ところが、伊豆半島ではすごい雨だったというテレビのニュースでした。