雨宮日記 12月31日(火)の2 あと3時間半、今年はいい年でしたか?
則子さんの集金につきあって午後6時過ぎから8時過ぎまで運転手をして、最後に早出町のマックスヴァリューで買い物をして帰って来たら、もう次女は長女夫妻のアパートへ泊まるためにバイクで出かけていました。
3人と兎1匹の大みそかになりました。
いま則子さんが「玄米茶、飲む?」と言ってくれましたが、残念ながら、もう「飲む」態勢に入ってしまったのでした。
さっき、あらためて、則子さんに「今年も、いろいろありがとうございました」とお礼を言いました。「なに、あらたまって」と言ってましたが、ちゃんとお礼を言うのは大事です。
さっき車で2人で帰ってきた時も「お疲れさま」と言いました。則子さんが帰って来たら「おかえりなさい。お疲れさま」、食事をしたら「ごちそうさまでした」(もっとも、これは食事を作った人じゃなくて、食事になってくれた植物や動物に言ってるんですけど)、寝るときは「お休みなさい」。
何かしてくれたら「ありがとう」。キスしてくれたら「ありがとう」。◎◎してくれたら、あたりまえじゃなくて「ありがと、愛してるよ」。
則子さんだけでなく、家族にはちゃんと、お礼をいうのが家族の礼儀です。
もちろん、肯定だけではなく、否定も大事です。イヤなことはイヤ、できないことはできないと言わないと、正常な夫婦や正常な家族は成り立ちません。
則子さんは「智彦くんは、逃げ足早いね」と言ってますが。はい。黄泉の国でイザナミから逃げるイザナギのように、逃げるときは必死で逃げます。
逃げるときに大事なのは「断ち切る」ことです。断ち切らないと、『幻魔大戦』で東丈に心の奥底で依存してしまう井沢郁江が「偽東丈」で歪んでいくように、自主独立が保てなくて、歪んでいきます。
そういう話も、来年は書いていきますね。ハラスメントとゆがみ。異常がふつうになっている社会関係。
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今年の回顧は、年賀状「初春新報」で書きますが、「ぼくたちは、いい年、世間はわるい年」でしたね。
今年も夜中、NHKテレビ「ゆく年、くる年」で各地の除夜の鐘を聞いて、新しい年を迎えようと思います。
あの「鐘の音」は、日本人にとって2千年前の「銅鐸」の音の記憶、平和だった時代の追想であると思います。
何のまとまりもないブログですが、では、みなさん、来年も「雨宮智彦のブログ」を、よろしくお願いします。